ハワイ島からのメッセージ。これからの時代の自分自身のあり方を考える。

ハワイ島に住むお友達のFacebookの投稿に、とてもとても共感した。
彼女の素直で率直な想いが心に響いた。

コロナのロックダウンが続くハワイ（ハワイ島）ですが、どうやら、間も無く島の移動も14日間の自主隔離がなく、可能になるようで、他の国（日本など）からの観光客も受け入れができるようになりつつあります。
そんななかで、半年以上にわたり、経済的生産活動を行ってこなかった私をはじめとする島の住人は直ぐに昔のようには戻れません💦
仕事を失業した人、破産した人、ビジネスを閉じた人、いっぱいいます。
また以前のように戻りますよ、と言われても、戻る場所はない人は多い。
そしてそこに戻ることが幸せなのでしょうか。
昔のように時間に追いかけられた生き方、効率や生産性重視の、自動的に働いてきた生き方は、もはや戻ることのできない古い眠った生き方となりました。
ある意味コロナがくれた長い休日は、毎日を生きることの質について考えさせてくれました。
そして、シンプルで不便な暮らし、スローダウンのなかにこそ宿るエネルギー、有り難さにも改めて気づかせてくれました。
健康でいること、愛をもっと大切に生きること、忙しいといって心を無くさないでいること。
アメリカ（ハワイ）が動き出そうとしている今、いままで休日モードだった私も少しずつ動き出さないとなりません。
はてさて、これからの人生をどのように生きていきたいかな？
私は、やっぱり日本からくる大切なお友達や知り合いに、この島の素晴らしさを体験してもらいたい。
という気持ちがありますが、ツーリズムの仕事としてではなく、マイペースのなかで魂レベルのライフワークとして、ユニークな魂の表現としてやりたいなと感じています。
ハワイ島に始めてきた時、なんてここの人たちは、自由で生き生きと幸せそうに生きているんだろうと驚いたことがあります。
当時私は30代半ばでしたが、50代、60代のリタイア組の世代の人たちが、今が青春！みたいに若々しく、デートしたり、イルカと泳いだり、人生を楽しんでいる姿をみてびっくりしたのを覚えています。
この島の暮らしでは「もう歳だから〜」というセリフをいう人はほとんどいなくて、いくつになっても、いま！を楽しんでいきています。
「あなたいくつですか？」とやたらと歳を聞かれることもないので、いろいろなジャッジや制限の意識から開放されてとっても楽で自由です。
だから日本の友人に、もう歳だから…というような、制限の意識に不自由さを感じたり、人生がスタックしたと感じたら、ハワイ島に遊びにおいでよ、きっと生き返る思いがするよ、と伝えています。
そんな、不自由な意識からの開放＝自由、開放感は、島の空気や綺麗な景色のせいだけではありません。
制限のない意識で自由に生きようとする人が放つ意識、今を生きるエネルギーが、あなたに新たなインスピレーション、命を吹き込んでくれます。
それこそが旅の真髄。インスピレーション。
自然が与えてくれる必要なエッセンスを受け取れる旅、本当の自分の声を聞く、魂の旅のお手伝いができたらいいなと思うけど、まだどういう形で？ というのは答えが出てきません。
私がスピリットとして持って生まれてきた魂の目的、意図。
その魂からの呼びかけにいましばらく耳を傾けて、答えは直ぐには出ないかもしれないけど、いまはその未知のなかで、もうちょっと、時間をとって、ゆっくり声を聞いてあげたいと思っています。
この混沌としたコロナの休日の中で培われた何かが、今までの形や概念を超えて創造されていくものを、見守りながら、温めて、形にしていきたい。

コロナ以前は数ヶ月前、私たちの中ではそれが時系列的に「ついこの間」のことだけど、まったく次元が変わったんだ、まったく違う世界に今まさにいるんだ、ということを、ちゃんと、認識しなくちゃいけない。

産まれる前に自分の魂が意図したこと、地球に来た目的。
それをひとりひとりがしっかりと目を醒まして思い出したほうが生きやすい時代になったのだ。
土というソリッドなカタい（硬い、堅い、固い、難い）時代から、風という軽やかなインスピレーションの時代へと移り変わる中で、今までがこうだから、が通用しなくなったのだ。
かたちのない目に見えないものが大事になってくる。ユニークな存在である自分自身のあり方を、もう一度じっくりと見つめ直してみる。何が私で、何が私じゃないのか。私じゃないものは苦しいし、難しい。私のものは楽しいし、簡単。それがわかるのは、自分自身の感情という目には見えないエネルギーの動きに着目するしかない。

私は本当に「怖れ」の意識の中で生きてきたんだな、と自分自身の人生を振り返って感じている。怖れのエネルギーを、人に向け、自分に向け、それに気づかずに、責めること、奪うこと、を繰り返してたくさん傷つけてきてしまった。愛のない世界が自分の周りに広がっていった。
怖れのエネルギーは十分過ぎるくらいに感じた。どんな価値観や信念の中で生きていたのか、嫌と言うほど見てきた。
変わろう。自分を生きよう。そのために生まれてきたんだから。
さまざまな思考が邪魔をするが、自分にとっての真実、自分にとっての愛を生きる覚悟が、今まさに必要なタイミングだと感じている。