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45.食の向き合い方。

こんにちは。
久々に昼投稿できそうです。
やす です。

最期の晩餐は何を食べたいですか?


僕は、納豆と白米、味噌汁。
納豆が好きで、
口の中に広がるあの感じ。
ネバーっと旨味なのか納豆菌が空間を押し広げる、
その感覚を楽しんでいる時、
充足感があります。
普段、雑穀米を食べるので、
最期ということであれば、
美味しさ重視で、白米をお願いしたい。
お味噌汁で充足感が増します。

大学時代、居候をして転々と住処を移して居たころ、
節約のため、冷凍ご飯と納豆でしのいでいた時期がありました。
そんな思い出もあって、
最期は美味しい納豆ご飯を希望するのかもしれません。

さて、そんな納豆好きな僕ですが、
事件です。
最近、最期の晩餐が書き変わろうとしています。

鎌倉にある点心庵。
けんちん汁発祥の地、建長寺直伝のけんちん汁が頂ける。
精進料理なので、お肉も魚もない。
普段、濃い味に慣れている方にとっては、薄味かもしれません。

僕はと言うと、
普段、食材そのものである、リアルフードのみで生活していて、
味付けは塩意外薄めです。
加工食品は、めったに摂らないので、
外食すると、濃さにビックリすることもしばしば。
自然塩と人口塩を味利きできるまでに成長しました。
(人口塩が悪いとかそいう話ではない)
実家が海沿いで、両親がなぜか濃い味に誇りを持っていたので、
僕も濃い味派でした。
人は変わるものです。

点心庵の「けんちん汁」と塩おむすびのセット

けんちん汁はごま油の香りで食欲をそそります。塩むすびが美味しい。

どれぐらい好きなのか?という話は、ブログにしたためました。
Googleで確認したら、定休日でした。
でも、諦めきれず、現地で確認したら、奇跡的に営業していた話。
お時間なければ、後半だけでも。

参考にしたい食との向き合い方。

割り箸の包み紙を開くと、とても参考になる教え。

食事五感文※現代訳部分のみ記載
一つ この食物が食膳に運ばれるまでには、幾多の人々の労力と神仏の加護によることを思って感謝いたします。
二つ わたくし共の得業の足らざるに、この食物を頂くことを過分に思います。
三つ この食物にむかって貪る心、厭う心を起こしません。
四つ この食物は、天地の生命を宿す良薬と心得て頂きます。
五つ この食物は道業をじょうぜんが為に頂くことを誓います。

点心庵のお箸袋より

これを読まずに食べる御膳と、
読んで、ふむふむと理解・納得して食べる御膳では、
価値が変わると思っています。
ただの薄口御膳ではないんです。
瞑想にピッタリな茶室にも入れます。
鎌倉に行った際には、ぜひ行ってみて下さい。

御膳が来るまでの間と、
お会計をする前、
自由に出入りできる茶室の写真もブログに掲載しています。
瞑想するのにピッタリ。
茶室もめちゃくちゃ好きです。


やす


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