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「メンタルマネージメント」で心に残ったこと

こんにちは。
安田和世です。

毎月、たくさんの本を読んでいます。読書は先人の知恵を学ぶことができ、特に仕事で役に立つことばかりです。

今月読んだ本の中で、ラニー・バッシャム氏の著書「メンタル・マネージメント 勝つことの秘訣」では、バッシャム氏の考え方が学べてとても勉強になりました。

ラニー・バッシャム氏のメンタルマネージメント論が素晴らしい効果を発揮する理由は、バッシャム自身が理論だけでなく、実際に1972年のミュンヘンオリンピックで銀メダル、1974年スイス世界選手権優勝、1976年モントリオールオリンピック金メダル、1978年ソウル世界選手権優勝という功績を残しているからです。

今回、特に印象的だったことを3つご紹介します。

①勝者はなぜ勝つのか?

勝者とそれ以外の人とを隔てるものは、たったひとつ「考え方」だけです。

そして彼はチャンピオンが勝つ理由を研究してきて3つの精神活動というシステムを作り上げました。

その3つとは「意識」、「下意識」、「セルフイメージ」です。

その中で今回はセルフイメージが成功するための大事だということに気付かされました。

②セルフイメージ

セルフイメージとは自分の習慣や思考形態を全部まとめたものです。

絶対に勝ちたいと思っているのに負けるのはなぜでしょうか?

彼が多くの金メダリスト、チャンピオンに会ってわかったことは、彼らは、自分が勝つことが当然と考えていたことです。勝つことが最も「自分らしい」ことだと思っているのです。

その人が「自分らしく」振る舞うのは「セルフイメージ」があるからです。

例えば、いつも朝早く起きる人もいます。朝寝坊する人もいます。数学が得意だと思っている人もいれば、人前で話すのが下手だと思う人もいます。そして勝ちたいと望む人もいますし、当然勝つと思う人もいます。金メダリストたちは当然勝つというセルフイメージを持っています。

③セルフイメージを大きくする方法

「うまくいったことは楽しんで味わい、失敗したことは忘れてしまうこと」です。

例えば、野球でヒットやホームランを打った時は、いつでも「これこ自分らしい出来事だ」と思うようにすることです。三振してしまった時は忘れてしまいましょう。

商売でも成功するたびに「これこそ自分らしい出来事だ」と思いましょう。売れなかった時は忘れてしまいましょう。

何かうまくいくたびに、「これこそ自分らしい出来事だ」と思うようにしましょう。

うまくいったことは楽しんで味わい、失敗は忘れて、失敗したセルフイメージを補強しないようにしましょう。

最後に

仕事で成功していくためにセルフイメージが大切であるとわかりました。セルフイメージは変わらないものだと勘違いしていましたが、バッシャム氏がいうようにセルフイメージを変えることや大きくすることができるということです。しかもうまくいっていることだけを考え、失敗したことを忘れていいのであれば、ものすごく幸せだと感じまいた。

過去の習慣から失敗した結果の原因を考えてしまいがちですが、バッシャム氏の考えを受け入れて成功した原因を明確にしてこれからも仕事に臨みたいと思います。

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