見出し画像

ガレージで生まれた異色のメーカー『mouse』

こんにちは。
安田和世です。

コロナが普及してから、在宅勤務、リモート授業、オンラインで趣味をする方が増えています。
そして、リモートに欠かせないパソコンは2020年には国内出荷台数が1728万台と過去最高になったそうです。
その中で、『mouse』というメーカーが売上を伸ばしています。

人気の秘密が4つあります。

1.自分好みで低価格
一般的なパソコンにはメーカーが勧めるさまざまなソフトや機能がついています。
mouseのパソコンは、BTO(受注生産)で、基本機能だけ、機能やソフトを追加でき、用途に合わせて、スペックをあげられるから自分好みのパソコンが格安で手に入れることができます。

2.国内品質
家電量販店では、Apple、アメリカDELL、台湾のASUS、中国のLenovoなど海外商品が目立ちます。
なぜかという2014年ソニーVAIOは投資ファンドに事業を売却、NECのLAVE、富士通のFMV、東芝のdynabookは海外メーカーに売却されている。
日本大手電気メーカーでパソコン事業を続けているのは、法人に強いパナソニックのLet's noteぐらいです。
mouseのパソコンは、長野の工場で、ベルトコンベアーを使わずに、1人が1つのパソコンを作っています。

3.年中無休のサポート
沖縄にコールセンターがあります。77%社員で外部委託をしていません。
しかもシフトを組んで24時間対応してくれます。

4.プロに選ばれる品質
デジタル技術を駆使したミュージアム、チームラボボーダレスのデジタルアートには、複雑なプログラミングで動いています。それを支えるのはmouseのパソコンで、使われてるほとんどがそれだそうです。
mouseは、最先端をいくデジタルアート集団にも選ばれています。

最後に
パソコンの作り方が変わってきました。
昔は各メーカーが一から十まで一気通貫でパソコンを作っていました。
そこからそれぞれの部品の専門メーカーが水平型の産業に切り替わっていきました。

これまで日本メーカーは差別化するために、デザインや性能に研究開発費をかけていましたがmouseはパソコンの基本性能に特化したものを作ってきました。
他がやってない武器がある企業が生き残るんだと思います。

企業も個人も同じです。
1人でビジネスをやるよりも、チームを作り、仲間の長所を生かしてビジネスをやっていくことが長く繁栄していくと思います。
これからは個人も長所を伸ばしていきながら、チームを作るコミュニケーション能力、この2点が大事だと感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?