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数字と現実【国際協力】

こんにちは。やしです。

アフリカ旅日記第2弾はアフリカで感じたことPart.1をお届けします。(ちょっと複雑な分類)

それは「自分の目で見て確かめる」ことの大切さです。


初めてアフリカ大陸に渡ったときのこと。

田舎や街中のトタン屋根の下で暮らす子供たち。平日でも遊んでたり、農作業をする子どもが多かったことが気になった。
その地域で草の根の活動をしている日本人に聞くと「ここにいる子どもたちは学校に行ってない」とのこと。


あれ?

以前聞いたある言葉が引っかかった。


それは、同じ国の政府機関で働く(肩書ヤヴァイ)方に

「児童労働している子どもたちの労働を減らす取り組みとして具体的なことを教えてください」と質問した時のこと。

すると、

児童労働なんて絶対許されないこと!そんなこと、この国で推奨しているわけないし、就学率はもう100%に近いんだ!就学は義務!ありえない!」
と言われてしまった。

たしかに就学率は100%を越えている。


もどかしい。

その国で学校に行けてない子どもは未だにいる。その現実と向き合わない(?)お偉いさん。

もちろん、お偉いさんは偉大だ。誰でもできる仕事じゃない。

だからこそ悲しかった。

そしてその時思った。なんの肩書もない、なにもない私にもできること、私だから気づけることがある、と。


でも、正直今は彼らが学校に行く為にどうすれば良いのか分かりません。というか、私にできるのか分かりません。

ただ課題が見えただけ。あぁ無力。。。

この現実を多くの人に知ってもらいたいです。私に今できることはそれくらい。


いつか彼らが学びたいこと学んで、将来の選択肢が広がると良いな。私は来年からアフリカとは直接的には関係ない仕事をすることになりそうだけど、いつか彼らの役に立てたらいいなあ。


※写真はベナン・コトヌー港での一枚。青年海外協力隊の女性とお会いして、とても有意義時な時間だった。

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