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【八洲子の部屋第20回】TSMCがF-35計画を妨害した?!検証シリーズ⑩総集編の資料画像紹介

八洲子です!
先日、私のYoutubeチャンネルTSMCがF-35計画を妨害した?!検証シリーズ最終回を迎えることができました。
情報を精査してまとめるのに時間がかかりましたが、なかなかいいまとめができたかなと思っています。

さて。動画ではたくさんの挿入画像があったかと思いますが、

こんなかんじで挿入画像がたくさんあります。

ここではそんな挿入された画像などをしっかり確認していただけるように置いて行こうと思っています。
(※沢山あるので、時間がある時に少しずつ追加していこうと思います。)


ジェイソン・ホーが作成した自身の年表

ジェイソン・ホーが作成した自身の年表
ジェイソン・ホーが作成した自身の年表(和訳)
青幇のトップが焦佑釣さんであるとして(証拠なし)、青幇と焦佑釣さんがジェイソンさんの活動をことごとく妨害していると書いています。
この青幇が半導体業界を牛耳っているという大前提を基に主張している事がポイントです。

ジェイソン・ホーの主張による年表(八洲子作)

ジェイソン・ホーの主張を基に私が年表にしたもの

ジェイソンさんの名前はたくさんあります。

【名前】 后 健慈 
Jason Ho /  Jason Hou / Hou Chien-Tzu / Hou Chien-Tzu
ジィアンスィ・ジェイソン・ホウ

※深田萌絵さんのブログ等では「マイケル・コー」 「王源慈」 という仮名で紹介されています。

ジェイソンさんのプロフィール

1961年 台湾の新竹市生まれ。3歳より台北市に移る。
1981年 国立交通大学(台湾) 電気工学科入学
1984年 同学卒業
1986年 卒業後より徴兵制(義務)により台湾軍に従事
1988年 ペンシルバニア・ステイト大学 電子工学科修士課程入学
1989年~1992年 「LSI Logic」 「Altos Computer」 「Chip & Technology」などの半導体会社にデザインエンジニアとして従事
1992年9月 Mentor Arc社設立(シリコンバレー)パートナーの徐秀瑩(Hsiu-Ying Hsu)が代表取締役

検証シリーズでわかったジェイソン・ホーの歴史

后健慈(ジェイソン・ホー)の時系列年表
WinSet
WEB上で確認できるジェイソン氏の会社最古のチップ

WinSetのPDFファイル
https://datasheet.datasheetarchive.com/originals/library/Datasheet-078/DSAE0071368.pdf

WinSetの値段などの情報
https://manualzz.com/doc/43394886/02.02.95-bridge-chips-help-connect-host-and-expansion

WinbondとMentor Arcが共同開発したAureateGX V2.0


WinbondとMentor Arcの共同開発の契約書等

サンガリチャンネルのジェイソン・ホーインタビューより引用
Winbondとの共同開発の契約書とレビュー

製品開発およびライセンス契約
Winbond Electronics Corporation

Mentor ARC Inc.

この製品開発およびライセンス契約(以下、「本契約」)は、1997年10月14日(以下、「発効日」)に、Winbond Electronics Corp, と、46500 Fremont Blvd., #712, Fremont, California 94538に本店を置くカリフォルニア州法人であるMentor ARC Inc.との間で、1997年10月14日(以下「本契約」)に締結されたものです。

RECITALS
A. Mentorは、コンピュータロジックチップセットを設計する技術およびノウハウを有しており、Winbondは、コンピュータロジックチップセットを製造・販売する技術、ノウハウおよび製造リソースを有しています。

B. 両当事者は、本契約を締結することを希望しており、Mentorは、パーソナルコンピュータ環境向けの一連のコアロジックチップセット(以下に定義されるとおり、「本製品」)の設計および開発に同意し、Winbondは、以下に定める条件で、本製品の製造および販売に同意します。

そこで、両当事者は、以下のとおり合意するものとします。

合意事項

1. 定義
(a) 「本製品」とは、メンターが本契約の条件に基づき、第2条に記載された仕様に従って設計・開発したパーソナルコンピュータ環境向けの一連のコアロジックチップセットをいい、本契約に別紙Aとして添付されます。

(b) 「納品物」は、第3条で定義された意味を有します。

(c) 「純収入」とは、本製品の販売に関連して、財務報告のための収益認識方針に基づいて、ウィンボンドが認識した総収入の合計を意味します。(a) 除外される販売から得られる収益、(b) 割引、リベート、実際の返品に対する第三者へのクレジット、(c) 除外される販売から得られる収益。

(g) 弁護士費用。本契約を執行する必要がある場合、または本契約の解釈、有効性、履行に関して当事者間で紛争が発生した場合、かかる訴訟において勝訴した当事者は、訴訟費用および合理的な弁護士費用を受け取る権利を有するものとします。

