求めていた店と出会えた日の夕ごはん︰買ってきた焼き鳥
くもりの月曜日。午前中にずっと気掛かりだった仕事を終わらせて、銀行へ行く。現金をおろすのは久しぶり。外食しなくなったからだ。朝昼夜と、3食家でごはんを食べるなんていつぶりだろう(高校の夏休みぶり?)。今日は久しぶりに外で昼ごはんを食べてみようと、いつもは行かない2つ先の駅までやってきた。
そしてその帰りについに見つけたのです。持ち帰りの焼き鳥屋さん。学生時代焼き鳥屋でアルバイトをしていたくらい、わたしは焼き鳥が好きです。焼き鳥屋でのバイトを経てなお好き。ほら、好きでも毎日のように触れているとイヤになるっていうパターンもあるじゃないですか。遠ざけたくなるというか。でも焼き鳥は違う。毎日まかないで食べてもやっぱり毎日食べたい。京橋の「鳥せい(伏見にある酒蔵がやってる焼き鳥屋さんの支店)」では持ち帰りができるので、時々鳥せいナイトができていたのだが、コロナで休業してしまっているのです。そんな今、持ち帰り専門の焼き鳥屋さんと出会えた。迷わず今夜はここで焼き鳥を買って、焼き鳥パーティにしようと思う。
ちょうど春キャベツもあるし、焼き鳥とキャベツだけでもいいんじゃないかと思う気持ちもあるけれど、せっかく久しぶりのおうち焼き鳥なのだからと小さいおかずを幾つかつくる。ミニトマトがあるので、半分に切って、きゅうりもコロコロサイズに切ってサラダにしよう。紫玉ねぎも大きめのみじん切り。ほんの少し残った今井さんのドレッシングで和える。味が足りなかったので、レモンと塩こしょう。パクチー(キムチ乗せ冷奴に乗せよう!)の茎・軸も刻んでグルリと混ぜて出来上がり。
にらがあるので煮浸しにする。まえに水菜でつくった、このレシピ。
今日はにらだけでなく、えのきも入れた。こうしておひたしにしたものは、本当に使い勝手がいい。そのままあっさり食べてもいいし、水気を軽く切ってごま油をかければナムルになる。残ったら卵焼きに入れてしまえばいい。今日はごまだけをたっぷりかける。
あと、そら豆をソテーにしよう。さやから出して、切れ込みを入れたそら豆をじっくり焼いて塩をふるだけ。茹でたのとはまた違う香ばしくて豆感が強い美味しさ。
持ち帰りの焼き鳥屋が見つかった。今週いちばん嬉しいことかもしれない。まだ始まったばかりだけど。
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