<<前回投稿文 次の投稿文>>
8月1日〜8月9日
文字数 約8,500
はじめに(所感)
倫理/哲学を教えてもらったのは、もう20年近く前のことです。
当時はそれなりに面白いと思いながら、やはり印象は
「複雑でよく分からない」
というのが正直なところでした。
とは言え全ての学問は基本的に哲学から始まっていると思っています。
あらゆる事象に「なぜ?」という視点を持ち、自分なりの解釈を得ることは一種の哲学と思います。
特に今の時代は「なぜ」という視点がとても重要で、そこに今までにない発見(イノベーション)が隠れている事もあります。
この歳(37歳)になって、腰は重かったですが哲学についてかじってみようと思いました。
大人気の著書で非常に読みやすく、今風な例え話を盛り込んでくれているのでわかりやすさをありました。
たださすがは哲学!
最終的な哲学への印象は
「複雑でよく分からない」
のままです。
この本は気付いた時に何度も読み直して、その都度その都度理解と解釈を得る、そんな深い本にもなると思います。
序章
第一章 デリダ、概念の脱構築
第二章 ドゥルーズ、存在の脱構築
第三章 フーコー 、 社会の脱構築
第四章 現代思想の源流、ニーチェ、フロイト、マルクス
第五章 精神分析と現代思想、ラカン、ルジャンドル
第六章 現代思想の作り方