(h) 差し止めによる救済。累積的救済措置。当事者は、相手方の秘密情報および専有資料にアクセスすることができ、これらの不正使用または開示は、損害賠償のみでは補償できない回復不能な損害につながるため、各当事者は、本契約に基づいて当事者が有する他の権利および救済手段を損なうことなく、差止命令、特定履行、またはその他の衡平法上の救済手段によって本契約の秘密保持およびライセンス条項を執行する権利を有することに合意します。本契約に基づくすべての権利および救済措置は、本契約第11条で明示的に制限されている場合を除き、累積的なものです。

(i) 見出しおよび参照。見出しは便宜上のものであり、本契約の解釈において考慮されないものとします。

(j) Counterparts: ファクシミリ。本契約は、複数の複写物およびファクシミリによって締結することができます。

本契約は、複数のカウンターパートおよびファクシミリで締結することができます。
その証として、本契約の当事者は、上記の日付をもって、本契約を締結しました。

WINBOND ELECTRONICS CORP.
By: James J. Y Lin
1997年10月16日
その James Lin,
アシスタンス副社長

メンターアーク株式会社
By: Jason Hou
Its: ジェイソン・ホウ、社長

サンガリチャンネルのジェイソン・ホーインタビューより引用
定義の(d)(e)(f)が抜けている事から、公開していないページがあると思われる。

Mentor Arc と WECA/PD00
共同プロジェクトレビュー

Wen C. Chu
1999年9月2日

プロジェクトのレビュー①

PD00  と  MAI
両社の強みを活かした製品開発パートナーシップ
・MAI:デザイン
・Winbond: 製品化、マーケティング、アプリケーションサポート
97年10月16日に製品開発・ライセンス契約を締結

プロジェクトのレビュー②

責任の分担
・PD00とMAIが共同で製品仕様書を作成する。W83C651B(通称AGX2.0)
・MAI:設計、設計検証、バグフィックス、PD00へのバグフリー製品の納入、技術トレーニング
・WECA:製造、マーケティング、販売、アプリケーション技術サポート

プロジェクトのレビュー③

W83C651  ICマイルストーン
・サインオフ     1999/6/5
・レイアウト作業 4.6週  6/7-7/7
・シミュレーション(1回目)   3週間  7/18-7/28
・2次レイアウト(修正) 3日間  7/30-8/3
・シミュレーション(2回目)  7日間  8/4-8/12
・3次レイアウト(修正) 7日間  8/13-8/23
・シミュレーション(3回目)  5日間  8/24-9/2
・ゲートアレイ本体テープアウト  5週間  8/2-9/3

プロジェクトのレビュー④


Aureate(ノースブリッジチップセット)


W83C651B (Aureate) データシート (POPプロジェクトにおいてあったデータシート。Winbondは製品として公開していない)
https://web.archive.org/web/20040216050429/http://www.openppc.org/datasheets/AureateGX_v2.0r12.pdf

PowerPC Open Platform Schematic diagram (プリント基板図面)
※最終ページの図面にAureateの文字が確認できる。
https://web.archive.org/web/20010624185149/http://www.chips.ibm.com/products/powerpc/linux/docs/pop1_eco0200_3.PDF

POPプロジェクトでのAureate失敗について

Why would IBM blame Winbond for the failed chipset when it was Mai that failed to deliver the chipset?
Unlike you, I did follow POP when it was happening, and I fully remember the lack of the Mentor Arc Inc (Mai) Aureate-GX northbridge was the area of failure. The 1 Winbond chip on the reference design ships to this day, even if it is now hopelessly obsolete.
(和訳)
チップセットの提供に失敗したのはMaiだったのに、なぜIBMはWinbondを失敗したチップセットのせいにするのでしょうか?
あなたとは異なり、私はそれが起こっていたときにPOPに従いました、そして私は完全にメンターアーク社(Mai)Aureate-GXノースブリッジの欠如が失敗の領域だったことを覚えています。リファレンスデザインの1 Winbondチップは、絶望的に時代遅れになったとしても、現在まで出荷されています。

http://forum.amiga.org/index.php?PHPSESSID=0nu647lr0eck3cct5klr9i6dg5&topic=45330.msg489949#msg489949

Winbond焦佑釣氏の社内メール(1998年10月付)

Genetic Computingの技術に興味を示していた事や、ジェイソンさんの会社Mentor Arc、Inguard、Atumについてのそれぞれの役割を整理、今後の考察などが書かれてある。

