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【退職】中学教師を辞めた理由と今後の活動について

こんにちは!
やしろです。


今回は報告と今後
についての内容です。


X(旧Twitter)では、
報告しましたが、
2024年3月31日をもって
中学校教員を退職しました。


今後は社会科教育のなかでも
教材執筆や教材開発の分野に
フルコミットしていくつもりです!


そんな私が


・なぜ退職したのか
・今後、具体的に何をするのか


についてお話しできたらと思います。


(1)退職した理由

①教材づくりが楽しすぎる!!


「教師一年目からこれまで、
 教師として何を一番頑張ってきたか?」


と聞かれたら、"授業"です。


一番最初の記事↓でも、
教科指導に重きをおいて
頑張りたいという話は
したと思います。

特に授業をするための
教材づくりには人一倍
こだわりをもってやってきました。


ワークシート作りだけでなく、
教具を作ったり、
子どもの興味をひきそうなネタを
集めて授業内容とつなげたり、

最近では、タブレットを用いた学習で
活用できる教材データを作ったり。


時間を忘れて
夢中になってやっていました。


しかし、
時間はかかっても


実際の授業で
子どもたちが
自分の作った教材で
楽しそうに学ぶ姿を見てると
全然苦ではありませんでした。

教員をやってて
嬉しかったことは
たくさんありますが、


1つは、
社会科好きの生徒が増えた(?)
こと。


客観的なデータが
あるわけではないのですが、


よく年度初めの
自己紹介シートに
「好きな教科は?」
という項目ありますよね。


3年間受け持った
子たちが3年生の頃、


学年主任の先生に
「1年生の頃より、圧倒的に
社会科好きな生徒が増えたよね!」
と言ってもらえました。


確かに授業をしていても
それは実感できるものでした。


「先生の授業はスイーツみたい。」


ある生徒から言われた
この言葉は、
今でも印象に残っています!

2つ目は、
自作の振り返りシート
での生徒とのやりとりが
思わぬところで生かされたこと。


振り返りシートには、
毎時間の授業後に
分かったことや疑問点などを
書いてもらってたんですが、


私は誰でも書きやすいように
"授業と関係ないことでもOK"
としていました。

その結果、
社会科が苦手な子も
嫌いな子もどんな子も
何かしら書いてくれていました。


ある生徒とのやりとりでは、
1つのことに質問があり、
その質問に私が答えて、
また答えに質問があり、
またその質問に私が答えて・・・
(以下、無限ループ)と。


1つのことを
深く深〜く質問・回答
していくということが
ありました。


もちろん、
私も分からないことが
あれば調べて、
その子もまた調べて
質問してきました。

当時の振り返りシート(赤字が私)

そんなやりとりをしてる
うちに気づけば、
すごい文量になり、


枠をはみ出し
紙の余白がなくなるほどに!


しかも、
中学社会の範疇を
超えるような
やりとりだったので、
回答に苦戦することも。笑


しかし、
このやりとりが
結果的に彼を
救うことになったんです!

なんと、
彼が志望していた
高校の入試に、
たまたまその内容が
出題されたんです!


彼は、
結果的に合格しましたが、
合格最低点の+2点だったそう。


彼は言いました。

「先生との振り返りシートでのやりとりがあった
 おかげで合格できました!本当にありがとうございます!」


彼に負けないように
必死に回答していたことが
このようなかたちで
実を結ぶなんて・・・


正直、驚きました。


同時に、
私の作った教材や
教師としての姿勢で
報われる生徒がいるんだ。


ということに
教師としてのやりがいも
感じました。

そのことがあってから、
どのようなかたちでも


生徒が何かを達成したり
楽しいと思えるような
教材・授業をつくっていきたい!


と強く思うように
なりました!

それを考えながら
教材をつくるのが楽しすぎる!!


②中堅になって感じた違和感


少しずつ教師としての
経験を積み上げ、
5~6年目になった頃でした。


日々の業務も一通り
回せるようになり、
教師の仕事にも慣れてきた頃。


教師の仕事は
1年サイクル、
中学でいえば3年持ち上がりで
1クールという感じですよね。


また、
教科指導だけでなく、
様々な業務があります。


中堅となり、
教科指導以外の
その他の業務に
充てる時間が増えてきて、


学校も2校目となり、
向こう7~8年は、
このままこの業務を
続けていくのか・・・


ということに
違和感を感じ始めました。

「自分が本当にやりたいことは何か?」

「何に尽力していきたいのか?」

「どんなことでキャリアを積んでいきたいのか?」


これらを考えたときに
"教師を続ける"という
選択は違うんじゃないかと
思い始めました。


一番やりがいを感じて
自分自身が楽しいことは何か。


それは、
"誰かのために教材をつくる"
ことでした!

目の前の子どもたちだけでなく、
より多くの先生方や子どもたちに
教材を届けられたらいいな!


そんな想いが芽生えました!


間接的にはなりますが、
そういった方法も
アリなんじゃないかと思い、
何か行動しようと決心。


その1つが
昨年から始めたXの発信。


その後、
X、公式LINE、noteで
教材を提供し始め、
ありがたいお言葉を
たくさんいただけました。


やりがいも実感でき、
何より、自分が楽しんでる!
ワクワクしている!!


「こういうことか!」
と違和感が確信に変わりました!

以上が、
退職を決意した理由になります。


あとは、
教師以外の仕事も
やってみたい!という
純粋な好奇心もあります。


また教師をやりたかったら
戻ってくればいいだけの話。


自分の人生は
自分で切り拓いていきます!


最後に、
私が悩んでいたときに
心を打たれた
動画を紹介します。


(2)今後の活動


4月からは、
出版社から依頼された
社会科教材の執筆や校正、


また、
これまで通り
自作教材の発信も
行なっていきます!


それ以外にも
これまで情報担当を
歴任した経験から


・デジタル教材制作
・学校DX
・ICT教育


の分野に興味があるので、
そのあたりの仕事も
するかもしれないです!


いずれにしても、
何かしらのかたちで
学校教育に携わるつもりです。


こちらのnoteでは、
これまで通り発信していくので、
引き続きよろしくお願いします!


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


次回の記事も
お楽しみに!


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