読書期間 2021年12月3日~4日
文字数 約4,300文字
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私の勝手な4部作も終わったので、読書しながら忘れないように要旨だけまとめていきます。
インプットは当たり前な日常ですが、アウトプットも当たり前にしていきます。
22年4月から転職する先がスタートアップということもあり、スタートアップについて勉強してみようと思い手にした本です。
スタートアップに限らず、新規事業でも十分適用できる内容です。
読みやすくて思わず2回連続で読みました。
参考図書
対象の読者
第0章 スタートアップとは
<所感>
いわゆるVUCA(Volatility:変動性・Uncertainty:不確実性・Complexity:複雑性・Ambiguity:曖昧性)の時代においては演繹的に仮説検証を繰り返して、プロダクトを市場にフィットさせないと無理という事に感じました。
私も大企業に10年いましたが、なかなか既存の仕組みは変える事ができませんでした。
トップが変えると言っても、現場は変えたくないって感じでしたね。
第1章 アイデア
<所感>
言うは易く行うは難しとはまさにこのことです。
ただ、
・考えるのでなく気付くものであること
・顧客ヒアリングしてもずばり答えは出てこないこと
・一見不連続なものをつなげてみようとすること
この意識を持っておくだけで違うと思いました。
そしてそのマインドがこれからのビジネスマンには不可欠なのでしょう。
第2章 戦略
<所感>
⑦複雑な組み合わせと調整。これが大企業だとなかなかできないな。と思いました。
いまある商品・サービス・仕組みで十分な利益が出ている。
多少のピークアウト感はあっても「今はまだ大丈夫」
この余裕な気持ちが変化を遅くしてしまっているのかもしれません。
第3章 プロダクト
<所感>
ほんとに欲しいものは顧客自身も気づいていない。
有名なワードです。ここにどうやってリーチするか・・・
これはジョブ理論、デザインシンキングなど既存のフレームワークでアイデアが発散しないよう共通に整理していくことが重要です。
第4章 運
<所感>
この本の面白いところは、まさにこの運に言及していることだと思います。
つまり誰にも成功のチャンスはある。
日本ではベンチャーが少ないと言われて久しいですが、多くの失敗の裏にある大成功はあまりに有名人が多く、「自分には縁遠いし、なれっこない」とあきらめなくと良いと勇気づけられます。
もちろんいわゆる成功者と言われる人は並大抵でない努力や苦労を越えてきているので尊敬はすべきです。