見出し画像

【第10話】すべての過去に許しを与える。突然、娘が僕を探して現れた…

(2,875字)

人生というのは、本当にどこでどうなるか分かりません。

(これは僕の講演会の時のお題の一つです)

====
いつものように、東京から札幌に出張し仕事をしていました。札幌で仕事をする時は、うちの両親のサロンの椅子を1台借りて、仕事をしています。

ある日、突然高校生くらいの女の子が店に入ってきました。実家は床屋なので、女性客がフリーで来ることはなく、全て予約制です。

「あれ?ダブルブッキングしちゃったかな?」と思って、女の子の方を見ると泣いているではないか…。

「え?外で事件?痴漢?」と思って、「こんにちは」と恐る恐る声を掛けると。

泣きながら蚊の鳴くような声で…。

「娘です…」と

ここから先は

2,570字 / 1画像

フリーランスを目指している人には、成功のエッセンスがこのエッセイに詰まっています。 2011年秋。長年の海外生活を終え、日本に帰国。顧客…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?