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128.ゴールドシップ④〜地力で勝ったり、吠えたり、復活したり〜

いつも僕のnoteをご覧いただきありがとうございます!
つっしーです。

ゴールドシップ5歳、普通は年を取れば落ち着くものですが、この馬は一筋縄では行かず、全く落ち着きません。
むしろ暴れだします笑

5歳時〜阪神大賞典・地力だけで2連覇しちゃう〜

前走と同じくブリンカー(馬の視界を一部遮ってレースに集中させる馬具)をつけたゴールドシップ。

珍しく、スタートから引っかかり、先行して前目からの競馬になります。

第4コーナーで先頭に並びかけると、そのまま直線で先頭に立つと、守りきりゴール。

引っかかりながらも地力だけで阪神大賞典を2連覇してしまいます。

5歳時〜天皇賞春・フェノーメノに吠える馬〜

阪神大賞典を連覇したゴールドシップ。前年に引き続き天皇賞春に行き、春の盾を取りに行きます。

単勝1.7倍に推されたゴールドシップ。

落ち着いてゲートに入り、落ち着いてレースに臨むか・・・
と思われましたが、突如ゴールドシップは隣のゲートに入っていた前年の覇者フェノーメノに吠えだします。

馬が隣の馬に対して吠える・・・。
この影響でゴールドシップは出遅れ、結果的にフェノーメノが連覇を果たすのですが、ゴールドシップはフェノーメノが勝つとわかっていて、フェノーメノに喧嘩を売っていた説や、威嚇をしていたという説があります。

出遅れの影響で惨敗し、レース後にゴールドシップは軽く肉離れを起こしていたことが判明します。

5歳時〜前馬未到の宝塚記念連覇!!〜

幸いにも怪我が大事には至らなかったゴールドシップ。
ブリンカーに加えてシャドーロール(視界の下方を見えにくくして前方に集中させる馬具)をつけて、宝塚記念2連覇に臨みます。

懸念されたゲートはスムーズに出ていつもの最後方から・・・と思われましたが、外目の枠を生かして外から中団まで上がっていきます。

中団からの競馬、スローなレース展開、時計のかかる阪神競馬場、少し荒れ気味の馬場状態・・・シップが勝つ条件が全部揃いました。

4コーナーからシップの末脚が炸裂し、3馬身差をつけての圧勝。

これは史上初の宝塚記念連覇馬となり、シップ復活の狼煙となったのです。

今回のまとめ

まだ5歳時のゴールドシップは続きがありますが、ゴールドシップは年を追うごとに気性的に難しくなっていきます笑

フェノーメノに吠えたり、馬具をつけられたり・・・面白いです。
気持ちのムラが大きくなっていったと言い換えてもいいかもしれません。

やる気が出たら走る、やる気が出なかったら走らない・・・気分感情の生き物、そう、人間のようになっていくのです笑

前回も書きましたが、この人間っぽさがゴールドシップが好かれる原因の一つですね。

気分感情で走るとかプロとしてあるまじき行為ですけどね・・・笑

次回はフランスの凱旋門賞に挑戦する5歳秋を取り上げます。

それでは今日はこのへんで。また明日もよろしくお願いしますヾ(*´∀`*)ノ

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