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自信を持つのに根拠はいらない。

一年前の私は、人生の底辺を味わっていた。
何のために生きているのかもわからずに、何したらいいのかもわからずに、人生の迷子として、ただ生きていた。

ただ過去の思い出に浸りながら、本当に悶々とした気持ちと、不安と恐怖とに圧し潰されそうになりながら、ただ生きていた。

朝起きて、食べて、夜寝る。時々、気晴らしに出かけてみるけど、すぐに疲れて帰ってきては、はぁ(*´Д`)とため息をついていた。

そんな自分を振り返って、ダメだとは思わない。
その時にその感覚を味わうことが必要だったんだ、と今なら思える。
世の中の動きを客観的にとらえつつ、ただ向き合う。
ほぼほぼ行動していない。
それでもギリギリのエッジにしがみつきながら生きていた。
お金も、人も、すべて失った。世の中的に家から出ることも良しとされない風潮の中、ただ生きていた。いや、生かされていた。
社会的に見たら、間違いなく落伍者だ。

そんな中でも、たったひとつだけ誇れるものがあった。
夢を見続ける力、なんとかなるでしょ、と物事をポジティブにとらえる力。
「すごい精神力だよね……心配にならない?」と言う人もいた。
「ただバカなんだよ」と答えていた。

精神力が強いとは思わない。心配にならないわけじゃない。
でも心配したところで何も状況は変わらない。
だから起きる出来事をなるべく客観的にとらえながら、心だけは整えようと必死だった。整っていたのかどうかはわからないが、少なくともその時に見たYouTubeの動画だったり、Netflix等の映画やドラマだったりに助けられたことは確かだ。

少しでも自分の力になるもの、情熱を感じられるものに意識を注いだ。
こんなどん底状態の私でも手を差し伸べてくれる人がいた。
自分の人生の中に現れるサインにも敏感に反応していた。

そのサインに反応して導かれるように流れに乗ることができた。
もっと早く流れに乗る人もいるだろうけど、私は私のタイミングがある。
自分の人生をあきらめないこと。

ステージが変わる時には潮が引いたような状態になる。
そこで不安になったり、自分を下げたりしないこと。
すべてがゼロリセットされる時には、バージョンアップする時なのだ。

いくらでもネガティブに思える要素が揃っていたとしても、そのネガティブな要素を通して、自分がまだ整っていないことを知りつつ、絶対に大丈夫!という根拠のない自信だけは捨てずにいた。

今思うのは、自信って人にとってものすごく大事。
自分を信頼すること。あきらめないこと。根拠なくても自信持つこと。
ネガティブが悪いわけじゃないし、ポジティブがいいわけでもない。
両方の自分があるし、グレーゾーンの自分もいる。
どんな人生だったとしても自分の人生に誇りを持って楽しむことだ。

ひとつでいい。自分が解放されたり、心から、魂から、楽しめるものを見つけること。お金になるとかならないとか、人のためになるとかならないとか、そんなことどうでもいいのだ。
心が躍るワクワクするその先に、あなたにとって光輝くものがあるはずだ。

真にスピリチュアルに生きるって、案外泥臭いところを歩きながら、自分自身を見つめていくその道程にあるんだと感じている。

自分をダメと思わない。今生きていることに誇りを持てばいい。
自信は何物にも代えがたい、決して失ってはいけないものなのだ。

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