Jason Ho氏のビジネスモデル設計
0.仮定の話:Jasonは、データ・セキュリティ技術の分野で非常に価値のある発明をしており、これは非常に大きな市場機会があると考えています。
1.Inguard社:ソフトウェア会社。genetic computingの技術を持つ。
genetic computingのアイデアを取り入れたい、あらゆるシステムに必要なソフトウェアを設計することができる。
ソフトウェア製品は、genetic computingアプリケーションの主要コンポーネントをサポートするように設計することもできる。
2.Mentor Arc:IC設計会社。genetic computingをマクロセルに組み込み、様々なIC部品に使用することができる。
現在は、チップセットやI/O設計用のICにgenetic computing技術を組み込んでいる。ADPS技術も保有。
3.Atum:この会社のミッションは不明。
この2つの技術をビジネスとして成功させるために、上記2社にできないことはあるのか?
4.すべてのシステム会社が、自社のシステム製品を販売する際に、私たちの技術の価値を広めることに協力してほしい。
私たちが最も避けたいのは、お客様との競争です。結果として、IP/ソフトウェア事業やキーコンポーネント事業に力を入れるべきだ。
5.genetic computing技術の価値は、ADPSよりもはるかに高いはずだ。10年後には10~100倍になっているかもしれない。
知的財産の投資収益率は、genetic computing技術に基づくIC設計よりもはるかに高いはずです。各コンポーネントで5~10倍になると思われます。
6.ジェイソン・ホーがつかみたい価値とは?
7..Jasonが目標を達成するために重要な成功要因は何ですか?
8.Atumのミッションは何か?会社の構造はどうすればいいのか?
9.ジェイソンの役割は?ジェイソンの能力分析は?どのような経営パートナーを探すべきか?
10.ビジネスパートナー?どのようなパートナー関係か?期待されるリターンは何か?

焦佑釣氏の社内メール翻訳


華非建設・華非貿易

WinbondがAtum(亜圖)に1500万元出資した同じタイミングで、Atum(亜圖)が7050万元を借入れ→増資があったと登記後すぐに借入れ分を返済した華非建設・華非貿易徐一族の会社
※ジェイソン・ホー(后健慈)の妻・徐秀瑩の一族と推察される。

華非建設
華非貿易

オフショアリークスの情報

Paramount Pride Company Ltd.(OFFSHORE LEAKS)
https://offshoreleaks.icij.org/nodes/131462

Paramount Pride Company Ltd.(OFFSHORE LEAKS)

Atum(亜圖)社の履歴

BVIを通した出資など、Atum(亜圖)社の履歴が確認できます。
https://web.archive.org/web/20030814212304/http:/www.atumtech.com/milestone/milestone.htm

Atum(亜圖)社の履歴

台湾検察の焦佑釣氏への聞き取り調査(2000.05.25)

台湾検察聞き取り調査①

Q:私たち(台北市捜査局)の警官のインタビューを受ける気はありますか?
A:はい。

Q:経験と現在のポジションは?
A:私は、華邦電子の会長を務めています。

台湾検察聞き取り調査①和訳


台湾検察聞き取り調査②

Q:亞圖科技股份有限公司への出資はありますか? 詳しい内容は?

A:はい、私は1999年に亞圖に投資した際、1500万元を投資しており、同社(亞圖)の株式の5.9%を占めています。当社は、IBM社との協力関係から、后健慈氏が経営するMAI社が、当社にはないIC製品の技術を持っていることを知りました。
IBMの紹介でMAIと提携契約をし、契約期間中、后氏は、IC製品技術の開発はまだ重要ではないが、コンピュータ・セキュリティ・システムに関する別の技術の発明は、コンピュータ技術における大きなブレークスルーであると話し、当社への協力を要請してきた。

台湾検察聞き取り調査②和訳


台湾検察聞き取り調査③

請求書?
会社の1,000万元を米国に送金してINGURDの購入を主張するほか、毎月約400万元を米国に送金したり、MAIからの特許権の購入を主張したりして、結果的に会社の資本が次々と空っぽになってしまったなどということはありませんか?

A:弊社は現時点で全く把握していません。
后氏に確認しても、明確な回答は得られていません。
あなたがおっしゃるように、毎月400万元をMAIに送金したのであれば、MAIの運営費資金はこの毎月の送金によって賄われていた事は、弊社の米国での訪問評価と比較すれば明らかになる。
ご参考までにMAI社の評価報告書などをお渡しします。

台湾検察聞き取り調査③和訳

新新聞記事(2006.04.06-04.12)

2006年新新聞996号表紙
2006年新新聞記事1
2006年新新聞記事2
2006年新新聞記事3

記事の書き起こしと日本語訳はこちら↓

Atum(亜圖科技)が台湾検察に押収された資料一覧

台湾の検察のサイト(https://www.slc.moj.gov.tw/293537/293550/293551/639514/post)に公表されています。
PDF資料(https://www.slc.moj.gov.tw/media/47934/831610224818.pdf

