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これからの映像のスタンダード

久々にnoteにつぶやき

私たちにとっての映像って何だろう?ってとこから考えると、まず出てくるのはテレビだろう。日本にとってテレビに革命が起きたと言えば、2003年12月1日。この日を境にアナログ放送が終了しデジタル放送がスタートした。それと同時に、ブラウン管テレビから液晶テレビへのシフトが始まった。テレビを買い替えたり、外付け地デジチューナーを買ってその場しのぎをしたりして消費者は半ば強制的に対応させられたことが懐かしい。

あれから17年、「映像」というものは時間の流れと共に、変化し進化していった。17年前は、「映像」の主体は間違いなくテレビだったし『映像編集』というものもテレビ業界の特権のようなものだった。しかし、2020年現在において「映像」というものは、誰にでも撮れて誰にでも編集できるものになった。『映像』の主体はテレビではなくなったと言ってもいいだろう。

ここからは画質の話をしたいと思う。2003年までのアナログ放送の解像度は640×480で今だとSD画質と呼ばれている。それがデジタル放送になってどうなったかというと、解像度でいうと1440×1080になり、かなり高精細になった。これが今のテレビのスタンダード。ちなみにDVDはSD画質、Blu-rayは1920×1080のいわゆる1080p。

もう一方で、2020年現代の私たちと密接に関わるようになった『映像』がある。それがインターネットの動画配信サービスだ。YouTube、NETFLIX、Amazon prime Video、FULU、DAZNなどなど数え出したらきりがない。そんな中でも、一般人でも『映像』を作り出し発信できるのがYouTubeだ。2020年現在の段階でYouTubeの最高画質は8K、そもそも8K対応の機器はほとんどない。そんなYouTubeだが、今年になって720PがHD(高精細)に定義付けされていたものが1080pに定義付けされるようになった。これはどういうことかというと、もはや720pは高画質ではなく標準画質と定義付けをしたということだ。今では、スマートフォンの画面も1080pを超えるものが主流になってきている。それと比べたら720pは高画質とは言えないのも頷ける話だ。パソコンに関してもノートパソコンでは1080pが標準設定になっていたり、外部モニタも多くが1080pになっている。さすがに1080pのモニタでDVDを観るのは画質的にかなり辛い。4Kテレビだとなおさら辛い…。


最後に、2020年人間にとっての映像は、肉眼で見るのとなんら変わらないレベルまで技術が進んでいる。映画館の画質も、今や自宅で見ても画質はさほど変わらない。ここまでの話しでわかるように、今や『映像』の主流は1080pということだ。配信も編集のスタンダードも1080pがスタートになることは間違いない。もし、映像に関わる仕事をしたい、趣味で映像編集をしたいとなったとき、それ相応のスペックを持つパソコンを選択する必要があるだろう。過去に‟高スペックと呼ばれたパソコン”も果たして1080pの編集に耐えられるかどうかは怪しいところだ。

デジタル製品のアップデートのスピードはものすごく早い。一年経てば軽々と上位の製品が出てくる。高スペックパソコンを何年もかけて使い倒すという時代では無くなってきているように感じるが、これからの時代に適したスペックやポイントを押さえていれば、ある程度は大丈夫な気もする。それに関しては、また後日、記事にしたいと思う。

ではまた。


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