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大企業からの転職記_#2_入社前1on1 with CEO

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前回はかなり他愛のない「Slackに早く慣れたい」という話でした。
まぁこんな感じで思ったことを、気ままに発信できればと考えています。

今回は入社前の話について記載していきます。
文字数:約2,000

1.入社までのプロセス


自己紹介の中では、2021年7月にネクスタに出会い、2022年4月入社まで待ってもらったと書きました。

簡単な時系列ですが

21年7月   スカウトメールを受ける
21年8月   CEO 永原さんと初面談
21年9月   CEO 永原さんと2回目の面談
21年9月   内定
21年9~10月 退職交渉(※ここは色々あったのでまた機会があれば)
21年12月   前職の引継ぎ開始
21年2月末  最終出勤
21年3月   ネクスタ業務支援
21年4月   ネクスタ入社

そして今回の話は、内定通知後の21年11月23日に実施した1on1の話です。

2.入社前1 on 1


入社前1 on 1の議題は

①私がネクスタの事業について質問し、ネクスタとしての課題と取り組むべき施策を考え、短期・中期の事業計画&施策立案を行う

②今度は逆に私に現職の事業について、質問をもらい、永原さんが課題と取り組むべき施策を考えて短期・中期の事業計画&施策立案を行う

議題からして明らかな能力テストだと思い、事前に資料へのアクセス権はもらっていたので結構準備をしました。

主に課題として狙いを立てたのが、「ベンチャーとしての成長性」「資金繰り」「組織」ではないかと考え、PL、BSを過去3年分チェックしました。
その他は会議資料を確認し、ターゲットや具体的なKPIを探しました。

そこから質問を30個ほど出しました。

結論は、議題①について

私の完全な準備不足で課題抽出も施策立案まで行きつかなかった

私の永原さんへの質問は

・ビジョンは?
・採用方法は?
・PMFを具体的にどのように進めたか?
・データドリブンな経営をするために取り組もうとしていることは?
・PLの売り上げ構成の詳細
・開発費の償却費管理

などなど。
課題を出すというよりか、「俺も経営知ってます!」って単なるアピールだったな、と反省しています。

ネクスタは限れたリソースでどれだけ急速に成長するか、が大きな課題

であり、そのプロセスのパターンを大量に出して(仮説)を出し、それらの仮説を如何に組み立てるかができませんでした。

それになりに経営の経験があるつもりでしたが、大手企業ならではの「慎重な練りに練った失敗しない案」を考える癖がついてしまっていたのだと今なら感じます。

3.感じた衝撃


いよいよ議題②になり、今度は永原さんからの質問ターンになりました。
私は事前に資料を見ていましたが、永原さんはこの打ち合わせで初めてこちらの情報をインプットしました。

結論は

・10分で課題を明確にした
 + 事業セクションが人員数に対して多すぎる
・10分で施策を出し切った
 + 営業方法の強化(トレーニング)
 + 事業を絞る

文字にすると当たり前のように見えると思いますが、前職はグループ会社ということもあり、販売ルートが複雑だったり、親会社の影響がかなり大きかったり、と事業が見えにくいことが特徴でもありました。

それを20分で課題と施策まで出してもらったのでなかなかの衝撃でした。

もちろん当事者としては、「そんなこと言っても実際はなかなか難しいこともあるんですよ」という実情があったのですが、その実情への違和感を失っていたことに気づきました。

その日の私の手元メモには以下のような感想を綴っていました

・自分自身の準備不足とスピード感が足りない
・この1 on 1を通して全く知らない事業に対して永原さんはわずか10分で課題の洗い出しと10分で具体的なアクションプランまで出した
・課題を如何に崩すか、このために具体的に何をするか
 →実際は準備する暇もないので如何に早く回すか
・仮説検証力が一番必要 w/ Speed

4.まとめ


この1on1を自己採点するとしたら、30~40点くらいだったでしょうか。
ただ学びの量は多く本当に衝撃的な一日でした。

内定までもらっておいて、永原さんからすればかなり期待外れな場だったかもしれません。

初めからベンチャー企業に転職する意図はありませんでしたが、結果としてベンチャーに行くことになったので、こうした経験を入社後もたくさん積むことになると思います。

何かスピード感を感じる場面があれば、発信するようにします。

同じようにスピード感をもって新しいことにチャレンジしながら自己成長し、製造業をかっこよくしたい人がいればいつでも連絡お待ちしております!

ネクスタの紹介(CEO 永原宏紀氏本人のメッセージ)

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