台湾検察に押収された資料一覧の日本語訳

・亞圖科技株式会社取締役会議事録
・亞圖の財務報告書
・亞圖の株式譲渡明細書
・亞圖のMAI株式保有契約
・亞圖の株式売買契約書
・1999年、2000年 株主名簿
・自社株購入に関する資料
・亞圖からMAIへの送金明細記録
・亞圖ライセンス契約書
・后健慈台北銀行西松支店の通帳
・陳瑤娟が署名した契約書

台湾での裁判一覧

・違反公司(会社法違反)
資本登記虚偽記載の刑事事件です。
公訴人 臺灣士林地方法院檢察署檢察官
被告 后健慈

臺灣士林地方法院刑事判決 105年度訴緝字第24號
公訴人 臺灣士林地方法院檢察署檢察官
被告 后健慈
上列被告因違反公司法案件,經檢察官聲請簡易判決處刑(92年度偵緝字第31號),本院士林簡易庭認不宜逕以簡易判決處刑,移由本院刑事庭依通常程序審理,並判決如下:

主 文 本件免訴。

理 由
一、聲請簡易判決處刑意旨略以:
被告后健慈係位於臺北市○○路000巷○00○00號7樓亞圖科技股份有限公司負責人,於民國88年5月間因公司資金短缺,欲以現金增資方式籌措資金,乃於88年6月1日召開董事會決議每股溢價新臺幣(下 同)15元發行新股,惟迄增資基準日(88年7月6日)僅向瑞華投資公司募得7,500 萬元,未達應募金額目標。
后健慈為達增資目的,明知公司應收的股款,股東未實際繳納,不得以申請文件表明收足,竟於88年7月6日向「華非建設」 、「華非貿易」等公司調借7,050萬元存入彰銀信義分行帳戶內,嗣取得資金證明後,隨即於7月8日原款匯回,再委託會計師向臺北市政府建設局申請增資登記獲准,因認被告涉犯修正前公司法第9條第3項之罪嫌(起訴書誤載為公司法第9條第3項,業經檢察官於92年12月3日提出補充理由 書〈一〉更正)等語。

二、按案件時效已完成者,應諭知免訴之判決,且得不經言詞辯 論為之,刑事訴訟法第302條第2款、第307條分別定有明文。次按行為後法律有變更者,適用裁判時之法律,但裁判前之法律有利行為人者,適用最有利於行為人之法律,刑法第2條第1項定有明文。本件被告行為後,公司法第9條業於90年11月12日修正公布施行,於同年月14日生效,將原公司法第9條第3項改列為第1項,雖最重本刑仍為5年以下有期徒刑,並無變更,惟業已提高罰金數額,由「6萬元以下」提高為「50萬元以上250 萬元以下」,經新舊法比較結果,修正前之公司法第9 條第3 項對被告較為有利,自應適用行為時即修正前公司法第9條第3項。

