IT業界で引く手あまたのPdMについて学習しています。
前回#7_顧客が喜んでくれるプロダクトを探す意味からはパート④に移り、成功するための「プロセス」にテーマが変わりました。
成功するためには何と言って製品発見に尽きる
ということで成功する製品を発見するための10個のうち、テクニック①、②について解きほぐして行きます。
文字数:4,200
参考図書
④ 成功するためのプロセス~製品の発見のテクニックPart.1~
概要 ①フレーミングテクニック
◼️Chapter35 市場機会評価のテクニック(新機能の追加など比較的小規模の開発時に利用)
◼️Chapter36 カスタマーレターテクニック(デザイン見直しなど中・大規模な開発時に利用)
◼️Chapter37 スタートアップキャンバスのテクニック(新しい製品の発明などに利用)
本書ではスタートアップキャンバスのフレームワークや作成方法までには言及されていません。
ただしリーンキャンバスなどで検索すれば分かりやすいサイトが相当数ヒットします。
以下は参考です。
概要 ②プランニングテクニック
◼️Chapter38 ストーリーマップのテクニック
※参考:概要から作り方、整理の仕方まで細かく紹介してくれています。
◼️Chapter39 顧客発見プログラムのテクニック
<④ 成功するためのプロセス~製品の発見のテクニックPart.1~の所感>
今回のタイトルは製品発見の準備と計画というタイトルにしました。
製品発見は4つのリスクを乗り越えるための必要十分条件であり、最初をしっかりしないと何も進まないと理解しました。
もちろん幾多の失敗を繰り返し製品化していく過程もまた必要だとも理解していますが、今回は「準備を怠るな」というメッセージを強く感じました。
プランニングテクニックの顧客発見プログラムは、プランニングというよりほぼ実装ではないか?と思いました。
ただリファレンスカスタマーを獲得できて初めて製品化につながるという最初のゲートの重さに少し衝撃を受けました。
嘘だろ・・・と読みながら思ってしまいました。
PdMの多忙さと精神的なタフさはここに凝縮されているのかもしれません。
まだまだ製品発見を成功させるテクニックは序盤なので、読み進めていきます。