見出し画像

天職の見つけ方

社会人になって2、3年目の頃、私は法務部で働いていましたが、その際に心底法務の仕事が自分には合っていないと思っていました。

法務の仕事については、詳しくは以下の記事で書いているのですが、私は書類を細かく読むことがそもそも苦手で、大学入試の書類なども親に書いて出してもらった有様だったので、法務の仕事が楽しいとは思えるはずもなく…。

天職探しの旅へ

社会人年次が浅いうちに自分の天職を探して転職しよう!と思って、別部署の話を聞きに行ったり、Wantedly等で他社の話などを聞きに行きまくっていました。

結果、それから2年経った社会人5年目にもなってとくに天職と思えるような仕事は見つからず。最後のほうは「私はそもそも働くこと自体に向いていないのでは…!?」と自分のダメ人間具合にがっかりしていました。

天職はレベル上げしないと分からない

そして、そんなもやもやを抱えたまま社会人5年目になったある日、同じ部署の2年目の後輩から「私、法務に向いてないと思います…」と相談され、話を聞くうちに、かつての私の姿を少し客観的にみることができました。

入社して3年間くらいは、いわばドラクエでいうとレベル5ぐらいの状態なので、そもそも何にも向いていません。ダーマ神殿にもたどり着いていません。その状態で天職を探しても、何もできないので何にも向いていないようにしか感じられなかったのです。

確かに、ドラクエだとハッサン(ムキムキのHP高めのキャラ)はMP値が低いので魔法使いには向いていないかもしれませんが、少なくとも現実の世界では、自分がハッサン(HP値高め)なのかバーバラ(MP値高め)なのか、それはある程度レベル上げ(=仕事)をしないと分かりません。

現在の私の天職

天職を探し求めていた2,3年目よりも、自分のできることや好きなことが分かってきたので、よりそれが生かせる仕事に私は今年転職しました。転職先が私にとっての天職かは分かりません。

少しチューニングして、次の職場で働き、次の職場でさらに自分のできることや好きなことを探して、また次の職場や仕事を探していくというアプローチを繰り返していけば、限りなく天職に近い仕事に近づいていくのかなと思っています。

天職って、雷に打たれたように天啓を受けるイメージを持ってしまっていましたが、そういうふうに少しずつ近づいていく、作っていくものなのかなと思う、最近この頃です。



今後も継続的に記事を書き続けていく予定です。 100円くらい投げてやっても良いかなという方がいらっしゃったら、とっても嬉しいです。ぜひよろしくお願いします!