さあ、みんなで三十路サラリーマンの錯覚資産を評価しよう!錯覚資産は作れる?

さあ、みんなで三十路サラリーマンの錯覚資産を評価しよう!錯覚資産は作れる?

マツバラヤスユキ

どうも、マツバラヤスユキ(@yaspontax)です。

まずは、こちらを見てください。

①約1000人規模の事業会社で29歳係長(同期入社約30人で唯一
②約50人の部署のNo.2(年齢では真ん中よりちょっと下の方)
③チームの新入社員が2年連続新人賞獲得(社内
④部署内の5つのチームの内最もエンゲージメントが高いチームのリーダー(エンゲージメントをスコア化するツールwevoxでの実績)
⑤3つのプロダクトを運営する6人のPMチームマネージャーで年間約5億円の予算を管理
⑥担当プロダクトは約1億PV(3つのプロダクトの総数)
⑦約10年続く事業において、プロダクト改善により成果報酬売上を前年対比120%に成長させた
⑧10年以上続くWebサイトにおいて、プロダクト改善により流入数(セッション数)を前年対比130%に成長させた

これは、従業員約1000人規模の上場企業で働くもうすぐ三十路リーマンの僕が、会社での役割や実績からひねり出した錯覚資産です。

「ああ、この程度か。」と思われた方には、僕がご提供できることはありませんので、これ以上は読んでも時間のムダです。すみません。

「なんか、すごそう!」と思われた方は、いちサラリーマンでも錯覚資産は作れるということを解説させていただきますので、少々お付き合いください。

合わせて、今後の錯覚資産運用の為に、①〜⑧のどの錯覚資産に「なんか、すごそう!」と思われたのか、noteのコメントかtwitterでつぶやいていただけるとありがたいです!

今回のnoteは、ふろむだ(@fromdusktildawn)著『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 』に基づいて書いていますので、読んだことのない方は、今すぐポチってください!

目次
・錯覚資産とは
・まだ実力勝負とか言ってるの?
・スキルアップに勤しむよりも錯覚資産を作れ!
・僕の錯覚資産のタネ明かし
・最後に

錯覚資産とは

「人々が自分に対して持っている、
自分に都合のいい思考の錯覚」

本書に書かれている例をそのまま引用してご説明します。

1974年、カナダで選挙があった。
その選挙を調査していたところ、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していた。

イケメンに投票した理由を調査した結果、

調査の対象となった投票者の73%は、「私が彼に投票したのは、彼がイケメンだからではない」と思っていたのだ。
人々は、「イケメンだから投票した」という自覚なしにイケメンに投票しただけでなく、「人柄が信頼できるから」とか「経済政策に期待できるから」とか「実績があるから」とか、容姿とは別の理由で、投票したのだと思い込んでいたのだ。

このことを紐解くと、

たとえば、次のように、容姿の優れた政治家がいたとする。

この場合、直感は、この政治家に、次のようなイメージを抱く。

つまり、「容姿が優れている」という特徴が、漠然と「その人間が全体的に優れている」というイメージに変換されてしまう。
「全体的に優れている」という印象を持ってしまうと、その政治家の、政治手腕も、人柄も、政策も、なにもかも優れているように見えてしまうわけだ。
ここで重要なのは、「イケメン政治家の容姿に影響されて、イケメン政治家に投票してしまったのに、『イケメンだから投票したわけではない』という人」はウソつきでもバカでもないということだ。
彼らの「意識」は、確かに、容姿ではなく、政治手腕・人柄・政策を見て、投票したのだ。しかし、まるで夢遊病者のように、彼らの「無意識」が、彼らの意識が知らないところで、政治手腕・人柄・政策の評価値を書きかえてしまっていたのだ。

この例のように、「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」が「錯覚資産」です。

ちなみに、この「全体的に優れている」と無意識に信じてしまう思考の錯覚は、「ハロー効果」(何か一点が優れていると、後光がさして、なにもかもが優れて見えちゃうような錯覚)によって引き起こされているのですが、「ハロー効果ね。ああ、知ってる」と言う人のほとんどは、あいかわらずハロー効果に引きずられて、誤った判断をしているからこそ、錯覚資産が価値を持つのです。

まだ実力勝負とか言ってるの?

実力があれば錯覚資産なんて必要ないと思っているそこのあなた。
錯覚資産がないと、実力をなかなか伸ばせないということを理解しましょう。

「実力」というのは、よい上司、よい同僚、よい部下、よいポジションという、よい「環境」に恵まれてはじめて、効率よく伸びていく。

「実力がある」から、よいポジションを手に入れられるのではなく、「実力があると周囲が錯覚する」から、よいポジションを手に入れられている部分が大きいのだ。

錯覚力タイプは、エリートコースに乗り、いい先輩の丁寧な指導を受け、重要な仕事を任され、みんなに助けられ、実力アップの機械に恵まれる。
実力タイプは、数年後に排気が決まっている老朽化したシステムのお守りや雑用ばかりさせられ、ろくな経験を積めず、実力が伸び悩む。

「クソッ。大して実力もないくせに、なんでアイツが俺より先に出世するんだよ。」なんて思ったことがあるそこのあなた、人生は一度きり、結果が全てです。今すぐに『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 』を読んで、錯覚資産を作る努力をしましょう!


