なんでそんなにハワイが好きなの？
タイトルの通り、なんでそんなにハワイが好きなのか？
もともとハワイが好きだったわけじゃない。ハワイに行く前はどちらかと言えば「嫌い」だった。
ミーハーでチャラチャラした場所に感じていたし、芸能人がお正月に行くところくらいにしか感じていなかった。
最初にハワイを訪れたのはかつて勤めていた会社のご褒美旅行。旅行代を出してもらってハワイに行ったのが最初だ。
しかしここで衝撃的な体験をした。
始めてハワイに行ったのにも関わらず、「絶対ココ知ってる！懐かしい！」という何とも言えない感じになり、涙が出たのだ。
その後、ハワイと深くご縁を結ぶきっかけとなったのが2009年から３年かけて作った著書『癒しのパワースポット ハワイ』での取材と、その後に活動のメインとしてきたハワイの島々でのリトリートだった。
ハワイの文化や歴史を調べたり、聖地を巡って本にしたりという仕事を過去にしたせいか、ハワイのとらえ方、感じ方、関わり方が、観光でハワイを訪れる人たちとは少し違うように感じている。
確かにハワイの文化や歴史は学ばせていただいたし、日本とハワイを行ったり来たりしながら１年の半分はハワイにいるというライフスタイルだったこともあるので、ハワイとの繋がりは深く強いかも知れない。
でも私はフラもやらないし、レイも作らないし、ロミロミもやらない。ハワイアンミュージックもほとんど聞かないし、サーフィンだって１～２回やったことがあるという程度だ。
誤解のないようにしたいのだが、もちろん現地ハワイに住む人たちや、ハワイ好きでハワイ文化をライフスタイルに組み込んでいる多くの日本人たちにも敬意を表しているし、素晴らしいと感じている。
昔からよく「ハワイに住みたいって思わない？」と尋ねられる。
でも私は「何が何でもハワイに住みたい！とは思わない。ご縁があったら嬉しいけど」と答えている。
ハワイに行っていた時も、ショッピングにもあまり興味ないし、流行りのお店にも行こうとは思わなかった。
じゃいったいハワイの何にそんなに惹かれるのか？
たぶんハワイという土地に漂っている氣のようなものだと思う。それは長い歳月をかけて人と自然が育んできたエネルギーや精神性だと感じている。
私はハワイの中に、懐かしさ、安心感、繋がり、穏やかさ、一体感のようなものを私は感じ取ることができるのだ。
ハワイに存在する物質的なものよりも、光や風、匂いや空気感など、五感を刺激されることで呼び覚まされる五感以上の感覚なのかも知れない。
自分の内側にある「何か」と共鳴して、無条件に幸せを感じられるものが確実に存在するのだ。
そう、それは魂や細胞が歓ぶ感覚であり、人間が生まれた時から本能的に持っている「今ここに生きている！」という感覚を感じる。
ありのままの自分が歓喜し、宇宙や自然と同調するワンネスに対するエクスタシーを感じられるから、ハワイに惹かれてしまうのだ。
ハワイを擬人化して考えたらわかりやすいのかも知れない。
ハワイさんの外見や仕事や肩書きに惹かれたのではなく、ハワイさんが醸し出している雰囲気や長い間積み重ねて培ってきた心に惹かれたのだ。もっと極端に表現すると、魂の繋がりが強いツインソウルとでも表現すれば、少しはわかりやすいのではないだろうか。
私が伝えたいハワイは、私が愛するハワイ。
外見的なハワイではなく、内面的、精神的、文化的、歴史的なハワイ。
そこに共感共鳴することでいつの間にか自分自身の波動が上昇してしまうようなハワイを伝えたいと思っているのだ。
ハワイを通して自分を見つめ、真の自分に気づき、魂の自分をで生きられるような『目醒めのきっかけ』を与えたいのだ。
私たちが今生活している世界を今一度考えてみたい。
情報は多いけど一体何が本当の情報だかわからないメディアの世界。
核家族で両親共稼ぎ、子供にとって理想的なのかわからない教育環境。
仕事に行けば相変わらず男性性優位にして売り上げアップを目指す会社。
調和が大事、心が大切と言いながら、実際には優しくない社会の現実。
社会の波に巻き込まれ、否応なく善悪優劣を突き付けられる日々の暮らし。
誰かが決めた決まりを押し付けられ、暴力的なまでにそれに従わないと社会からはじかれる恐怖と不安を感じる日々。
そのような状況の中で働くしかない私たちは仕事や経済力が生きていくために必要不可欠で重要だと思い込まされているし、それらを得るため守るために肩書きや資格などという鎧をまとい、大切な数多くのことを犠牲にして、人と、組織と、時間と、何より自分自身と、日々戦っているのだ。
どんどん便利に合理的になっていくけど不自由で窮屈な毎日である。
結果としてストレスが蓄積し、精神を病み、肉体を傷つけて、あらゆる病の原因にもなっているし、新しい病をも創り出しているのが、今私たちが生活している世界なのだ。
本当のあなたはどこにいますか？
安らぎ、自由、幸せを感じられていますか？ 窮屈じゃないですか？
あなたは何のために、どうあるために、生まれてきたんですか？
本来、私たちは安心安全な状態、平和な環境を創り、豊かな気持ちを携え、繋がりの中で互いに違いを認めて赦し合って、幸せ多く生きるべきだ。
お金も大事だし、物質も大切かも知れないけど、目には見えないもののほうがそれ以上に大事だし、人として本来あるべき姿に気づくべきなのではないかと感じている。
それに気づかせてくれたのが私にとっては「ハワイ」だった。
ガッチガチで四角四面に堅かった頭をブチ壊して、女性性的な柔らかさ、優しさ、心のあり方や愛を教えてくれたのがハワイだったのだ。
それが私にとってのハワイの神髄だし、愛してやまないハワイの姿なのだ。
自分がどうありたいか？
自分は何が心地いいのか？
自分にとっての豊かさとは何か？
自分にとっての幸せとは何か？
自然と繋がること、宇宙と繋がることは、人間の意識を広げてくれる。
意識を拡大させて、より自由に、シンクロニシティを起こしてくれる。
それは自然や宇宙が発するエネルギーを感じること。もしかしたら何かの声が聞こえるかも知れない。何かの姿が見えるかも知れない。
自分自身の本質と繋がり、魂の声を感じ、超感覚が目覚めて、あなたの中にある愛が循環し拡大し他者と影響し合い繋がっていく。
もう一度言いたい。
外見的なハワイではなく、内面的、精神的、文化的、歴史的なハワイ。
そこに共感共鳴することでいつの間にか自分自身の波動が上昇してしまうようなハワイを伝えたいと思っているのだ。
ハワイを通して自分を見つめ、真の自分に気づき、魂の自分をで生きられるような『目醒めのきっかけ』を与えたいのだ。
「ハワイが好き」って人はよく言うけれど、私は私らしくハワイが好き。
共感してくれる仲間との出会いたいし、想いを分かち合いたい。
ハワイのお話会、ハワイの島々のパワースポットやハワイの歴史のセミナーを開催しながら、ハワイの波動とつながり、アロハスピリットを心の真ん中に据えながら「今ここ」を自分らしく生きるための知恵を、私らしくシェアさせていただいている。
ハワイが伝えてくれたもの、今ここに生きる大切さ、スピリチュアリティのことなどを、感じたままに直感的に話している。
人と人との出会いは偶然じゃなくて必然的に出会い、エネルギーを交換するものだ。私はそんな気持ちのいいエネルギーの交流の場を増やしていきたいと思っているし、ハワイから頂いた大切なギフトだと感じてる。
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