三、次按按案件時效已完成者,應諭知免訴之判決;又免訴之判決,得不經言詞辯論為之,刑事訴訟法第302條第2款及同法第307條分別定有明文。又於94年1月7日刑法修正施行前,其追訴權或行刑權時效已進行而未完成者,比較修正前後之條文,適用最有利於行為人之規定,為刑法施行法第8條之1所明定。查修正後刑法第80條第1項及修正前刑法第80條第1項關於追訴權時效期間之規定不同,修正後刑法所定追訴權時效期間較長,自屬對行為人不利,比較結果自以 修正前刑法第80條之規定較有利於行為人,本件關於追效權時效,自應適用修正前刑法第80條之規定,是關於追訴權時效之停止進行及其期間之計算,亦應一體適用修正前刑法第83條之規定。次按案經提起公訴或自訴,且在審判進行中,此時追訴權既無不行使之情形,自不發生時效進行之問題(司法院大法官釋字第138 號解釋可資參照);再按修正前刑法第80條第1 項規定,追訴權因一定期間不行使而消滅,係指追訴機關於法定期間內,怠於行使追訴權,即生時效完成 ,而消滅追訴權之效果。故追訴權消滅時效之發生,應以不行使追訴權為其前提要件。又所謂追訴權,係對行刑權而言 ,應指形式的刑罰權,包括偵查、起訴及審判權在內,若已實施偵查,此時追訴權既無不行使之情形,自不生時效進行之問題(最高法院82年度第10次刑事庭會議決議意旨參照。 經查,該決議固於95年9月5日經最高法院95年度第17次刑事庭會議以法律已修正為由而決議不再供參考,惟因本案適 用最有利於被告之修正前刑法第80條、第83條規定,自得適用此決議)。準此,檢察官開始實施偵查至法院發布通緝前之期間,應排除於追訴權時效進行期間之外。而所謂實施偵 查起算之日,應自檢察機關自動檢舉或簽分案件偵辦時之簽 分日,或自當事人告訴、告發、自首、收受司法警察機關移送(報告)書之日起算,非以檢察官收受該案件之日(即卷 面分案日期)起算。另為避免檢察官製作起訴書後,遲未將案卷移送而繫屬於法院,應認檢察官起訴後,至案件送達而繫屬於法院之期間,追訴權實質上並未行使而應予扣除,以保障被告之利益。
四、經查,本件被告所違反修正前公司法第9條第3項之罪嫌, 其犯罪行為終了之日為88年7月8日,是追訴權時效期間應自88年7月8日起算。又修正前公司法第9條第3項之罪之最重本刑為有期徒刑5年,依修正前刑法第80條第1項第2 款規定,追訴權時效期間為10年。本件犯罪終了日為88年7月8日,經臺灣士林地方法院檢察署檢察官於90年6月11日開始偵查,並於92年2月16日聲請簡易判決處刑,92年3月11日繫屬於本院,嗣因被告逃匿,經本院於94年8月25日以94年士院刑大緝字第213號通緝書發布通緝在案,致審判之程序不能繼續。復依同法第83條第1項、第3項規定,及參照司法院29年院字第1963號解釋,本案追訴權之時效期間應加計因通緝而停止之2年6月期間,共計為12年6月。惟自檢察官於90年6月11日開始偵查,扣除檢察官於92年2月16日提起公訴迄案件於同年3月11日繫屬於本院期間後,追訴權時效完成日應為105年2月29日,故本件追訴權時效已經完成且被告迄未歸案。揆諸前開說明,爰不經言詞辯論,逕為免訴之諭知。

據上論斷,應依刑事訴訟法第307條、第302條第2款,判決如主文。

中華民國105年7月19日
刑事第七庭審判長法官蔡明宏
法官 林季緯
法官 林尚諭
以上正本證明與原本無異。

如不服本判決應於收受送達後10日內向本院提出上訴書狀,並應敘述具體理由。其未敘述上訴理由者,應於上訴期間屆滿後20日內向本院補提理由書(均須按他造當事人之人數附繕本)「切勿逕送上級法院」。
書記官 王亦芩
中華民國105年7月19日

https://www.lawsq.com/book/42248805912

・給付服務費
Socleから未払金の支払いについて訴えられた裁判です。
管轄が違うと移送されたという内容のみ。詳細不明。

原告 虹晶科技股份有限公司(Socle)
被告 九霖邏輯技術股份有限公司(旧アトム)

・返還提存物
給付服務費の裁判の、Socleが納めた担保金の返還が認められたもの。
このため、内容不明である給付服務費の裁判は、Socleの勝訴、又は和解となったと思われます。

SocleがIBMに送ったマスク差し押さえに関する手紙(2005.1.12)

マスク差し押さえに関する手紙

January 12, 2005
VIA Post

Mr. Bas A. Fransen
Vice President
IBM Asia Pacific Headquarters
2-12 Roppongi
3 Chome
Minato Ku
Tokyo 106-8711
Japan

Re: Semiconductor Custom Manufacturing Attachment No. I to Custom Sales

Agreement No. 001280
Dear Mr. Fransen:
By way of this letter, Socle would like to restate to IBM Lim the night to the mask work set associated with Purchase Order No. 1930031 dated July 29, 2004 is still with Socie. Any claim of the right to foregoing mask work set made to IBM without Socle's permission is untrue and inadmissible.

Please do not hesitate to contact me at phone no, $86-3-$163166 ext. 201 or facsimile no. 886-3-5163177 should you have any question.

Yours truly.
David Lyou
President
Socle Technology Corp.

CC: Mr. T.M. Wang, Client Manager, IBM Taiwan Corp.


ArticiaSチップが採用されたコンピュータ

↓のサイトにあるコンピュータの4つ(Pegasos1/AmigaONE SE/AmigaONE XE/ micro AOne-C)にArticiaSチップが採用されていることが確認できました。

