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SNS PRに本気で向き合ってみます_#7_PRは思った以上にコツコツ地道な作業があって成り立つ

いよいよSNS PR100の法則も最後になりました。
ざっと整理のためにここまでをおさらいしますと

#1:PRの前に、そもそも「商品力」と「地道な実績が必要」
#2:伝える前に、何を伝えるか考えるPR設計が重要
#3:SNSの目的は認知、AISASフローの第一歩
#4:SNSも発信前に、何をどう発信するかちゃんと考える
#5:SNSの特徴を知り、目的に最適なツールを組み合わせる
#6:プレスリリースで記者に認知してもらい、メディア掲載に繋げる

ということでした。

今回最後の7章ではいよいよ練りに練って作ったプレスリリースを届ける方法を見ていきます。

文字数:約3,000

参考図書


第7章 認知度が高まるメディアアプローチ

089 人脈なしでもプレスリリースを届ける方法

・プレスリリースを届ける3つの方法
①記者クラブへ持参
②郵送、メール、FAXで送付
③名刺交換済の記者へメール

①と②を地道に実践することで、③につなげていく

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P204、205

090、091 プレスリリースの送り方①:記者クラブへ持参

記者クラブとは、県庁や市役所などニュースにいち早く対応するためにメディア関係者が待機している場所
<記者クラブでのプレスリリースの渡し方>
①投函ボックス
・封筒に入れなくてオッケー
・カラーコピー
・複数の場合はホチキスどめのみ
②記者に手渡し
・爽やかに話しかける
・10秒で自己紹介し、名刺交換
・リリースを手渡し、相手の反応を見ながら補足説明

<記者クラブの種類と選び方>
①自分の住んでいる地域
②業界・商品に関連する経済記者クラブ
・人口10万人以上の地域にはほぼある
・地域によってプレスリリースの出し方が違うこともあるので、持参する前に一度電話で確認すると良い

<記者クラブおすすめの訪問法>
会社紹介資料や商品のサンプルはしっかり準備して行く

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P206~209

092~095 プレスリリースの送り方②郵送・メール・FAX

<STEP1:メディアの選定>
・プレスリリースと同じテーマで、内容・専門性が一致するメディアを選ぶ
・多数のメディア掲載を獲得している人は、このメディア選びに一番時間をかけている
・掲載率アップには、メディアとのマッチングが重要

<STEP2:送り状を書く>
理想は記者の名前まで宛名に含めることだが、記者名まで出てこないこともあるので、「コーナー名」までははっきりと宛名に記載する
プレスリリースに送り状(お手紙)を添えて送ることで大企業と差別化できる
・送り状の中に「私がどうしてこのプレスリリースを記者に届けるのか」という想いを伝える
送り状は相手によって内容を変えるため手間と時間がかかるが、その分メディア関係者の印象に残り、掲載率を高めることができる
その記者の記事や番組の感想を冒頭に書き、その次になぜプレスリリースを送ったかの理由を書く
・プレスリリースと送り状の両方に連絡先を書いておく

<STEP3:送る>
・送る際には、開封率を高めるために「手書きの宛名+茶封筒」がおすすめ
企業のロゴの入った封筒だと、単なるDMだと思われてしまう
・送り方は郵送、FAX、メールのいずれでもOK

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P210、217

096 メディアPRの勝敗を分ける電話のかけ方

・さらに開封率を高めるためには、掲載確率を高めるポイントは「リリース送付前の電話」
・電話はハードルが高いと思う人もいると思うが、メディア関係者は日々情報を探しているので自信を持って電話してみると良い
「話す」ことで相手の記憶にも残り易くなる

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P218、219

097 事前電話フォロー攻略ポイント

<電話アプローチ攻略のポイント>
・話す順番が重要
 ①(記者の記事やコーナーの)感想を伝える
 ②自分の知識を「相手の役に立つ情報」として伝える

・アポを取る(断られても良いので、個人のメアドを聞く)
・手当たり次第の電話はNG
メディアを選定し、丁寧に相手メディアを調べる
 感想や有益な情報を伝えるためにも内容把握は絶対条件

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P220、221

098 プレスリリースを送りっぱなしにしない

結果が出ないプレスリリースのやり方に多いのが
①アプローチが雑
・メディアとの相性を考えず手当たり次第に送ってしまうということ
②メディアに直接的なアプローチをしない
メディアの方に会うプロセスは原始的ではあるが、非常に重要
・記者との会話の中で「いまメディアが求めている情報を知ることができる」「リリースのダメだったことを聞くことができる」などメディア目線のヒント・正解を聞くことができる

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P222、223

099 取材後~掲載までに何をしたら良い

<STEP1:メディア掲載取材・掲載日決定>
・いつ頃掲載が決まるか、情報公開はいつからしてよいかを確認

<STEP2:メディア掲載日のお知らせ>
・掲載日が決まったら、取引先・お客様・関係者の方にお知らせ
・メディアに掲載されると問合せが増えることを想定して、小売店から追加注文をもらえる可能性がある
・必ず日々の感謝の気持ちを込めて掲載をお知らせる
・公式SNSやメルマガなどでも発信する

<STEP3:メディア掲載当日>
・当日はSNSやHPで大々的に告知する

<STEP4:他のメディアへのアプローチ>
・掲載実績は次に取材するメディアにとっての「安心材料」にもなる

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P224、225

100 PRに向いている人

・PRの仕事は一見華やかだが、裏方の仕事もたくさんある
メディアPRは①お客様からヒアリングし、企画やリリースを作る → ②メディアを調べる → ③メディアへアプローチと3つのSTEPで構成される
・コツコツ仕事ができて、相手のサポートが好きという人が向いている

お金かけずに誰でもできる!
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P226、227

<所感>

第7章は超実践的な内容で驚きました。
そして、正直な感想は

これはめちゃくちゃ大変だ

と思いました。
自分たちの商品・サービスを本当に愛して、「なぜもっと拡がらないんだ」「もっと拡げたい」という熱い想いがないとたぶん無理だな、と思いました。

当たり前のことですが、重要なことに気づきました。
伝えたい情報を伝えるSTEPの全体像を把握することができたので、これから自分の足も酷使して、「いま自分はどこのステップか」を俯瞰的に見て、次のSTEPを意識した活動ができそうです!

マガジン作りました


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