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コロナ禍にラーメン屋をノリで始めた大学生が、大阪心斎橋に2店舗目をオープンする話。

2020年。新型コロナウイルスの影響で、世界中が暗くなっていた時、2人の大学生が地元・奈良で、ラーメン屋を始めました。

「コロナ禍」「大学生」「ラーメン屋」

この3つが、この物語最初のキーワードです。

コロナの影響で、充実した大学生活を送れなくなり「人生おもろない。」と嘆いていた代表の西が、「このまま人生を終えるのは嫌だ。」と思い立ち、突然、当時同じサークルで麻婆豆腐が得意料理だった友達(料理長の奥野)を誘い、始めた店が、ならまちの「すするか、すすらんか。」です。

麻婆豆腐だけでは店として成り立たないと思い、当時よく食べていた”ラーメン”と掛け合わせて、麻婆豆腐ラーメン専門店【すするか、すすらんか。(旧名:jinniyah/奈KAMA)を開業。

開業当初の西奈槻と奥野亮太郎

もっと麻婆豆腐の店としてのレベルを上げるために、毎日何十時間も中華鍋をふるい、味がわからなくなるまで修行を重ねました。最初は、大学もバイトも遊びもなくて暇だったからノリで始めただけ。ただ、大学もバイトも遊びもなくて暇だったから始めただけ。自分達がバイトで貯めたお金を全て使い、DIYをして店をオープン!したのはいいものの、「お客さんが来ない」現実を突きつけられました。

店を開いただけでは、お客さんが来ないのは当たり前です。だって、場所は駅から徒歩15分の路地裏。人目にもつかない。ましてやコロナ禍です。

でもオープンしてしまったからには、やるしかないと思った2人は、早朝からビラ配りをしたり、グルメインフルエンサーにDMを送りまくったり、テレビ局へ直接プレスリリースを持って行ったり、SNSで毎日投稿・発信を続けたり、、できることを全てした結果!

今では、Googleの口コミが奈良県No.1の繁盛ラーメン店になりました!

最初は無名で、お客さんも来ない店でしたが、色々な人のお力添えと代表のバイブスから、多数の有名飲食店さんがコラボをしてくださいました。

店を運営していくうちに、なぜラーメン屋をしているのか?という問いに思うような答えが見つけられなくなりました。ただ暇から抜け出すための手段に、ラーメン屋があっただけ。自分たちが叶えたいビジョンについて考え、悩んだ結果、【日本の若者に“選択肢”を示す】ことがしたいという答えにいき着きました。そのビジョンに共感してくれた多数の有名飲食店さんがコラボをしてくださり、徐々にビジョンを体現するラーメン屋へと成長していきました。

すするか、すすらんか。夢を語れ奈良さんコラボ
近大をすすらんか。わっしょいさんコラボ
近大をすすらんか。人類みな麺類さんコラボ
MASHI NO MASHI TOKYOさんコラボ

そして2022年4月、ビジョンを体現するための更なる事業展開のために【株式会社やるかやらんか】を設立し、日本の若者に“選択肢”を示すための活動をしていくうちに、若者に向けた空間や場所を開発したり、企業のブランディングをプロデュースしたりする会社になりました。

そして周りを見ると、やりたいことや挑戦したいことがあるのに、一歩踏み出せていない同世代の若者がたくさんいることに気がつきました。ラーメン屋という手段を使い、自分達の選択肢が増えた今、より自分達の選択肢を増やしながら、「周りの同世代にも刺激を与えたり、人生の選択肢を増やしたりしたい」「自分達の原点である地元奈良を盛り上げたい」という思いも芽生えました。

そんな時、ちょうど大阪心斎橋に店舗を出すきっかけを頂き、

2024年、大阪心斎橋に2店舗目をオープンすることが決まりました!

奈良の玄関口となる、大阪心斎橋に店を構え、店の来店をきっかけに奈良に人を誘致することができること、この挑戦で自分達の、そして若者の人生の選択肢を増やすことができることに可能性を感じています。

2店舗目の経営は、人的にも資金的にも想像以上に過酷ではありますが、「やるか、やらんか。」とうい言葉通り、やってみせます。

詳細は、次回のnoteで。



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