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【脳の取説】覚えない記憶術その2

こんにちは!
やる気と元気の出るコーチ♪
くわはらなおこです(^_-)-☆

今回は、覚えない記憶術 その2 です。

子どもの時はなんでも楽に記憶できていたのに、
ある時から急にできなくなった、
という記憶はありますか?

前は苦労しなくても覚えられてたのに、
「最近、覚えられなくなっちゃった!」なんて
思い始めたこと。

なんでも意識しなくても記憶できる、
というのは、中学生くらいまで。

なぜなら、こどもの頃は、
生きていくために無条件で
様々なことを記憶しないといけないので、
脳は (無意識で)記憶するようにできているんです。

まっさらなスポンジを、
水につけると、どんどん
吸収する、そんな感じですね。


ある時期までの脳は、なにもしなくても、水を吸収するスポンジみたい



でも、成長と共に、脳の状態が変わります。
だいたいそれが中学から高校にかけて。

この年齢になると、いろんな体験も増え、
脳が発達してきて、
これは重要か?なんていちいち考えるように
なるからなんでしょうね。

学校で習う英単語なんて、
生きていく上では、それほど必要ないです。
だから、そのまんまだと、
海馬くん(覚えていますか?)
は、記憶の貯蔵庫にしまってくれません。

だから工夫が必要なんですね。

勉強してるはずなのに・・覚えられない💦のは、脳の性質が変わるから

♪記憶するための、たった1つのコツは、●●●●こと

脳の性質が変わるのか~
もっと早く知っていたかった・・・
ですよね。

でも、これを読んでいるあなたは、
もう知っているわけです。

覚えられないのを、歳のせい、
能力のせいにする前に、
ちょっとためしてみませんか?

ポイントは、
「アウトプットで3回以上思い出す」です。

思い出す、ならできそうではありませんか?(^^♪

♪人間の思い出し方と、Google検索の違いって?


最初に、
記憶について知っておくといいことを、
もう1つお伝えします。

私たちの脳って、
検索機能はそう優秀ではありません

Googleのように、キーワードを入れたら、
すぐ答えがいくつも出る、
のようにいかないんです。

私たちの記憶の思い出し方は、
一つ思い出すと「あ、そうそう」と出てくる。。

つまり、芋づる方式なんです(笑)。


芋づるってこんな感じ

人の体験談を聞いていたら、
どんどん自分の記憶も出てきて「そうなの!私もね・・」
みたいな体験ありませんか?

私も、人の話を聞いていると、
いろいろとアイデアが浮かんだり、
「そういえば、そんなことあったなあ」と
自分の体験を思い出したりします。

  余談ですが、これは、
  コーチとしては少し妨げになることでもあります。
  (相手の話を聞きながら、
  自分の追憶に浸っていてはいけませんよね)

記憶しておく、ということは、
まず、海馬くんに「記憶の貯蔵庫」に入れてもらう
ということ。

そして、ただ単に保管している、
というだけでなく、
必要な時に「記憶の貯蔵庫」から引き出せる必要があります。

では、長く覚えておき、
かつ、使える記憶にするためには?

~複数回【アウトプット】をすることが必要です~


アウトプットと言っても簡単です。

まずは、「あれなんだったっけ?」と思いだしましょう。
思い出すだけなら、
数分あればできる事ですよね。

重要なのは、
思い出そうとすること、そのもの

この行為が脳(海馬くん)にとって
『これは大事』と思わせる
ということなんです。

最初はまだ「記憶の貯蔵庫」ではなくて、
一時置き場みたいな場所(笑)
に記憶はあるそうです。
このままだと、すぐ忘れてしまいます。

というか、忘れるようにできています。

繰り返しますが、

🎶脳は一度では覚えないようにできているのです。

脳の記憶を担当する部分、海馬がすぐ記憶するのは、
「命に係わること」
「重要な事」

そんなことは、毎日そうそうありません。
2日たつと9割!!
忘れるのが私たちの脳なのです。
(これも、学生時代に知っておきたかったですね)

だから、記憶したければ、アウトプット
と言われるわけです。

  なので、何も考えずに漢字を何回も書き写す、
  みたいな、学校の宿題、あまり効果はないそうです。
  頭を使っていませんし、身体の記憶って、あいまいなのです。

ここで注意をひとつ。
ありがちなのは、
覚えられないのを、
自分の脳の能力のせいにするのはやめましょう

もともと記憶力がいい頭がいい人
がいる、というよりは、

年齢に応じた、合理的な覚え方を知って、
それを実践している人がいるだけ。

だと考えてみましょう。

実際私も、前回お伝えした「記憶法」の講座で、
やればできた!という体験をしました。


終わったら直後に「何をやったかな?」と思い出そうとする。
これだけでも立派なアウトプット。
ここから始めてみませんか?

でも、どうやって?


記憶って積立貯金みたい。毎日ちょっとだけやっていると、大きく膨らみます!

簡単です。

家に帰って、家族に
「今日、こんなこと習ったんだよ」
と話す。それでけでもいいのです。

でも、大事なのは、回数です

3回は思い出しましょう!

タイミングとしては、
まず24時間以内に一回!(家族や友人に話す)

翌日1回!(ノートを見返す)
そして、1週間後に1回(次の授業の前に、思い出す)など。。

「自分なりのやり方」を決めておくと良いですね!

繰り返しやっているものは、
記憶の貯金みたいなものができてくるので、
覚えようとしなくても、覚えている、ということが起ります。
この体験をすると、しめたもの。
うれしいですよ~

覚えない記憶術

ぜひお試しください。

この記事がお役に立てば幸いです♪♡


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