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採れたて旬野菜を食す 白菜🥬

食べ物を通じてつながる人に、幸せと健康を届けたい

 収穫時期や旬、そしてその野菜がもつ本当の美味しさと栄養を知る事ができれば、更に美味しく味わう事ができる

冬の野菜と言えば

 大根やキャベツのように生産量が多い白菜だが、日本で本格的に栽培されるようになったのは大正や昭和の初め頃。
・3~5月にかけての春白菜(茨城)
・6~10月の夏白菜  (長野や群馬が多い)
・11月~2月の秋冬白菜がありますが(茨城や愛知が多い)
出荷量が最も多く、スーパーで手頃な価格で手に入るのは秋冬白菜。 寒くなると、白菜自身が凍らないように糖分を蓄えるので秋冬白菜は甘みが増しておいしくなります。 やっぱり白菜の旬は秋冬。

500種ほどが登録されている

結球型、半結球型、不結球型の3分類、さらに形や大きさなどいろんなな品種がある

と、言っても、、、
これは生産者さんや家庭菜園される方から目線での品種の数。消費者や小売側としては、最も流行している結球型の黄芯白菜ぐらいしか扱うことがないし、食することもない。水分が多くてやわらかく、鍋料理や漬物、スープや和え物などいろいろな料理にむいている。中の葉の色が一般的な物より濃くオレンジ色したオレンジ白菜もある。一般的な白菜より栄養価も高く、甘味が強くて独特のにおいが少なく、色を活かしてサラダなどによく使われる。

栄養バランスの取れた健康食材


 白菜はほとんどが水分で、低カロリーな肥満防止にもってこいの健康野菜。それぞれは微量だがいろんな栄養素を含んでいる。風邪予防や免疫力アップに効果的なビタミンC、食物繊維やカリウム、マグネシウム、カルシウム、葉酸、亜鉛も含まれている。

加熱調理で食物繊維をとる

 約90%は水分なので加熱調理をすることでカサが減り量を食べることができるので食物繊維をしっかりと摂取することができる。整腸作用を期待するなら、煮物や炒め物、鍋など加熱調理がオススメ。煮るとカリウムが水に溶け出すのでみそ汁やシチューなど煮汁ごと食べられる料理にすることで、煮汁に流れ出た栄養素もムダなく摂取できる。

ビタミンCは生食で


ビタミンCは水溶性なのでサラダや漬物など生食が効果的。水洗いする際ビタミンCは流れ出てしまうので、手早く洗うのがコツ。生食は甘みとうま味が凝縮されている白菜の中心部分を使用するのがオススメ。

中心部分から食べる


白菜は、外側の葉が栄養を作って内側の葉に送って成長し、収穫された後も外側の葉は養分を中心部分に送り続ける。カットした白菜の中心部分が盛り上がってくるのはその影響。なので、中心部分を先に食べていくのがいい。中心部分の葉がなくなると、外側の葉は栄養分をそのまま蓄え美味しく食べられる。
外葉には「ごま症」と言う黒い点ができることがある。これはポリフェノール類が蓄積したもの。だから食べても問題ない。

薬膳的にも
中国では大根、豆腐と共に養生三宝の一つとされ、免疫力を高めるとされている野菜のようです。
風味と栄養がギュッと詰まった、旬野菜のおいしさを存分に味わってくださいね。





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