根拠のある危機感を持っていますか?
~安井コラム#42~
どうも。おそらく運がかなり強い安井です。
(100人位のじゃんけん大会で勝って旅行券をもらったこと、2000人位のくじ引きで指名された人と友達で景品をもらった、などなど)
そんな運だけ男が、運だけでは乗り越えられない時代がもうすぐ来る。
今日気になった記事で、簡単にこの記事をまとめると、
米国IT企業の力が強く、中韓の技術力を含む総合力が日本を上回っていることで、
『安定』と言われていた、富士通やNEC、東芝など日本の大手半導体メーカーと言われていた企業が、
大幅リストラ実行など、経営環境が一段と厳しくなっている。
今この脅威が起きているのは『IT業界』周りのことで、
他の業界は、このITをどんどん使おって業績を良くしよう!とイケイケムードになっている。
(例えば、スシローのロボットすし作り、注文データの分析、予約システムなど)
そのイケイケムードとは裏腹に、ITを使いこなせる人材がいないため、『IT人材不足』が起こっている。
(お金を持っている会社が、優秀なIT人材に高い給料を払って囲い込んだりしている)
その『IT人材不足』を解消するのではないかと今注目されているのが『AI』と呼ばれる賢いコンピュータである。
ざっくり『AI』の振舞いを説明すると、
①人間や機械がこれまで行っていた行動・言動などをデータにして
②その膨大なデータから一般的な動きを見つけ
③次はこう振舞うべきだとコンピュータが決めて行動する
※グーグル検索の、何か文字入れたときにヒントが出てくるのもAIの一種
さて、ここで今日の本題の「危機」についてに戻ろう。
皆さんこれを考えたことありますか?
『AI』が普及するとどうなるか
『自分の仕事が奪われるのではないか』とびくびくしているけれども、
『何が起こるのかをちゃんとわかっていない』という人が多いのではないかと思う。
これは持論だが、建築だったり土木の設計なんかを主な仕事にしている多くの人が、かなりの確率で仕事がなくなると思う。
それは、大学での勉強だったり、会社の先輩らが作ったものを真似ててできた知識≒データから作られる『一般的』であるからだ。
残るのは、『一般的』ではないイノベーティブな設計をする人だけ。
確実に今ある仕事の中で、AIに奪われる仕事がある。
それはなぜか。上記では『IT人材不足』によってAIの普及に注目されていると言ったが、
これにプラスして、日本の超少子高齢化社会が更に後押しをする。
少子高齢化によって、単純に働き手が少なるわけで、企業の経営層は働き手を補う施策を打たなければ海外との競争に勝ち残れない。
その施策の一つとして、外国人労働者の増加のほかに、AIの普及が注目され、
独自性のない『一般的』な振舞いが求められる仕事がAIに置き換わるからだ。
そんな設計作業しているあなた。ダイジョウブ。新しい仕事があるよ。
AIが死なないためにはデータが必要で、そのデータを作る作業や、
AIの行動が正しいかを監視したり、AIがなぜその行動を選択したのかを説明する仕事だったり新たに生まれてくる。
賢い生き方は、やっぱりこれなんじゃないのかなと思う。
①AIとは何かをちゃんと知る
②それを自分らの日々の業務や業界でどのように使えるかを考える
③今後その業界がどのようにAIと共存するのかを考える
④AIと生きていく人生を選択する
新しい世界に行きましょう。
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