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なりかけた小説

7
とりあえず書いてみた短い文章
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#記憶

汀

小学高学年になり私は伸び悩んでいた。
身長がピタッと止まり、列の後列から少しずつ前列に近づいていく恐怖があった。
少年野球をやっていた私はスポーツ店にバットを買いに行き、78㎝のバットを店員に勧められたが気負って80㎝のバットを買った。
小さいときは女の方が成長が早い。
低かった女子身長は伸び、知らない間に私と同じ視線になっていたということは多々あった。

夏のある日、クラスで席替えがあった。

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