居酒屋さんがテイクアウトメニューに生ビールも一緒に売る方法あります。

居酒屋さんが合法にビールをテイクアウト販売できる

「生ビールもテイクアウトで売れたらなぁ…」居酒屋を経営している友人がポロっともらした言葉。売り上げが90%減少した3月のことでした…

「本当にそれができたらいいよね」無理だとわかっていながら相槌を打ったけど胸が痛みました…本当に…

でも、生ビールもテイクアウト販売できるようになったんです!でかした、国税庁!

酒場・居酒屋の救済措置、期限付酒販免許!

この期限付酒販免許の正式名称は、料飲店等期限付酒類小売業免許。居酒屋さんなどお酒の提供がメインの飲食店が、お酒のテイクアウト販売ができるようにする期限付きの酒販免許なんですね。

このコラムでは、わかりやすく期限付酒販免許といいますね。

ビールもテイクアウトで売れたら、という全国の酒場・居酒屋の声を国税庁が汲み取ってくれたようです。確定申告の期限も延長してくれるし、ここへきてグッと印象点がアップしてきました。

期限付酒販免許とは?

居酒屋さんなどが、在庫のお酒をテイクアウト販売できるようにするための期限付の酒類販売免許です。

本来、お酒をテイクアウトで販売するためには、一般酒類小売業免許が必要です。申請に必要な書類の数も多く、審査も約2か月と結構な時間がかかります。

少しでも早く飲食店が資金確保できるようにするため、手続きを簡略化したのが、この料飲店等期限付酒類小売業免許です。

新型コロナウイルス感染症の影響で大きな打撃を受けている飲食店業界の救済の措置といえるでしょう。

もっとくわしく教えて!

有効期限:6ヶ月。5月1日に免許が交付されたとすると、10月31日までお酒を売ることができます。

申請期限:令和2年6月30日(火)

手数料:無料

販売できる酒類:すでに在庫としてある酒類、または、既存の仕入れ先から仕入れる酒類。(※今までお弁当しか売ってなかったのに「これからはビールもセットにして売ろう」なんていうのはアウトです。)

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