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高知県が生んだ奇跡の卵「土佐ジロー」って何?

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さて、ダイエットをする上で欠かせない食品が「卵」と「鶏肉」。

この世から鶏がなくなってしまったら、どれだけのダイエッターやトレイニーが路頭に迷うのか…。

この、我々に必須な鶏なのですが、全国各地にはプレミアム鶏が存在しています。

土佐ジローもその一つ。
高知県原産の天然記念物「土佐地鶏」(オス)と国内在来種の「ロードアイランドレッド」(メス)を父と母にもつ、土佐ジローは、お父さんが天然記念物なのになんと、肉も卵も食べられる地鶏です。

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飼養には、高知県が作成した「土佐ジロー飼養マニュアル」というものがあり「緑餌の給与や放し飼い」「止まり木などを飼養」を条件として高知県内でのみ飼育されています。

厳しい条件は、以下のようなものがあります。

【飼育条件】
土佐ジローの飼育条件は鶏舎と放飼場の組み合わせによる「放し飼い」。1平方メートルの中に4羽以下という広々とした自然に近い環境で太陽をさんさんと浴び、土を引っかいてミミズや虫と一緒に土をついばみ、ミネラルや微生物を摂取し体調を整えます。ストレスの少ない鶏らしい暮らしのために、土の遊び場はとても大切です。

【給餌条件】
エサは日齢に応じた穀物配合飼料で、非遺伝子組換品・PHF(収穫後保存のための農薬を使用していない穀物)を使用。さらに、野草や野菜の緑餌を食べさせることが義務付けられています。園芸王国高知らしく、シシトウやピーマン、ブロッコリーなど季節ごとの野菜や米等の地元穀物を利用して工夫した自然の恵みで育てます。

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で、そんな土佐ジローの卵は一般的な鶏卵と比べてもこぶりながら、卵黄が大きく卵白とのバランスが絶妙で、味は濃厚で「こく」のある美味しさだと言われます。
こんな卵で、TKGを決めたらさぞかし美味しいんだろうなあ…半熟ゆで卵にしても絶対に美味しい…。


そして、肝心の鶏肉ですが、食べられるのは主にオスで120~150日間じっくり育てられます。
土佐ジローの出荷体重は約1.5kgと小型ながら、赤みが強く噛めば噛むほど濃厚な旨味が溢れるそうです。

鶏に支配された生活をしていると、たまにこういったプレミアム鶏を思う存分食べてみたいものです。

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ちなみに、全国からこの「土佐ジロー」を食べにお客が集まる宿があるそうで、高知市内から車で一時間半ほどのところにある高知県安芸市畑山地区で土佐ジローを肉用として専業飼育する唯一の生産者が営む宿、その名も「はたやま憩の家」。

宿の名物は「土佐ジローのフルコース(要予約)」です。もも肉をはじめ、約10種類の部位を味わえる炭火焼きのほか、すき焼き、親子丼など生産者だからこそ知り得る旨味を堪能できるそうです。

ハッキリと言います、一週間くらい泊まって飽きるまで、土佐ジローを食べたいです!

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