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⏰ 勤務時間を、1時間短く

お支払いする金銭的な対価はそのままに、勤務時間だけ1時間短くする試みを始めます!⏰  

YassLab 社ではこれまで所定労働時間を8時間 (休憩時間を除く) としていましたが、2020年7月1日より1時間短くし、7時間とする試みが始まります。効果も合わせて計測し、良い結果が確認できればさらに短くする予定です。

勤務時間を短くする理由は様々ありますが、本記事ではそこではなく、勤務時間を短くするためにどんな準備を進めてきたかについてまとめてみます。

時短勤務_スクショ

NOTE: なぜ『理由』ではなく『準備』に目を向けたいかというと、新しい施策がうまくいくかどうかは結果で判断されるべきで、現在は (理由がなんであれ)『うまくいくかは分からない』という段階だからです。一方、新しい施策を試す準備ができなければ、そもそも検証することすらできません。したがって本記事では『理由』ではなく『準備』に焦点を当てていきます。


⏰ 勤務時間とビジネスモデル 💰

『勤務時間を短くしたい!』というアイデアを思いつく人は多いと思いますが、弊社がそれを実現するためには、ビジネスモデル自体を抜本的に見直す必要がありました。より具体的には、時間単位で価値を提供する事業を変える必要がありました。

というのも、時間単位で価値を提供する事業の場合、提供している時間と売上が基本的に連動するため、『売上をそのままに勤務時間だけを減らす』といった選択肢が構造的に取りづらい状態にあったからです。

そういった構造上の課題の解決に向けて何年もかけて準備をしてきました。具体的には既存事業を拡大させずに調整し、軌道に乗るまで新規事業にリソースを注ぎ続けるといった体制をとりました。

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上記グラフのように既存事業の規模を毎年少しずつ縮小してきました。新規事業の成果に応じて既存事業を段階的に縮小し、合計で3年かかりました。

うまい人は数ヶ月で軌道に乗せられるのかなと思いますが、僕の場合は数年単位で掛かってしまいました。僕が新規事業で試行錯誤している間も、絶えず既存事業を支えてくれたすべての方々に感謝しています。既存事業がなければ新規事業 (自社プロダクト) を続けることもできなかったため、関わってくださったすべての社員・取引先の皆さまに感謝しております 😭💖

YassLab 社がこれまで続けてきた既存事業は2020年2月に停止しましたが、代わりに、3月から自社プロダクトの改善に専念しています。ここ数ヶ月間のリリースが多かったのはこの事業転換が最大の理由で、今後もこのスピード感で改善を積み重ねていく予定です 🛠💨✨

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👆 2020年5月のリリースまとめ。引用元: https://yasslab.jp/ja/news


✂️ 今回省いた話

重要なのは関わっている事業の性質を理解し、(必要であれば) そのための準備を進めることだと思うので、その話を中心にまとめましたが、他にも細々とした取るべきアクションがあります。例を挙げると、次のとおりです。

・1 on 1 で社員の意見を聴く (勤務時間以外にも選択肢はあるはず)
・就業規則の当該項目を更新する (過半数以上の社員の同意を得る)
・人事労務系サービスで各種設定をする (freee, MF, SmartHR など)

ただこれらの話は社労士さんと協力して進めていったり、ググったりすれば進められる話だと思うので、今回の記事ではバッサリ省かせて頂きました ✂️


✅ 最後に

『勤務時間を短くしてみたい!』というアイデアを持っている方はたくさんいるかなと思いますが、それを実現するのは中々簡単ではありませんね 😹

YassLab 社ではより高いパフォーマンスより良いサービスを提供するために、様々な仕組みを見直し、改善を続けていきます。今後も最新情報を note で発信していきますので、よければフォローして頂けると嬉しいです! 😌💖

書いた人: Yohei Yasukawa

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