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どんな難病であっても頑張る人たちがいます

春らしい、あたたかな月曜日ですね。このままウリズン(陽春)、と言いたいところですが、もう一度、寒さが襲来するらしいです。気温の変化は体調不良につながりやすいので、お互い気を付けたいものです。

昨日の日曜日。ビッグメガネは少し遅い時間にオープンいたしました。出張調整です。

筋ジストロフィー症を患っていらっしゃるAさん宅にお邪魔しました。Aさんは2018年に発症したのですが、進行がとても速く、動かせる器官は眼だけなんです。眼球を使ってパソコンを使いこなしています。

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ビッグメガネ店長によりますと、メガネの調整をしながら問いかけると、とても素早くパソコンで返答してくれるそうです。パソコンのカメラが眼球の動きを認識しているんですね。ひらがな表を使っての入力もできます。

ここまでできるようになるには、技術の進化とともに、Aさんの並々ならぬ努力があったはず。視力調整、難しいのですが、ビッグメガネとしては、なんとか期待にこたえたいものです。

もうおひとり。やはり筋ジスのお客様がいらっしゃいます。Aさんのように、急激な症状進行ではなかったので、パソコンを使った仕事を家でされているそうです。移動は車イスです。

ところが、手に、症状が出るようになりました。指を使えなくなってきたのだとか。いま、進行する症状に負けず、Aさんのやり方を参考に頑張ろうとされています。

▶▶▶筋ジストロフィーとは

筋ジストロフィーをはじめ、どんな病気にも言えることですが、いったん罹患すると人生が大きく変わってしまいます。本人だけでなく、ご家族含めて、大変な苦労、辛さ、悲しさを経験せざるを得ません。

ビッグメガネの新里店長も、一時は再起を危ぶまれるほどの大病をわずらいました。主治医の先生に「ふつうは車いすの生活に入るのに」と、驚かれたほどです。退院後の診察でリハビリ担当者と再会した時には、生きていること自体ビックリされてしまいました。

彼は、お客様のために良い見え方を提案する仕事に誇りを持ち、復帰に向けて頑張りました。人生最後まで、メガネ職人としての生き方を貫いていこうとしています。

生涯現役主義。

ビッグメガネ、今日もお客様のためにオープンしております。

▶▶▶ビッグメガネの店長ブログ

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