見出し画像

「店長の意欲」が成功への必要条件

社長のやる気と現場のやる気の乖離(かいり)


社長がやる気満々で「これからは野菜で差別化だ!」とお話を頂くことがあります。その時にいつも我々からお願いすることがあるのですが、「現場の方からやりたいという人を募ってください」とお話します。

どういうことかといいますと、結局現場で実践するのは、店長であり料理長であったりします。「これからは野菜で差別化だ!」と思っている社長の想いをいまいち理解できず、現場がついて来れないというのが、失敗の原因の1つであったりします。

モデル店舗を決定


複数店舗されているオーナー様には必ずご提案させていただくのですが、店長会議や営業会議などの機会に我々を呼んでいただき、直接各店長にご試食を頂くことと、お話の機会を頂戴します。その中から意欲のあるお店1店舗からテスト的にスタートしていただきます。

野菜の取り組みに対して、「新しい仕事が増える」「野菜の料理では満足しないだろう」「社長がまた何か言い出した」「現場が回らなくなる」みたいな疑心暗鬼のスタッフさんも中にはいらっしゃるでしょう。まず焦らずに、社内での成功事例を1つ作り上げることが一番の近道だったりします。楽しんで野菜という新しいチャレンジをしてくださる方を見極めてください。

成功の事実は他店舗に派生


成功するのであれば「やってみたい」「やらないといけない」というスタッフさんも出てきますので、少しずつその輪を広げていくことが成功への重要な法則です。

美味しい!と思えれば勝手に売れる


アルバイトさんへの教育も重要です。一番手っ取り早いのは「試食会の実施」。良くあるのは、提供してくれているサービス担当のアルバイトさんが料理を食べたことが無いということがあったりします。提供前に、サービスのスタッフさん全員から、美味しいという声を集めてください。

我々もお店を運営しているのでよくわかるのですが、「自分自身が美味しい」と思ったものは、自分が意識せずとも「言霊」が伝わり、自然とお客様にお勧めでき、売れる商品になっていきます。

よろしければサポートお願いいたします(^^)/農業界・食業界・飲食業界の発展のため役立てていきます。