Pegasos1http://amigaga.chez-alice.fr/ng/bplan/pegasos1.htm

Pegasos1

Pegasos1
発売日:2002年8月
生産終了:2003年4月
特徴:
MicroATX CHRP (236mm x 172mm)
バスは最大133Mhzまで(100MHz推奨)
プロセッサ
PowerPC G3 750 CXe 600Mhz、またはPowerPC G4 MPC 7450 1.0GHz
プロセッサーをドーターボードに搭載し、アップグレードを容易にしました。
PC133 SDRAMスロット2基搭載、最大2GBまで対応。
AGP 1.0バス(3.3V-2x) ×1
PCIバス(32ビット、33MHz) ×3
USBコネクタ ×3(外部2、内部1)
Firewireポート ×3(外部2、内部1)
Ethernet 10/100 MBitポート1個
内蔵音声:マイク入力、光デジタル出力(S/PDIF)
赤外線インターフェイス用内部コネクタ
IDE UDMA100 2ポート
フロッピーディスクドライブコネクタ ×1
キーボード、マウス用PS/2コネクター ×2
RS232 DB9 シリアルポート ×1
セントロニクス・パラレルポート ×1
ジョイスティックやMIDIインターフェース用のDB15ポート ×1

BPlan社製で、非公式な新世代である。最初のPegasosは、ベータテスターのための「予約品」だった。AmigaOneより先に発売されたという大きな利点があり、そのため、より強力な新しいハードウェアベースを持つことを熱望する多くのAmigaファンを惹きつけました。

しかし、改良されたArticiaチップセットには多くのバグがあり、そのうちの1つがAGPビデオカードにTVチューナーカードを接続できないことだった。2002年12月の「April1」、2003年3月の「April2」のチップセット改訂で不具合が修正され、安定性が大幅に向上した。
注)April1も2もArticiaSチップセットを使用しており、ArticiaSチップセットの側面に追加された補正用チップの名称です。

April1・April2

ファームウェアの更新は、SFSパーティションでの起動、コンピュータの「シャットダウン」機能の管理、そして何よりも、マザーボードの初期化中にマウスを動かすと起動時に「バグ」が発生するのを除去するために計画されたものである。残念ながら、これらのアップデートはまだ一般には公開されていません。

AmigaONE
AmigaONEはMai LogicのマザーボードTeronシリーズ(ArticiaSチップセットを搭載)を採用している。

・AmigaONE SEhttp://amigaga.chez-alice.fr/ng/eyetech/a1se.htm

AmigaONE SE

AmigaONE SE
発売年:2002年11月
販売終了:2003年4月?
プロセッサー  G3 750CX 600MHz
チップセット ArticiaS
キックスタート 4.0
RAM  SDRam 最大2GB
【内部ポート】
AGP  1.0ポート(3.3V-2x)×1基
PCI  66MHzスロット ×1
PCI  33MHz ×3
IDE UDMA100 ×2
【外部ポート 】
USBポート ×4
セントロニクスポート ×1
COMポート ×2
10/100 Mbpsネットワークポート ×1
AC97互換サウンドカード

アイテックから再販され、ユーザーから待ち望まれていたAmigaOneの第一弾(Teron CXマザーボード搭載)。テスターや開発者向けです。DMAのハードウェアバグとEyetechの不誠実さ(articiaSのバグを認めたくない)が相まって、Eyetechは世間から非常に不評を買うことになりました。このバグはAmigaCenterによって公式にバイパス/修正することができます。

・AmigaOne XE http://amigaga.chez-alice.fr/ng/eyetech/a1xe.htm

AmigaOne XE

AmigaOne XE
発売年:2003年4月
販売終了:2004年
マイクロプロセッサー  G3 750FX(800MHz時
            G4 7441 - 933MHz(800MHzにスロットル)
チップセット  ArticiaS
キックスタート 4.0
RAM SDRam 最大2GB
【内部ポート】
AGP 1.0ポート(3.3V-2x) ×1
PCI 66MHzスロット ×1
PCI 33MHz ×3
IDE UDMA100ポート ×2
【外部ポート】
USB4ポート
セントロニクスポート ×1
COMポート×2
10/100 Mbpsネットワークポート ×1
サウンドカード  サウンドカードが内蔵されなくなった最新シリーズを除き、AC97に対応

アイテック社から再販された、「メインストリーム」ユーザー向けの第2世代AmigaOne(Teron PXマザーボードがベース)です。DMAのハードウェアバグとEyetechの悪意(articiaSのバグを認めたくない)が相まって、評判が悪くなってしまった。このバグは現在AmigaCenterによって公式に回避/修正されています。
ACubeからG4 7457を1.26GHzにアップグレードできるプロセッサーが販売されています。

商標放棄(Mentor ARC Incorporated)

https://tsdr.uspto.gov/#caseNumber=76215927&caseType=SERIAL_NO&searchType=statusSearch

VS MENTOR GRAPHICS CORPORATION (「Mentor」の商標)
https://ttabvue.uspto.gov/ttabvue/v?qt=adv&procstatus=All&pno&propno&qs=91153842&propnameop&propname&pop&pn&pop2&pn2&cop&cn

