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1度海外へ出れば、日本の良い所と悪い所が分かる。日本の価値を知ってから日本に閉じこもれ。

同じ街に住んでいると、何もかもが当たり前過ぎて、良さも悪さもわからない。

札幌から東京に出た時、「北海道は海産物が美味しいね」「北海道は空気が美味しい」とよく言われたものだ。

しかし、札幌に住んでいた僕には、全く意味が分からなかった。

しかし、同僚が連れて行ってくれた都内の居酒屋。ホッケの開きを食べた時の衝撃は今でも忘れられない。「こんなホッケ、食べたことない!!」もちろん悪い意味でだ。皮と身が剥がれない、ボソボソとくっついたまま。

ある日の仕出し弁当をスタッフと食べていた時。1人が言った「カニカマって、なんでこんなに本物のカニと同じ味なんだろう、食感も本物そっくり!」僕は驚いた、この人は本物のカニを食べたことがないのだろうか?どう考えてもカマボコとカニでは全然違う。

東京の良い所もたくさんある。雑誌に出てくるオシャレなカフェやレストランは、すぐそこにあるし、流行り物はいち早く都内に蔓延する。お金があれば楽しい!

このような事が世界レベル対日本で感じられる。

日本の物作り、正確さ、勤勉さ、宅急便なんて海外では有り得ない正確さだし、郵便物が行方不明になる事なんて日本では無かった。

食文化なんて、本当に世界一だと思う。こんなに味覚を計算して視覚的にも最高だ。

日本の歴史は世界一だし、海外に出ると日本人というだけでリスペクトされるのは、世界で1番古い国家だったり、天皇陛下だったり、武士道だったり、自動車や電化製品だったり、礼儀正しさだったり。

もちろん日本の悪い所も山ほどあると思う。政治も経済も、世界と比べると劣るところもたくさんあるし、教育だったり福祉だったり、まだまだ改善の余地があったり。

時間の使い方が下手だし、休日の過ごし方なんてオーストラリアを見習いたいって思う。

こうやって海外に出ることによって、今まで見えなかった日本人や日本の国について多くの事に気がつく。

それが分かってから、母国日本に戻り根を下ろすと、絶対に他の人達と考え方や視野の広さが別格になるのだ。

小さいところからでもいい、まずは家を出よう。他人と住んでみよう。それだけでも我が家の常識は他人の家の非常識を知る事ができる。

良いことは柔軟に取り入れ、悪い習慣やものことは捨てていけば、日々のアップデートは5年後10年後20年後に計り知れない差がでると思う。

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