スキルアップに勤しむよりも錯覚資産を作れ!

実力があれば、成果が出るは正しいですよね。

しかし、成果を出したからといっても、成果の重要性が分かりにくく上司に評価されない場合や、成果のアピールが下手で昇進できなかったり、ステップアップ転職もできない人は数多く存在する為、
実力さえあれば、好循環が生まれるっていうのは、わりとウソですよね。

実際には、その成果を錯覚資産にすることに成功した場合のみ、よりよい「環境」を手に入れることができるのです。

成果を錯覚資産化するとは、「錯覚資産化のしやすさ」と「成果のアピール」で表される四角形の面積を大きくすることを意味します。

まず、縦軸は、その成果の錯覚資産化のしやすさを表す。
たとえば、具体的な数値が出るような成果だと、錯覚資産にしやすいが、具体的な数値としては表れにくい成果だと、錯覚資産化しにくい。
もちろん、別に数値じゃなくても、「分かりやすい」「心理的インパクトの大きい」など、錯覚資産化しやすくなるパターンは、いろいろある。
次に、横軸だが、その成果をアピールするスキルが高く、かつ、アピールする努力を十分にやっている場合、それは、より大きな錯覚資産になる。
これも、単にやみくもにアピールするだけじゃなくて、ディシジョンメーカーへの印象付けをうまくやることが重要だ。

単に成果を出せばよい訳ではなく、成果は意識してアピールすることで初めて錯覚資産になり得るのです。

さらに、次のようなケースがある為、
・錯覚資産が十分に大きければ、対して実力がなくても、成果が出ること
 (成功者が本を書くと、たいして面白くなくても売れる)
・環境に恵まれているから、成果が出ること
 (優秀な上司の指示に従い、優秀な同僚と部下に協力してもらうと、成果は出やすい)(ブランド企業の看板があると、大型案件も決まりやすい)

最終的に、こうなります。

実力よりも錯覚資産によるところが大きく、重要であることがわかると思います。錯覚資産は全てのループの通過点ですが、実力は1つのループのみです。

ここで、このループを見ながら本書に出てきた注意すべき事項を見てみましょう。

A 錯覚資産を増やすことばかりやって、実力を磨くこと(スキルアップ)を怠ると、1つのループが回らなくなる。
B スキルアップばかりやって、錯覚資産を増やすことを怠ると、すべてのループが回らなくなる。

より深刻なのは、Bです。
スキルアップのみに勤しみ、錯覚資産作りをしないことでどれだけ損をする可能性があるか、お分かりいただけたでしょうか?

Aの錯覚資産ばかり増やしているタイプは、少なくとも2つのループは回るので、複利で錯覚資産を増やしていくことができる。
しかし、Bのタイプはすべてのループが回らないので、なかなか成長できない。

「クソッ。大して実力もないくせに、なんでアイツが俺より先に出世するんだよ。」と思っていたアイツは、あなたが気づいていないだけで、しっかりと錯覚資産作りを行っていたのかもしれないですね。


僕の錯覚資産のタネ明かし

ここまで読み進めていただいたということは、冒頭の僕がひねり出した錯覚資産の内、どれか1つでも「なんか、すごそう!」と思っていただいたという前提で書きます。

本書にもある「運」「ハロー効果の強さ」「錯覚資産化のしやすさ(具体的な数値)」、あたりの要素を意識して、錯覚資産化しておりますので、それぞれタネ明かししたいと思います。

また、前提として、すべて事実です。
錯覚資産化する上で非常に重要なルールですが、ウソをついてはいけません。嘘は身を滅ぼしますので、ご注意ください。

①約1000人規模の事業会社で29歳で係長(同期入社約30人で唯一)

2018年の4月(新卒入社8年目、29歳)に係長に昇進しました。
新卒社員として入社した同期約30人の内、昇進したのは僕だけです。

ここのタネ明かしとしては、1/30のような気がしますが、既に半分以上が退職しているので、実際には1/10くらいです。

②約50人の部署のNo.2(年齢では真ん中よりちょっと下の方)

約50人の部署に在籍しており、現在、責任者直下のポジションでチームリーダーをしております。

チームは5つあり、各チームリーダーがいるのですが、優劣が存在しないので、No.2と表現しています。

また、僕が働いている会社には、総合職と専門職があります。うちの部署には、総合職での課長職に相当する専門職の方はいますが、総合職では部長(責任者)に続き、係長(僕ともう1人)という体制なので、その点から言ってもNo.2で間違いはないと思います。

③チームの新入社員が2年連続で新人賞獲得(社内初)

僕が働いている会社では、毎年4月に前年に入社した新入社員約30名から1年目から活躍し今後の更なる活躍が期待される2人or3人が新人賞として選ばれ、賞金5万円が送られます。

