3.11福島に思うのは、昭和の弊害
1990年代の話。
雑誌編集の仕事をしていた当時、オイラは東電の某課長と仲が良かった。一緒に飲みに行ったりもした。仕事が忙しすぎて家庭がおろそかになったという悩みも聞いた。彼は、家族のために超遠距離通勤を決意し、自然豊かな街に引っ越し、毎日新幹線で本社に通っていた。毎月の通勤費、莫大だったけど、当時の東電にとっては、ㇸのかっぱさ。
ある日、六本木で飲んでた時なんだが、話題が原発になったんだよね。ちょうど世の中ではチェルノブイリ原発事故の放射能問題が言われていた時期だ。彼は