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ぶっちゃけ葬儀なんて必要ない
こんにちは やすです。
私は現在、関西の葬儀社で管理者として在籍しております。
コロナウイルスで最近の世界情勢は本当に大変なものですね。
日本でも消費活動の落ち込みが危惧されています。医療サイドとの兼ね合いが大変かと思いますが、個人的には経済も回していかないと将来的に危機的状況に陥るのではないかと心配してしまいます。
今回は「ぶっちゃけ葬儀なんて必要ない」というテーマで記事を書かせていただきます。
葬儀社管理職があえて言います。
ぶっちゃけ葬儀なんて必要ないです。※一部の人にはです。
もちろんグリーフケア(死に直面し不安定な時期に寄り添ってあげること)の側面から見ると必要であるのは事実です。ですが最近の傾向を見ると葬儀を事務的に行う遺族も増えていると感じます。これは核家族化・孤独死など故人との関係が疎遠になっていることが起因していると考えます。
突然ですが、下記の問いに答えて下さい。(なんとなくでも良いです)
・寺院様の供養・お布施の意味
・その方の葬儀を行う意味
・葬儀代の目安・相場
・遺骨の保管方法・安置の仕方
恐らく曖昧な回答が多いのではないでしょうか。
冷たい言い方をすると、私はこれらに回答出来ない人に営業すると100万円は捻出出来ます。
私達は基本的に「分かるもの・想像のつくもの」にお金を払います。
例えば・・
牛丼は一杯500円くらいで購入出来ます。味も量も相場もだいたい想像がつきます。この500円を基準にトッピングやサイドメニューを選択しますよね。
消費行動の基本は、自分の納得いく価値にお金を支払うことです。心地よく支払いが出来るのはそういった自分に事前情報がある時なのです。
あ!個人的には3種のチーズ牛丼というハイカロリー牛丼が好きですw
一方で私達は「理解出来ていないもの」にお金を支払うことがストレスとなります。
例えば・・
携帯を購入するときに携帯会社の言いなりでプランを決めていませんか?
不要なオプション、必要そうな備品とか付けていませんか?オススメされた内容をそのまま受け入れる・・そんなことになりませんでしたか?
そして、分からないことを延々と説明され、まくしたてられてるという印象を持ったことはありませんか?(携帯会社も営業が必要だと思うので、それを悪く言うつもりはありません。)
ストレスがかかる原因の一つは【情報を持ってないから】です。
情報を持っていない人、もしくは情報を正しく使えない人は不要な出費を迫られます。情報弱者という言葉を耳にすることが増えましたが、弱者ほど誘導されやすいのです。
葬儀でも同じことが言えます。
知識が少ない消費者は、葬儀社の意見を鵜呑みにし一般的(に思える)葬儀を執り行うようになります。比較対象や事前情報がないのでそうするしかないのです。
ですが一度考えて見て下さい。
自分が「必要か理解出来ていないモノにお金を払うこと」って怖くないですか?
それが今回の結論です。
「葬儀の価値が分からなければ、葬儀をしなければいい。むしろ、しないほうがいい」
ほんまなん!?って思われると思います。
事実、葬儀における行政上(法律上)の取り決めは以下の二つです。
・遺体を遺棄してはならない。
・遺骨は適切な処理をしなければならない
ただ、これだけです。
つまり葬儀をしなければならないということは一切ないのです。しなくてもいいのです。
葬儀社に相談に行くと、恐らく祭壇コースやセット内容の話をされると思います。セットは葬儀社が合理的な解決策として作ったシステムなのです。
寺院に依頼するとか、お墓を作るとか誰も決めていませんよ?
あえて書きませんが、上記の2点を踏まえると最低限必要な物が分かりますよね(*^_^*)
私は、消費者も勉強する必要があると考えます。人の最期の話はどうしても後回しになることも分かります。でも、もしもの時に慌ててしまっていては思い描いたことは出来ません。事前情報や知識無しの状態で葬儀を迎えると葬儀社の都合のいいようにされますよ。
大切な方をどう送り出したいのか、一度向き合ってみてはいかがでしょうか?知識として持っているだけでもストレスは軽くなります。もし相談先がなくお困りの方がいらっしゃればご連絡下さい。先程の最低限必要な物の回答もお伝えします(*^_^*)
大切な人が素敵なエンディングを迎えられるよう、是非向き合ってくださいネ!
【最後に】
葬儀について勉強したい方、聞きたいことがあればお気軽にご連絡下さい。葬祭ディレクターの私が無料でご相談に乗らせていただきます。皆様の不安を少しでも解消出来れば嬉しく思います。雑談ぽくお話しませんか?(*^_^*)
希望される方はTwitterのDMまでお願いします。ZOOMも可。
Twitterアカウント@yasu_0918 ※ラジオも同時配信中
私は葬儀の仕事をしています。
— やす(yasu)@営業職/管理職の心得 (@yasu_0918) June 16, 2020
最期に遺族が故人に必ずかけられる言葉があります。
それは・・・
「ありがとう」という感謝の言葉。
何かを失った時、人は感謝の言葉を紡ぎます。
でも本当は生きてる時に伝えるべきだよね?
私は【コトバのチカラ】を信じます。
全ての出会えた皆様に、ありがとう!
P.S 関連業界の皆様へ
業界関係者は【消費者とのズレ】に気付き、対応していかなければ業界自体が縮小していくことになると考えます。個人的には本当に消費者は何を望んでいるのかを見直す転換期に来ていると感じます。
私も業界を共に盛り上げていきたいと考えています。
もし意見交換が出来る法人様・個人の方がいらっしゃればご連絡下さい。地域性に左右される業界なので、時代の変化についていくべく相互的な意見交換が必要だと考えます。皆様の意見を取り入れ、自分の成長に繋げていきたいとも思います。是非テーマを決めてお話したいと思います。
その場合はTwitterのDMまでお願いします。ZOOMも可能です。
Twitterアカウント@yasu_0918
【告知】
【葬儀・新時代】という本を鋭意執筆中です!
テクノロジー・ガジェット大好きな筆者が10年後の葬儀ビジネスモデルを大胆に予測します!顧客ニーズ・業界の市場動向・AIデジタル化etc・・変革の時は近いです!是非フォローいただき、発売までしばらくお待ち下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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