VS QUADRANT COMPONENTS, INC. (「ARC」の商標)
https://ttabvue.uspto.gov/ttabvue/v?pnam=MAI+LOGIC%2C+INC.+FORMERLY+MENTOR+ARC+INC.++

Pegasos1のBplan社からの手紙

ArticiaSチップのバグについての報告と至急バグ修正対応を迫る手紙
Amigaのコミュニティサイトに転載されていました。
https://amigaworld.net/modules/newbb/viewtopic.php?mode=viewtopic&topic_id=10225&forum=33&start=20&viewmode=flat&order=0#449021

これはArticiaチップの一般的な設計上の問題です。実装された機能内のバグではありません。つまり、このケースは一般的にチップに組み込まれていないため、外部信号のパッチでカバーすることはできません。本来であれば、製品化前のテストにおいて発見されるべき不具合です。

今週、この不具合を一刻も早く修正することが両社の利益となる。この不具合は、現在生産・販売されているすべてのMAI製品に発見されなければならないので、この問題を早急に(数週間ではなく数日)解決することは、我々の重大な利益となる。無駄なシステムが大量に市場に出回ることは、MAI
にとってもbplanにとっても、さらに多くの困難を生み出すことになります。

手紙のほんの一部抜粋

Pegasos1をPegasos2に200ユーロで交換プログラム

1. 私たちは、Pegasos IのオーナーにG4モジュールを提供します -- 私たちは、次の400-450を生産した後、Pegasos Iをもう作りません(この数は変わりません-ただ、私たちがBetatesterとApril 1のボードを「リサイクル」していることを思い出してください)。つまり、Pegasos I G4のリリースはありませんが、G4モジュールの提供は可能です。また、Pegasos Iを購入された方には、Pegasos IIへの200ユーロのアップグレードパッケージを提供します(下取り付き)。

2003/02/24
https://web.archive.org/web/20031206013403/http://www.morphzone.org/modules/news/article.php?storyid=11

まず、ペガソスII G4は、現在ペガソスI G3をお持ちの方のために、先着順で100台を確保しています。交換には200EUR HTの手数料が必要です。MorphOS 1.4 & SuperBundleにはユーザー登録が必要です。送料と返送料は35ユーロです。EXCL. VAT. この交換は、正規販売代理店に依頼することができ、費用はわずか10ユーロです。HT ペガソスG3のリターンに関する情報はもちろん届きます。この「Pegasos II」へのアップグレードキャンペーンは、その後も特に大規模な生産が開始された場合に有効です。

2003/09/12
https://web.archive.org/web/20031214081452/http://www.pegasos-suisse.com/fr/actual/index.php?go=030912a

ArticiaSは2バージョンある

・A660BNGP
先に説明したPegasos1やAmigaOneに採用されたバージョン
(Pegasos1でApril1/April2パッチが施されたバージョン)

・A660BNGE
AmigaOne microというコンピュータで採用された形跡が確認できました。
詳細は調べていません。(八洲子の部屋動画でも未紹介)

A660BNGEが確認できる


ArticiaP サンプル予定日の延期履歴

F-35のフライトコントロール/ディスプレイシステムに使われる予定だったArticiaP。
サンプル予定日が何度も延期(①~⑤)されています。

2002.12.30

2003.04.16

2003.10.09

2004.02.04

2004.06.03

これに判明している出来事も一緒に並べると・・・
①2002.12.30
②2003.04.16

(2003.8頃 カイザーからの手紙で、イノチップ&TSMC製造のサンプルはMaiへ納品されたが、動かなかった。つまり納入失敗。)
③2003.10.09
④2004.02.04
⑤2004.06.03

≪2004.6 カイザーが設計レビュー終了≫ (つまりゲームオーバー)
(2004.8 Socle→IBMにマスクデータが渡る)
(2005.1 Socleによりマスク差し押さえ)

となりました。


カイザーからの手紙

①陳水扁総統宛て

(赤文字は深田萌絵さんによる注釈)


親愛なる陳水扁総統。

私は、米国の統合打撃戦闘機(JSF)プログラムが危機に瀕していることをお知らせするために、この手紙を書いています、あなたの早急な関心と援助をお願いします。

当社の顧客であるロッキード・マーティン社は、米国空軍、海軍、海兵隊の戦闘機や攻撃機に代わる次世代戦闘機であるJSFの製造を、米軍史上最大の契約で獲得しました。また、F-35戦闘機と呼ばれるこの航空機は、カナダ、オーストラリアなどのチームの協力を得て開発・製造されます。

