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デフレの原因とは?【経済】

昨日に続き、経済学を基礎から学んでます。

今回は経済におけるモノの価値、つまり「価格」の決まり方について、アウトプットも兼ねて解説します!

モノの価格の決まり方

経済活動で取引される全てのモノには、価格の決まり方に大きな原則があります。

それは、量が多いモノは価格が低く、逆に量が少ないモノは価格が高いということです。

例えばサンマが不漁のときは値段が高く、豊漁になったら安くなるみたいな感じです。

他にも、数が少なくて貴重なダイヤは価値が高く、道端に落ちている石ころは価値が低いと言った具合です。

この説明で、店で売られている商品の価格については納得します。

でも、この原則が「お金」にも当てはまると言うと、かなりの人が理解できなくなってしまうのです。

デフレの原因

★ここめっちゃ重要!★

まず、日本は20年以上デフレに苦しんでいます。これは議論の余地もありません。

では、そもそもデフレとは何でしょうか?

デフレとは、継続的にモノの値段が下がり続け、経済全体が収縮していくことです。

では、デフレの原因はいったい何でしょう?

正解は、お金の量が少ないからです。

少子高齢化や中国の台頭ではありません!

もちろん、個別の商品が売れなかったり、値段が下がるのは様々な理由があります。

その理由は、経済の仕組みについて理解していれば分かることです。

改めて説明すると、経済活動とは交換をすることです。

交換は、その人にとって価値の低いモノから価値の高いモノへと行われます。

また経済における価値は、量の多いモノは価値が低く、逆に量が少ないモノは価値が高いでしたよね!

では、現在の経済活動の交換は、何と何で行われていますか?

もちろん、「お金」と「モノ」ですよね!

そしてデフレは、モノの価値が下がり、お金の価値が上がります!

デフレでは少ない金額でモノが買えるので、当たり前ですよね?

経済において、量が少ないモノの価値が高くなります。

したがって、デフレの原因はお金の量が少ないからなのです!


ここは重要なところなので再度繰り返します。

モノの価値は量が多いモノは価値が低く、逆に量が少ないモノは価値が高いです。

だから「デフレ = お金の価値が高い = お金の量が少ない」ということです!

これは本当に基本的な原則です!


最後までお読みいただきありがとうございました!

参考

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