こどもの遊び声騒音クレームの話で思い出したトンデモご近所さん

こんなTwitterを見たのです

Twitterではありがちの話題だ。
私は子持ちだが中には迷惑な子持ちもいるから全面的に子持ち側を支持しようという物ではないが、子供の声が騒音か否かは難しいと思う。
そもそもクレームが子供の声だけじゃなくて親の怒鳴り声とかそういう物も含まれてるかもしれないし。
親の教育が本当にされてないモンスターもいるし、どんなに教育しても楽しくなったら騒ぎ出すのが子供だろう。

でも大抵の親は頑張って静かにさせようとしてるし
その反面ある程度は目を瞑って見逃してほしいなって少しは思ってる。
しかも数年で子供はでかくなる。

このツイ主も平日は仕事していて休日の昼間の話のようだが

私も思い出した。

時はシングルマザー時代のちょっとした庭のついたアパートを借りたときの話だ
布団が干せるくらいはスペースがあって子供とよく布団を干していた。
日曜日の朝だけど7時や8時ではなく昼に近い時間だと思う

確かに子供と干していたが
日曜日は遅くまで寝てる人もいるからと
気にはしていた。

その日の夕方オバサンが来た。
オバサンと言ってもお婆さんだ。
70代くらい。

オバサンは言ったのだ

隣に住むものですが
昼間お宅の子供がうるさくて
うちの子が寝れないって怒るんですよ

何の悪気もなく私は
そうなんですね、すみません。
夜間のお仕事ですか?
と聞いた

うちの子もう何年も病気で毎日家にいるもんで
毎回あの庭を使う人には言うんですけど

と去っていった。あとから考えてあの婆さんの子供ってどう考えても40才以上だろう
しかも何年も家にいるってただのニート引きこもりじゃないか。

なんでこれから未来を背負っていくうちの子が
この先他人におんぶにだっこで生きていくであろうテメーの愚息お宅のお子さんに気を使っていかないといけない訳?
ていうかうちの子って…ねぇ

当時25そこそこの私の倍近く生きてるはずだろ
そんなことを考えたらモヤモヤした

気を遣うのはそちらの「こども」(でっかい)じゃないの?

そうは言っても注意されたし
静かにおとなしく過ごしていた。

そんなある日だ

私は北海道から出てきてとある文化に悩まされていた。
雨戸だ。
雨戸がない北海道で育った私はカーテンを閉める感覚で雨戸を閉めるのは良いのだが
朝が暗すぎる。
朝日が入らないと全く起きられないのだ。
会社に遅刻してしまう。

とは言っても雨戸を閉めないのも嫌なので
10センチほど雨戸をあけて寝た(引き戸タイプの雨戸)

朝日が入るぞ!やった起きれる。
これはいい、と続けてたら

ある日こどもを寝かしつけていたら
外でごにょごにょと声がして
その後チラチラと光が部屋を舞った

??気のせいかと思いその日は寝た

翌日も同じ光が入ってきた。光と言ってもレーザーのような光で
間違いなく例のお隣さんが内に向けてきてると
確信した。

だがそれでも無視した。
下手に動いて刺激するのも嫌だった。

三日目はかすかに窓も開けてみた。

すると今度はジジイおじさんの声で
また覗いてる、ほんとに懲りねえ奴だな

覗いてねーよ!!!
懲りないのはお前だろ

ズコーである。勝手に勘違いして勝手に怒ってたのだ。

その場で言った
「窓開けてるだけです、誰がお前んち覗くんだよ毎晩覗いてるのはそっちでしょうが!これ以上やったら警察呼びますよ!」

そして雨戸も窓も閉めてやった。
「警察呼ぶ〇※△」とかなんとか聞こえたが
だいぶ耄碌した歳行った爺さんの声だった。
もういいや徹底的に関わるのをやめにしよう。

いや、待てよ働かないジジババニートの為に
仕事行く私が気を遣うのかよ

理不尽だ理不尽すぎる

でも私は圧倒的弱者の幼児を抱えている
しかも女一人でだ。
ここで敵を作っても仕方ない。
そう思って強力目覚まし時計を買って
日の力を借りずに起きるようになった。

ほどなく私は再婚してそのアパートを出た。
その後の事は知らない。


わがままな主張をしてくる人ってそもそも
他人に寛容になることを「負け」とでも思ってる節があるし
そもそも寛容になるって選択肢がない人もいる。

件のツイートの人のクレーム主も
「自分の為に静かにしたら赤ちゃんを抱えてる家庭が我慢することになる」っいう大前提が抜けてるし
仮に分かってたにしても赤ちゃんに教育しろとかどっか行けとか
いくら何でも想像力が足りなさすぎる。
何人も子供がいたら、一人が病気で寝込んでも他の子は元気なのだよ。
病気の子だけおいて公園行くか?

何の責任も負わない雲の上から
気に入らないことに目くじら立てて我こそが正論と他人を注意してる人は
いざとなったら他人に助けてもらえないよと。

余談アパートの話だが上階のオバサンと会った時
いつもうるさくてすみませんって言ったら

うるさくなんかないよ、小さい子いるんだよねってよく主人と話してたくらいよ!

と言ってくれ
それからパチンコの景品のお菓子をよくくれた。

あのジジババニートはそろそろくたばったろうかと思うし
上階の高齢夫婦は元気にやってるだろうかと思う

人の心なんてそんなもんです
特に私は人間出来てないし。


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