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子供の才能を伸ばす方法

こんにちは。

安田和世です。

最近、うちの子が3歳になり、子供の教育に関して考えることが多くなりました。
英会話ができる友人と会話をしていると、3歳から英語を聞いていたので耳が英語になれたと言っていました。
子供の才能を伸ばすために、親としてできることはすべてやってあげたいと思っています。
そんな時に、処女作が『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』で有名になった坪田信貴氏の『才能の正体』話を知りました。
坪田氏は、教育を通して『才能の正体』を20年間研究してきたそうです。

坪田氏の話を聞いて、才能を伸ばすために、大事なことが3つあります。

①人間は根本的にネガティブであることを知る。

坪田氏の例え話で、「50㎝の鉄板を床に置いて、その上をあるけない人はいないと思います。床の上に置いた50㎝の鉄板であれば、ケンケンしたり後ろ向きに歩いたりすることはできると思います。しかし状況を変えて、東京駅にある丸ビルと新丸ビルの間に50㎝鉄板の橋を架けると、この鉄板の板を渡れる人はいるのでしょうか?」
ちなみに丸ビルと新丸ビルは約180mもあります。ほとんどの人が渡れないと言うと思います。
ここで考えてほしいのが、床の上の鉄板だろうが、丸ビルと新丸ビルの間に架けられた鉄板だろうが求められる身体的能力は同じなのです。
この2点の違いは『失敗するイメージが0か、そうではないかです。』
つまり人間は、ネガティブなことを考えた瞬間に、普通にでにる立つことも歩くこともできなくなるのです。

さらに自己紹介に関しても、
『1人対1人の自己紹介』も『1人対1000人の自己紹介』も『1人対1万人自己紹介』もやることは同じなのに、緊張してできなくなるのは、『もしかしたら笑われるのではないか?』『もしかしたらひかれてしまうのではないか?』とネガティブなことを考えてしまうからです。

つまり人間はネガティブなことやマイナスなことを思考した瞬間に、立つことも話すことも挨拶することもできなくなるのです。これが人間なんです。

②メンタルトレーニングが重要であることを知る。

大前提、やるきスイッチは存在しません。人は機械でないので、簡単に変わることはありません。
物事、すべてにおいて、人間は、トレーニングによってできることが増えています。
日本語もそうですが、産まれた瞬間から話せる赤ちゃんはいないのです。日本語を何年もトレーニングして話せるようになっています。
お漏らしに関しても、全員相当な数漏らしてきています。トイレトレーニングをすることで、お漏らしをすることもなくなっています。

ここで知ってほしいことは、ほとんどの人間が『メンタル』に関して、トレーニングをしてきてないのです。
おそらく、メンタルが重要であることを認識していないか、メンタルトレーニングの方法がわからないんだと思います。


③リフレーミングをすること


簡単にできるメンタルトレーニングが『リフレーミング』です。
『リフレーミング』とは、簡単にいうと枠組みをかえることです。
人間には、アーモンド状の扁桃体があります。扁桃体は、原始の脳といわれていて、爬虫類以上の生物はみんなもっています。
扁桃体があるため、爬虫類以上の生物は根がネガティブなのです。
つまり扁桃体が人間をネガティブにさせるのです。
しかし人間には前頭葉、前頭前野があります。
前頭葉、前頭前野は、論理的に考える脳です。
前頭葉よりも扁桃体の反応の方が、早いので、人間はついネガティブに捉えてしまうのです。
ネガティブに考えてしまうと、身体能力が発揮できなくなり、成功することが難しくなるのです。

事実、リフレーミングや物事には多面性があります。
ネガティブな側面を扁桃体が反応したら、前頭葉、前頭前野を使って違う観点で物事を見るようにすることが重要なのです。

例えば、『子供がテストで0点をとる』と、お母さんは激怒すると思います。
この『0点のテスト』をリフレーミングすると
『あと100点分の伸び代がある』と考えることができます。『1番成長率が高くなる教科である』とも考えられます。

大事なのは、どんな物事にも多面性があるということです。
人間は、扁桃体のせいで物事をネガティブにしかとらえられなくなっています。
前頭前野を使って論理的にポジティブな側面を考えることが重要なのです。

この『リフレーミング』を3ヶ月やるだけで変わる
そうです。
是非、お子様の才能を引き出すために試してください。
やってみるとなかなか面白いですよ。

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