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COEまとめと余談

この間上司がセミナー開いてたのね
知識量でもやっぱすげぇと尊敬してるとこであります
そんで付け焼き刃でいいんでしっかりくっ付けておきたいと思って記事にします

これまでの記事でも触れていたカップオブエクセレンス
多分読んでる人と温度差があると思うから頭の弱い人にも分かるように最高に噛み砕くと

各国コーヒー豆界のアカデミー賞なんですよ

そりゃ高いよ
でも口にする以上美味しいかどうかはその人次第です
僕が特上サーロインより小汚いホルモン屋のハラミが好きなように

いくらお偉いさんがべらぼうに美味いと評価しようと消費者もおんなじとは限らない
あと評価する人の舌と鼻はどうかしてるってレベルで敏感なので

タバコも好き、辛いものも好き、お酒も好きな私とは次元が違うので毎回COE1位を飲んでもピンときてない自分がいます

さて、では詳細についてまとめていきますね

現在10か11、今はそれ以上かもしれませんがコーヒー生産国で開催されておりブラジルみたいな大国だと年二回、しかも生産処理で部門分けされてる(ナチュラル、ウォッシュトなど)

今でこそ名前は統一されてますが前身であるベストオブブラジルという品評会が起源です

その名残としてパナマとかは未だにベストオブパナマだけど、あそこはゲイシャが強い国だからそれはそれで良い差別化されてると思う

お次は内容について

扱われるのはスペシャリティコーヒー、つまり国際審査員の平均点数86点以上のものが年、国によって違うけど40~60ロットに絞られた状態で審査にかけられ見事上位に入賞すると晴れてCOEの称号を得られるわけです
出展するロットだけで400はいくんじゃなかったけな

カッピングする審査員の睡眠状態が気になるところです

補足だけれども
スペシャリティコーヒーて何よって人まだまだいるから書くけど
簡単に言うとめっちゃ上質で評価の高いコーヒー

日本人は皆さまご存知のブルーマウンテンはギリギリ一つランクが下、85点以下のプレミアムコーヒーが多いかな

だから高い金払って如何にもコーヒー通気取った時代遅れ野郎がいたら
その高く伸びた鼻っ柱をもいで投げ捨ててあげましょう
いくらか現代社会のストレスが和らぐ事でしょう

味じたいは僕はブルマン好きですけどね、トータルバランス良くて
ただ名前が売れる豆は産地だけ有名になって質が落ちるのが世の常
それで金ふんだくられるのだけは我慢ならないから積極的にこういう奴らを駆逐していきましょう

あと、ついでに言いたいのはコピルアック
希少過ぎて高かったんですがね
売れるとわかったら粗悪な豆もジャコウネコに食べさせてバンバン量産しているのが現状
野生のネコちゃんが美味しいと判断したコーヒー豆を食べて出したウンチだから価値があるんです
お土産で買ってこれるやつは便を溶かしたお湯啜ってるのと一緒なのでおススメしません
ジャコウネコ可愛そう...

話がズレましたが
COEには裏テーマみたいなものがあります
それは上質なコーヒーの安定供給を実現する事です
これは消費国が今まで大量に安く買い過ぎたツケが回って起きたコーヒー危機を受けて
生産者、消費者共にウィンウィンな関係を築くために行われた取り組みでもあります

サイクルを分かりやすく説明すると
1.良い豆作ってCOEになる

2.農園の名前が売れるし、オークションでがっぽり儲ける(農園者さんハッピー)

3.儲けたお金でまたCOE目指す(維持、拡大、開発含む)

このスリーステップが循環するだけでより良い豆が消費者に安定供給されます
ひと昔生産者はもうお金が無くて大変だったと聞きます
金が無さすぎて農園を売るという始末
良い豆も悪い豆も国ごとに分けられてるだけで結果混ぜられて、分かんないよう深煎りにして消費国が飲む
売り手は貧乏、買い手も舌貧乏な暗い時代ですね
まぁ、だからといって最近のCOE価格はやり過ぎじゃないかと内心思ったり思わなかったり

久しぶりに身になる記事書けたかな
兎にも角にもCOEは世界基準のお墨付き
口に合わなくとも、これが世界基準の味なのかと感心を向けて飲んでみてはいかがでしょう

あと、お店でのコーヒー提供デビューしました
家でもやかん持ってプレス回してた甲斐があったけど半年かかった

修行といって乗り込んだけど、これ自分でも動く他ないかな

このスピードだといつまで経っても店できないや
頑張らねばならないと思った26歳
あ、そうそう先日私事ではありますが誕生日を迎えました
いい歳だな

次はグラインダーについてまとめよっかなー

それではまた


頂いたサポートはすべて私の懐をあっためるために使います。 ...嘘です。たぶん焙煎機代にします。