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ザ・眼鏡職人

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那覇のビッグメガネから、眼鏡のマニアックな世界をご紹介します。一番目立つブランドアイコンというファッションアイテムであると同時に、ライフスタイルを左右する大切な医療ツールでもある…
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2020年12月の記事一覧

お風呂でメガネ、使います?

メガネの取り扱いが雑な人って居ますよね。レンズ面を下にしてポイと置いたり、車のダッシュボードに放置したり、洋服の裾でレンズをゴシゴシしたり。 え、「そんなことしません」って? うーむ。私だけだったのか……。 じゃあ、湯船に浸かって本を読んだり、スマホ見たりはしますよね? メガネのトリセツずーっとメガネに縁のない生活をしてきました。ところが、ある時期(?!)に来てググーっと老眼が!!! なまじ視力が良いと、他人様より早く進行するようです。 本や新聞を読む。 パソコンを使

ずれないメガネは鼻盛りで

眼鏡はズレるもの、と思っていませんか?  その証拠に、眼鏡の位置を治すしぐさをドラマや漫画でよく見かけます。 眼鏡がズレて困るなら、「鼻盛り」で解決しましょう♪  日本人は、欧米の人と比べると鼻筋が細いため、眼鏡がずり落ちやすいのは確かですが、防ぐことはカンタン。一番の原因であるノーズパッドを修正すれば、ジャストフィットします。 快適な掛け心地のためにはフィッティングが大事。最初にきちんと調整すれば、カンタンにはズレません。 ただ、しばらく使っていると……、「掛けたま

沖縄の紫外線、北海道の2倍です

我が家は大家族。わんこ2匹とニャンコ3匹が家の中を騒々しく駆け回り、人間様は小さくなって暮らしているのですぅ(T_T)。 5匹の中で態度がデカいのは、ひねくれ猫の銀ねーさん、12歳。そして一番の年寄り犬であるダックスのチビ、17歳。 年を取ると、動物たちも怖いもんなしで強くなりますね~。若い奴らをシャーシャー脅し、餌を横取りし、威張りまくってます。 が、長老犬のチビ、少し白内障気味で、瞳がぼやけてます。なので、ワンコ散歩は、目に負担をかけない早朝、夜間に行っているのです

痛い目に合う前に眼科に行こう

ビッグメガネ那覇ではコンタクトレンズを定期的に注文されるお客様も多く、「いつものやつを」で、コンタクトケア製品などとともに各地にお送りしています(*^^)v。 HPで説明していなかったので、「この店はコンタクト、扱っていないのかな?」と誤解されそうですね。まずいぞ、ということで、コンタクトのお話をひとつ。 度が入っていてもなくても、目に直接つけて使用するコンタクトレンズは、適切な管理が必要なため、心臓ペースメーカーや人工関節などと同じく、高度管理医療機器に指定されています

第三のレンズで眼疾患を防ぐ

■紫外線とHEV(高エネルギー可視光線)最近の研究で、加齢黄斑変性を引き起こす犯人が分かってきました。加齢黄斑変性とは、眼の中の黄斑という組織が壊れ、最悪の場合失明してしまう眼疾患。紫外線とHEV(高エネルギー可視光線)が原因です。 こうした目のダメージを軽減するために、各レンズメーカーが開発したのが、「第三のレンズ」と呼ばれる高機能レンズ。 実は、従来型のレンズの光線軽減は400nmまででした。しかし、目に有害な光線は420nm! ビックメガネに来店されるお客様で、屋

新里店長の自己紹介

大手メガネチェーンでの勤務を経て、店の構えは小さくとも心意気はビッグにと、新宿西口の一等地にビッグメガネをオープンしたのは今から25年ほど前でしたか。以後、通算40年にも及ぶ眼鏡一筋の人生を歩んでおります。 12年前、ふるさと沖縄に戻り、新宿時代よりも更に小さなビッグメガネを那覇に再現、残りの人生もまた眼鏡を通した人との出会いを楽しむことに致しました。 この間、様々な病気も経験。「本来ならば再起不能」と主治医が驚くなか、眼鏡職人としての矜持を胸に、小さなビッグメガネを維持

沖縄のメガネ職人

ビッグメガネは小さな眼鏡店那覇市の中心地に、かつて二中と呼ばれた県立那覇高校がある。かつては沖縄県知事を筆頭に政治家、経営者、医療、学術関係者など、沖縄県をけん引する人材を送り出した地元の名門校として知られている。 那覇高校の正門横に建つのが城岳同窓会館。学校卒業者たちの同窓会事務局であり、また、現役生徒たちに自習室などを提供している。この会館1階の奥に、小さな眼鏡店ビッグメガネ那覇がある。もちろん、店主は那覇高校の卒業生。 もともとは、東京・新宿駅前で開業していた、業界

再生

メガネ一筋40年〜ビッグメガネの新里です〜

寄らば大樹の陰という時代は終わりそうですね。1人ひとりが自らの力で生きていく。でもそれって、もともと日本人が得意としていたことじゃない? 那覇のビッグメガネさんのサイト作りを通して、考えさせられること多しです。