ありのままとは？

「ありのままの自分でいいんだよ」

時々アドバイスされるし、人にすることもある。
でも、ありのまま、って何だろう？どういう状態なんだろう？
改めて、ありのまま、を考えてみようと思う。

大自然はありのままだ。ありのままとは自然のままということ。
自然の在り方を見てみると、そこは自分が自分でありながらも、他と調和している状態だ。

人にとっての、ありのまま、とは、魂そのものが輝いている状態。
魂のままということ。魂のままとは、愛と調和の状態だ。
自分が本当の自分自身でありながらも、他者と調和している状態。
自分も他者も、自分自身を受け容れている。

もしかすると「ありのままでいいんだよ」と言われた時に、
今のままでいいんだ！と思うかもしれないが、実はそうじゃない。

今の自分は本当に自分自身の本質のままだろうか？

今の私は、今のあなたは、ほとんどの人たちは、もしかすると、ありのままじゃないかも知れない。
人との繋がり、置かれた環境を通して、人はいろいろな視点を身に着け、価値観や倫理観、信念を心に刻んでいる。それがいいとか悪いとかじゃない。ありのままとは魂のまま。あなたという存在の本質の状態ということだ。

あなたがあなたの本質のままでいると、あなたは勝手に輝いていく。
共感する人、共鳴する人がどんどん現れる。
共感、共鳴は情熱になる。情熱は人に伝わっていく。
ありのままのあなたでいることが結局は他者のためにもなっていくのだ。

社会に合わせようとして作られた自分ではとても疲れてしまう。
ありのままの自分とのギャップで悩みを抱えることにもなってしまう。
人の目を気にし過ぎることなく、あなたの心の快感に従って表現してみる。
ありのままのあなたを愛してくれれば、あなたも楽だし、相手も嬉しい。

好き！ 嬉しい！ 可愛い！ いい感じ！ すごい！
そんな感情がありのままのあなたに繋がるサイン。

ありのままこそ、あなたの個性。
風の時代の人との繋がりは、ありのままの繋がり。共感共鳴の心の繋がり。
人の看板（地位、名誉、お金）に惑わされずに、ありのままの繋がりを広げていこう。

もうその重たい鎧、脱いじゃっていいんだよ。
ありのままのあなたこそ、一番きれいで、一番可愛く、一番素敵なんだよ。