2016年度、2017年度と2年連続でチームに配属された新人に獲得させることができました。
僕は彼らの成長と成果を出させる為にできる限りの支援を行いました。

しかし、これは運の要素がかなり大きいです。
優秀な新入社員がチームに入ってきたこと、更にチャンスが重なったことにより新人賞を獲得しやすいタイミングでした。2016年度は女性社員の社内躍進の機運が高まり女性社員が獲得しやすく、2017年度は新入社員に担当させたプロダクトにおいて前任者が残した大きなトラブルが見つかり、ミッションが明確な状況でした。

④部署内の5つのチームの内最もエンゲージメントが高いチームのリーダー(エンゲージメントをスコア化するツールwevoxでの実績)

約1年前からwevoxという組織やチームのエンゲージメントをスコア化するツールを部署で導入しており、現在、部署で最もエンゲージメントの高いチームを実現しています。

これは、特にタネ明かしはないのですが、他のチームリーダーはこのエンゲージメントスコアを見るもののそこまで重要視しておらず、改善施策まで落とし込んで実行しているのは僕くらいでした。

結果として、測定を開始した当初は下から数えた方が早かったエンゲージメントがこの1年で最も高いチームになりました。

⑤3つのプロダクトを運営する6人のPMチームのマネージャーで年間約5億円の予算を管理

現在、3つの事業のプロダクトを運営する6人のPMチームのマネージャーとして、年間約5億円の予算を管理しています。責任範囲としては、Webサイトやスマートフォンアプリのデザイン・開発費用からインフラ費用、外部ツール費用、プロモーション費用、コンサル費用、アライアンス費用などです。

わかる方にはわかるかと思いますが、当然、年間5億円を自由に使えるのではなく、固定費としてかかる費用が大多数を占めており、個人の裁量が及ぶ範囲は一部の費用です。

⑥担当プロダクトは約1億PV(3つのプロダクトの総数)

チームで担当している3つのプロダクトを合計すると約1億PVになります。

どのプロダクトも約10年の歴史がある為、僕やチームメンバーが0→1で立ち上げたものではありません。10→100、100→1000、はたまた1000→1100+α(その事業ドメイン内での新規プロダクト開発など)を行うことが現在の僕らの役割です。
総PVは僕らが生み出した価値ではないのです。

⑦約10年続く事業において、プロダクト改善により成果報酬売上を前年対比120%に成長させた

約10年続く事業において、チームで行ったプロダクト改善により成果報酬売上を前年対比120%に成長させました。

2018年4月から当プロダクトを担当しました。前任の担当者は約5年間担当しており固定観念に凝り固まっていた為、誰の目から見ても明らかにユーザビリティの低い点に気付いておりませんでした。その点を改善することでWebサイトにおけるコンバージョンが向上し、前年対比120%に成長しました。棚ぼた(棚からぼた餅)ですね。

⑧10年以上続くWebサイトにおいて、プロダクト改善により流入数(セッション数)を前年対比130%に成長させた

チームで担当している10年以上続くWebサイトにおいて、2017年頃から2018年にかけてSEO対策に注力し、流入数(セッション数)を前年対比130%に成長させました。

裏話としては、2016年頃から2017年頃にかけてSEO(オーガニック)流入が減少しており、前年対比100%を割るような状況でした。ずっと右肩上がりで成長を続けるプロダクトと比較すると結果を出しやすい状況であったのです。

最後に

僕の錯覚資産のタネ明かしを読んで、「なんだこんなもんか。自分にも錯覚資産が作れるな。」と思っていただけたのではないでしょうか?

僕は、今まで、どちらかと言うと、本書に出てくる「スキルアップを優先する人」でした。今でも、スキルアップしてからアウトプットしようと思ってしまうこともあります。

本書を読んで、改めて、「錯覚資産を作る」ことを意識的に行っていくことの重要性を感じ、現在の自分が持つ錯覚資産の棚卸しを行ってみました

もし宜しければ、冒頭でも申し上げましたが、僕の今後の錯覚資産運用の為に、以下の①〜⑧のどの錯覚資産に「なんか、すごそう!」と思われたのか、noteのコメントかtwitterでつぶやいていただけるとありがたいです!

①約1000人規模の事業会社で29歳係長(同期入社約30人で唯一
②約50人の部署のNo.2(年齢では真ん中よりちょっと下の方)
③チームの新入社員が2年連続新人賞獲得(社内
④部署内の5つのチームの内最もエンゲージメントが高いチームのリーダー(エンゲージメントをスコア化するツールwevoxでの実績)
⑤3つのプロダクトを運営する6人のPMチームマネージャーで年間約5億円の予算を管理
⑥担当プロダクトは約1億PV(3つのプロダクトの総数)
⑦約10年続く事業において、プロダクト改善により成果報酬売上を前年対比120%に成長させた
⑧10年以上続くWebサイトにおいて、プロダクト改善により流入数(セッション数)を前年対比130%に成長させた

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マツバラヤスユキ
HR業界でPM/Webディレクター。「人が幸せにはたらくことに貢献する」がテーマ。個人でWebディレクターやPMのキャリアやはたらくを良くすることに取り組み中。PMやWebディレクター、PMPに関するブログPM NOTES(http://pm-notes.com )も運営。