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自分に嘘をつかず自分の正直さの真ん中を生きる大切さ。

私は小さな頃から人と会話しながら、「これで合っているのだろうか? 相手の『正解』をちゃんととらえているのだろうか?」などと考えながら会話することがよくある。
それは私が無意識に相手に対して、良く思われたい、好かれたい、などと考えているんだということに気がついた。

また過去には、知らないことを「それ、知らない」と言えずに知ったかぶりをする自分がいた。
これは人よりも優越感を感じたかったのか、知らないと言うことでバカにされることが怖かったのだろうか、いずれにしても厄介な感情の持ち主だし、本当に薄っぺらい奴だったのだ。

そういうのが癖になると平気で自分や他者をごまかすようになる。
しかしそんなのいつか必ず剥がれ落ちるし、バレてしまう。
最後には信用を失って周りには誰もいなくなってしまう状況さえ招いた。

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本当の自分を生きる、というのは、自分自身の心に正直であること。
自分の意見をちゃんと伝え、批判することなく相手の意見にも耳を傾け、たとえ自分の意見と違ったとしても、「なるほど、そういう考え方もあるんだな」と受け止めることだと思う。

自分の心に嘘をついている以上、本当の自分なんて生きられないし、結果、自分も他者も傷つけるという最悪の事態になるのだ。
要は、人間は「自己効力感」と「自己肯定感」は本当の自分自身を生きる上で、また人との繋がりを築く上で、とてもとても大事だということ。

 魅力的な人間と言うのは、やはり自己肯定感と自己効力感が高い。
ひと言でいえば「器が大きい」し「潔い」のだ。
器が大きな人は、エネルギーも大きい。人に対する影響力も大きい。
自然体であっけらかんとしていて、笑顔も多い。
光を放っているから自然と人が集まってくる。
やること、言うこと、すべてなんか気持ちがいいのだ。

もちろんそんな彼らにだって悩みはあるし、落ちる時だってある。
でも彼らは言う。
「なんとかなるでしょ」「悩んでたって意味がない」
根拠のない自信を根底に持っているから、復活するのも早い。

 男でも女でもやっぱりこういう人たちはとても魅力的だと思う。
でもいったいどうしたら自己効力感や自己肯定感を高められるのだろうか?

ググってみるとたくさん出てくるが、このブログがわたしにはわかりやすかった。

日本人はほかの国に比べてこの自己効力感と自己肯定感が低い、と言われている。
それは、謙虚さや遠慮を美徳としてきた民族性なのか、あるいは幼少期の育てられ方の違いによるものなのか、あるいはその両方なのか?

ハワイと日本を行ったり来たりしていた時に感じていたことは、ハワイの人たちは圧倒的に自己肯定感、自己効力感が高く、自分に自信を持っているということだ。
日本人の私たちから見れば、「ほとんどできてないじゃん」と思うことでさえ、「私、それ得意だよ」と平気で言う。
ちょっとでもできれば彼らは「できる」と胸を張って主張するし、できなかったとしても「たまたま失敗したんだ」とあっけらかんとしている。
これはほんの一例だが、日本人の多くはプロを目指しているのかと思うほどできると感じるバーが高く、できない、無理、自信がない、と口にするし、挑戦することをやめてしまったり、一歩踏み出すことに怖れを抱いている。

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いまやグローバルに人が交流するのが当たり前になってきた時代、この自己効力感と自己肯定感を高めることは割と重要な課題のような気がしている。
とは言え、今の若者は比較的自己効力感と自己肯定感が高めな気がするし、自分らしさというものを上手に表現している人が多いように思える。

思うのは「若者はいいよな」とか「今の若いもんは……」なんて言ってないで、積極的に彼らを見習うようにしたほうがいいと感じる。
正々堂々と自分の本音に素直に生きること。
まずはそう決めることが何よりも大事だし、決めたら自分に嘘をつくのをやめることだ。もしそれで何かを失うとしたら、それは偽りの自分を演じていた時に築いてきたものだから手放したほうがいいのではないかとさえ思う。

 私が尊敬している人がこんなことをブログに書いていた。

「生きる」ということは、“自分にとって” どうあることなのか?
中途半端な未練を断ち切って、被害者意識も捨てることが潔く本音で生きることなのだと思う。そして、自分自身のために生きることが、誰かの力になり役に立つということを信じること。
傷つくことを怖れていてはどこにもたどり着けない。
自分が思う正直さのド真ん中を生きること。誰に何を言われたって、「これがわたしの生き方だ」と自分の道を歩めばきっと心は清々しさを感じるはずだ。

モヤモヤした人生を歩んでいるなら、そのモヤモヤした心の原因は、本音を生きていないということなのではないだろうか?
自分の周りに起きる出来事は本当に鏡のようなもので、すべては自分の心の反映にしか過ぎないのだ。
そう、すべての現象は全部自分で創り出している。
創造主はすべて自分なのだから、変えるのも自分でできるはず。

結局、自己効力感も自己肯定感も、自分に嘘をつかず自分の正直さのド真ん中を生きた時に勝手に培われていくものなのだと思うのだ。

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