悪玉コレステロールの値を平常値に戻した食事戦略②揚げ物

悪玉コレステロールを下げなきゃ!下げる食品を追加で食べよう

悪玉コレステロール 下げる という言葉で検索するとやれオリーブオイルが良いとかやれ大豆が良いとか出てきます。しかし食生活を見直すと揚げ物を気軽に食べていませんか?と思うのです。
下げる食べ物を追加する前に、「上げない努力」をしませんかと思います。
実際自分の場合は下げる食品を余り意識しませんでした。

なぜ下げる食品を追加でなく上げる食品を減らす なのか

それは単純に、下げる食品を追加してもオーバーカロリーの問題が残るからです。食事指導の際に「オーバーカロリーになっていなくても今の数字の3割程度は体内で必要なものとして作られる。しかしオーバーカロリーになると過剰に作られてしまう(ので数値が上がる)」と説明を受けました。
つまりトータルのカロリーを減らさないと、上がる傾向は変わらないのです。
カロリーに一番寄与しやすい(割合が多い)ものといえば揚げ物になるでしょう。

カロリーを手軽にとれてしまう揚げ物


タンパク質とカロリーは実は重量あたりのカロリーが同じ9kcal/gです。しかし口への入りやすさが違います。

これを見ると大さじ一杯で111kcalと、ご飯半分程度あります。
味覚にも寄りますが物理的には簡単に口に入ってしまいます。特に揚げ物に含んでいたりすると。
こんな感じで油は「意外と摂ってしまっている」のです。

でも夜遅く返ってくると、お惣菜ってからあげとかコロッケになるんだよね

という声が聞こえてきました。半年前の僕からです。
健康診断で悪い数値が出ている時点で、多忙であるということは百も承知です。そんな時にオススメなのが「一度自分で揚げ物を作ってみる」です。
大さじ一杯で111kcal、それをわんさかやらないとまず揚げ物を作ることが出来ません。
冷凍でも何でも良いので揚げ物をしたあと、鍋に残った油を見てみて下さい。

「食べ物に含まれてしまった油のなんと多いことか!!!」

大さじ一杯の油を見ても「別にこれをそのまま飲んでるわけじゃないし」と思っても、波々注いだ油がゴッソリ減っているのを見ると、揚げ物に対する目が変わると思います。これはオススメです。

揚げ物は出来たての美味しいヤツだけ

とはいえ、美味しいと感じる味覚やそれを食べざるを得ない生活スタイルもあるので簡単には改善出来ないかもしれません。
そこで導入しいてみたいのは「どうせ莫大なカロリーを摂るなら、出来たてで美味しいヤツだけにしたいな」という思考です。
惰性でコロッケを食べるのはやめて、どうせ食べるなら美味しいのをという思考です。

考え方の導入

白ごはんの時と同様、こんな考え方を導入すると、食事に対する考え方・感じ方が変わってくるのでは無いでしょうか。

※余談ですが、食事指導を受けている時「そういえば、最近ご飯を良く食べてしまいます」と言ったら「炭水化物は脂質よりカロリーが低いので、良いと思いますよ」と言われました。そんな考え方もあるんですね!

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