ロッキード・マーティン社がカイザー・エレクトロニクス社に発注した第一次下請け契約の条件に基づき、カイザー社はこのF-35 JSF航空機用の大型プロジェクション・ディスプレイを開発しています。提案されているコックピットディスプレイシステムのハードウェアとソフトウェアは、
非常に大きなフルカラーの太陽光で読めるディスプレイを提供することで、JSFパイロットに大きな操作上の利点をもたらします。

カイザー社とMai Logic社は、重要な活用技術の1つであるMai Logic社のArticiaPチップセットを組み込むことで、フライトコントロール/ディスプレイシステムを共同開発する契約を締結しました。このArticiaPのサンプルを検証する作業を始めようとしていた矢先、チップの製造に関わる
“ある商業上の問題”が起きたと知らされました。結果として、ArticiaPは計画通りに納入されないかもしれず、これは私たちにとって大打撃であります。

この問題を解決するために、是非とも陳総統のお力をお借りしたいと思います。私たちはそのような支援を非常に前向きにとらえており、私たちの顧客であるロッキード社とその顧客である米国海軍および米国空軍にもこのことを伝えたいと思います。ご協力に感謝いたします。


下請け&サプライヤー管理部
ロックウェル・コリンズ社のカイザー・エレクトロニクス

カイザーエレクトロニクス→陳水扁総統宛ての手紙の和訳

【この手紙で判明した事】
カイザーの下請け&サプライヤー管理部
から、台湾の国のトップである陳水扁総統に手紙が送られている。
サンプルはできたがトラブルが起こっている。

②AIT宛て

(赤の枠やラインはジェイソンによるもの)

件名 Innochip社とのArticiaPチップ開発について

親愛なるPaal氏。
 米国カリフォルニア州サンノゼにあるロックウェルコリンズ社のカイザーエレクトロニクス社は、テキサス州フォートワースにあるロッキード・マーティン社の下請け会社です。ロッキード社は、アメリカ海軍のプライムコントラクターで、次世代の統合打撃戦闘機(JSF)F-35戦闘機の開発を行っています。
JSF F-35戦闘機は、英国、カナダ、オーストラリア、オランダ、イタリア、デンマークなど、多くの国際的な参加者と共同で開発・生産されています。カイザー社は、ヘッドダウン式のMFD(Multi-Functional Display)HMD(Helmet Mounted Display)の2つのアビオニクス・ディスプレイを設計しています。MFDは、プロジェクションディスプレイ技術を用いたパノラマディスプレイです。

 MFDで最も重要な専用IC(ASIC)の一つは、カイザーのサブコンであるMai Logicによって開発されたFPGAです。
Mai社はこのFPGAの設計をし、台湾のInnochip社に(IC化の) 委託をしました。
InnochipはTSMCでの製造のために設計を弄りました。
やがてチップは製造されCCA(基板)に装着されMai Logicに送られました。しかしチップはMaiの設計したように動かず、どう見てもInnochipが担当したところに問題があるようである。このエラーはすぐ修正されなければなりませんが、両者はこのチップを巡って法的な紛争を始める可能性があり、Innochip社はエラーの修正を拒否しています。
このような対応の不備は、JSFプログラムに重大な損害を与える可能性があります。
 カイザー社とその顧客は、マイロジック社とイノチップ社との間のこの紛争の「罪のない犠牲者」であるため、私たちは、イノチップ社にチップのエラーを直ちに修正するように強制するために、貴社のオフィスが提供できるあらゆる支援を要請します。
Innochip社は、Mai Logic社との紛争の解決と並行してこれを行うべきであり、最終的な紛争の解決を待つべきではありません。
皆様のご協力とご支援をお願いいたします。

【この手紙で判明した事】

・カイザーはMFD(マルチファンクションディスプレイ)とHMD(ヘルメットマウントディスプレイ)の2つのアビオニクス・ディスプレイを設計していた。
・Mai Logicが担当するArticiaPチップは、MFD(マルチファンクションディスプレイ)に利用される予定だった。
・Mai LogicはFPGAチップ上で設計を行い、InnochipがIC化の為の設計変更とマスクデータ作成までを行い、製造はTSMCが請け負った。
(FPGAチップ上での設計ではそのままICチップ設計にはできない為、Innochipが設計をいじる事はごく当たり前の作業。)
・TSMCからチップは納入されたが、基板上で動かなかった。

また、判明している事実の時系列と照らし合わせると、
・カイザーのMDFは2004年6月に設計レビューを終え、10月に納入された
・Mai Logic のサイト情報から見ても、ArticiaPチップのサンプルは延期を繰り返しており、出荷された事実は見当たらない為、カイザーが納入したMFDでは別の会社のチップが使われたと推察される。
・量産版F-35ではカイザーのMFDは採用されず、L3ディスプレイ社のMFDが採用されている。

とりあえずここまで。
まだまだ更新すると思います。



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