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【人事・労務】男性の育休取得までの道のり: 率先した取得で“働き方“を変えていく!

割引あり

最近、余談シリーズばかりの私。
とにかく無駄話ばかりしておりますw

ということで今回は久しぶりに真面目な話?として“人事・労務“というトピックで記事を書いていきたいと思います。


自分自身が“実験台“

以前の記事でも書きましたが、筆者は近々、育児休暇を取得しようと考えております。

ただ明確にポジションが決まっており、人員にも余裕のある日系の大手企業とは異なり、少人数で一人一人の裁量が大きい(そして上司は仕事へのフルべットという)筆者の会社ではまだまだ産休・育休への理解は低く、制度的にも(子育ての実情を踏まえると)十分なものではないものと考えております。

だったら自分が率先して育休を取得することで、もっと現実的な制度を作ってしまいましょう!

というのが新たな筆者のプロジェクトとなっております。

社内の若返りが進んでいることと、今後も若い社員を多く採用するだろうという見込みから、長期的に優秀な人財を確保するためには、急務であると認識しております。

「グローバル」の壁

筆者は外資系企業に勤めているので、本社へ説明&承認を得るためには、日本の制度だけではなく、各国の制度も理解しておく必要があります。

調べてわかったのですが、制度だけで見ていくなら日本の産休・育休支援制度は世界トップクラスなのですね。

その瞬間に悟りました。
「これは厳しい戦いになるであろう」ということを(苦笑)

案の定、上司へ相談し、上司から本社の取締役へ話を上げてもらったところ
「長期でのPaternity leave(男性の育休取得)は想定外だから、整理するための時間が欲しい」と打ち合わせが一度延期したようです。
(本当かよ!と思いつつも、打ち合わせが延期したのは事実とのこと。)

その後「今後のビジョンを出して欲しい」など取締役からのリクエストが降りてきて、それへ回答。社内MTGで家庭事情や今後の方向性、育休取得に向けたアプローチ方法・プランなどを説明。
社員の質疑応答を受けて、来月からプロジェクトを進めていくことが決まりました。

悔しさが原動力

あくまでもプロジェクトスタートで、難局はこれからだと思っております。

そもそも女性の育休は認められているのに、男性の取得ハードルを上げるのもある意味で男女差別なのでは?

と思うのですが、そこは置いておいて筆者にはある想いがあります。

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