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「引き寄せの法則」の落とし穴

こんにちは。
おおいしです。

あなたは、
「引き寄せの法則」をご存知ですか。

カンタンにいうと

良いことも悪いことも、
自分が考えてることが現実になる

という考え方のことです。

引き寄せの法則について
書かれた著書の中で最も有名な
『ザ・シークレット』
(ロンダ・バーン著)は
全世界で2,000万部以上売り上げています。

僕も、
引き寄せの法則の初見は
この『ザ・シークレット』でした。

この本を読んだとき、
「うおー!すごいことを知ってしまった。
これで僕の人生はもう成功間違いなしじゃないか」

と思いました。
ガチで。

引き寄せの法則に
深い落とし穴が隠れているとは
露知らず、

その落とし穴に向かって
意気揚々と進んでいってしまったのです。

今日は、

引き寄せの法則の落とし穴とは何か。
どうすればその穴に落ちないか。
理想の未来を引き寄せるための考え方。

などなどを
実体験をベースに
書いていこうかなと思います。

今、まさに引き寄せの法則に
感銘を受けてる人

実践してみたけど全然引き寄せられないと
嘆いている人

引き寄せの法則って知らなかったけど
興味あるなって人

そんな人にはお役に立てる内容かと。

それでは、
ご興味ございましたら
どうぞご覧くださいませ。

1.引き寄せの法則を実践した結果

ここで、
改めて引き寄せの法則を説明します。

引き寄せの法則とは

考えていることが現実になる。
思考が現実を引き寄せる。

といった考え方のことです。

あ、
先に言っておきますが、
僕は引き寄せの法則なんて
嘘っぱちのニセモノだ!
と言いたいわけではありません。

正しく理解すれば、
人生の役に立つ考え方だと思ってます。

僕は、
『ザ・シークレット』を読み、
引き寄せの法則にハマってから

『引き寄せの法則
エイブラハムとの対話』
(ヒックス夫妻著)

『こうして、
思考は現実になる』
(パム・グラウト著)

『セスは語る』
(ジェーン・ロバーツ著)

など、
引き寄せの法則に関する本を読み漁りました。

本によれば、

①宇宙にオーダーする

望むものを宇宙にオーダーする。
それを手にした状態をしっかりとイメージする。

②信じる

それは必ず、自分の手にやってくる、
もう自分は受け取る準備はできている
というメンタル状態にする。

③受け取る

気分良く過ごすこと。
自分は素晴らしいと信じること。
その気持ちでいれば望むものを受け取れる。

と、
ざっくりこん感じで引き寄せるそうです。

その望むものがどのように
自分の元にやってくるかは
考えなくてもいい。
ただ信じて、気分良く過ごすことが大事だと。

そうすれば、
痩せた体を望めば、
どれだけ食べても細い体をキープできるし

お金を望めば、
想像もしてなかったところから
お金が入ってくるんだそうです。

僕は、嬉々として
実践しました。

そして、
何も引き寄せられませんでした。

最初は僕のやり方が悪いんだと思いました。
引き寄せは宇宙の絶対法則なんだから。

雨が降ってほしくない日には
気分良く、
自分を信じ、
宇宙を信じ、

「大丈夫、必ず晴れる。
僕はそれを受け取れる」

と本気で思ってました。

でも宇宙さんは僕のオーダーは聞いてくれません。
何度やっても聞いてくれません。

おい、宇宙さん。
何で僕のオーダーは実現しないんだ。

2.ユング現る

そんなとき、
ユング心理学の本と出会いました。

引き寄せられたのかもしれません(笑)


ユングは、

自分は何でも実現できる
自分の願いは何でも叶う

という
いわゆる”万能感”に捉われた人を
「永遠の少年」と呼びました。

永遠の少年は、

人生は思い通りになると
思い込んでいるため

理想の未来を手にするために
クリアしなければならない
目の前の課題に対して
コツコツ努力することができません。

手っ取り早く人生を変えると
思えるようなノウハウを信じ、

楽な方楽な方へと
流されていくのです。

苦労しなくても、
思い通りになると思ってますから。

根拠のない自信も
万能感からきます。

何も努力せず、学びもせず
自分は必ず成功できると
思ってるわけですから。

典型的な
永遠の少年の思考です。

そう。
僕は、
永遠の少年だったんです。

引き寄せの法則の落とし穴とは、
万能感に捉われるあまり
永遠の少年になってしまうことなのです。

3.万能感を手放す

では、
落とし穴に落ちないためには
どうすればいいでしょうか。

それは、
コントロールできることと
コントロールできないことを
切り分けることです。

万能感に捉われると、
コントロールできないことまで
コントロールできると
思い込みます。

こちらの記事にも
コントロールできることに集中することの
大切さを書きましたが、

自分の人生を、
自分で切り開くには、

宇宙にお願いするのではなく、

万能感を手放し、
永遠の少年から脱却し、

自分自身の力で切り開くしかないんです。

コツコツ努力し、
思い通りにならないことを経験し、
そこから学び、

成長していくことが
理想の未来を手にするためには必要なのです。

4.まとめ

いや〜熱く語ってしまいました(笑)

それだけ、
永遠の少年だったときの自分を恥じています。

『思考は現実化する』
(ナポレオン・ヒル著)
という本があります。

タイトルだけ見ると
引き寄せの法則っぽいですが、

この本は、

「思考は現実化するよ。
ただし、毎日この本を読んで、
コツコツ努力して、挑戦して、
失敗から学んで、不安に打ち勝って、
それらを習慣化し、
学んだことをノートに書いて、
反復して、心に深く刻み込めばね」

というゴリゴリの体育会系的な本です。
(僕が読んだ印象です)

でも、
それが成功の本質だと思ってます。

引き寄せの法則も、

思考したことを現実にするために
必要な努力をすれば
それはいつか引き寄せられるよ

っていうニュアンスで受け取る必要があります。

なんの努力もせず、
願っただけで叶えば誰も苦労しません。

『ザ・シークレット』に代表される
引き寄せ関係の本は
その辺を曖昧にしているものが多いです。

だから、
永遠の少年を産んでしまいます。

万能感に捉われた
根拠のない自信ではなく、

実感に基づいた自信を手に入れるために
努力し成長していくことが、

理想の未来を実現するための
本当の引き寄せの法則なのです。

キレイに締まりましたね(笑)

それでは、
あなたの未来に幸あれ。





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