拙著『癒しのパワースポット ハワイ・オアフ島編』の序章に書かれている文章だ。原点に戻る、ではないが、改めて当時書いた原稿に目を通してみた。
大した文章量でないが、ここには「ハワイが聖地な理由」、そして「ハワイという島々の知られざる魅力」が綴られているし、これが私が伝えたかったハワイのすべてだ、と言っても過言ではない。
ここ最近、私は何を追い求めているのか、何に夢中になれるのか、どんな手段で私は私の本質を知ろうとしているのか、という究極の人生のテーマを考え続けてきた。
私は単に「ハワイが好き」という言葉では薄っぺらすぎて歯がゆさを感じてしまうほど、ハワイが好きだ。何がそんなに惹かれる要因なんだろう?と思った。そこで昔の原稿を改めて読み返してみたのだのだ。
私はハワイに感じる高い次元の波動、レムリアの波動が好きなのだ。ただそこに浴するだけ、同調するだけでこの上ない喜びを感じてしまう波動が大好きなのだ。
それはハワイに限ったことではない。日本の神社にも通じるものを感じる。神社が好きなのではないのだ。神社が醸し出す空気感。木が放つエネルギー、清らかな水が放つエネルギー、悠久の年月をかけて封じ込められた石が放つエネルギー、目には見えない振動数の高いものにとても敏感に反応してしまうのだ。これは私だけのことではなく、おそらく敏感な人は「無意識に」感じてしまっていることなのだと思う。
人には人それぞれの周波数があり、その人固有の周波数に近い環境や物質を手にした時にポジティブな感情が自然と湧き出すようになってるのだ。
「類は友を呼ぶ」という諺も結局は似たような周波数を放っている人同士が同調して好感を感じる。恋愛も同じ。しかし人は同じようには成長しないので、周波数が合わなくなってくると別れが訪れる。至極自然なことなのだ。
しかし人にはエゴがあり、情がある。夫婦ともなればそう簡単に別れることが難しい場合もある。それがとても人を息(生き)苦しくさせてしまう。
「自然の力は偉大だ」と誰もがと言う。大自然の圧倒的な波動の高さを感じると、人はそれに自然と同調して引き上げられる。同調して今の自分が持つ周波数と本来の自分が持つ周波数との差を感じる。それが「気づき」というものなのだと思うのだ。
旅が人生を変えるのも、きっと、この仕組みなのではないだろうか。旅するだけでワクワクする人は、旅をするという行為自体で周波数が上がる。
それに加えて、大自然を感じるような場所へ、聖地と呼ばれるような場所へ訪れれば、それだけで人の周波数が上がらないわけがない。それを人はきっと「浄化」と呼んだり「再生」と呼んだりするのだろう。
旅を通じて仲良くなるのは同じ高い周波数を感じたもの同士が共鳴し合うことだし、旅を通じて不和が解消されるのは、きっと、淀み沈んでいた自分自身の周波数を取り戻し、再び同調し始めるということなのだと思うのだ。
ハワイに話を戻す。ハワイは紛れもなく、地球のパワースポットだ。地球が変容するこれからの時代の周波数に同調させるにはハワイは手っ取り早く自分自身の周波数を上げてくれる場所だと思う。人によって同調する周波数は違う。それはその人が行くべき島の違いである。ハワイの島々の周波数は島ごとに違うのだ。
これからの時代、風の時代のハワイへの旅は「自分の周波数に合った島」を旅することをお勧めしたい。もちろんどの島を訪れても構わないが、オアフ島一辺倒のハワイ旅行は、古い土の時代のハワイ旅行だからだ。
ハワイだけに限らない。自分が行くべき場所、自分が同調すべき場所が人には必ずあるはずだ。自分のホロスコープをもとに自分にとってのパワースポットがわかるアストロマップなどで自分に適した場所を旅するのもいい。
これからの時代は個性を発揮する時代。本当の私を生きる時代。
あなたがあなたでいることが一番の幸せへの近道なのだ。
私にできることは、あなたにとって一番適切なハワイの島がどこなのか、あなたのアストロマップでのパワースポットはどこなのか。
あなたの本質や人生の地図を探ることをお手伝いできたら嬉しい限りだ。手始めにまずはお話会に気軽に参加するのもいいし、日本でのリトリート、また自分と向き合うセッションなども受け付けているので、お気軽にご利用いただけたら嬉しい。