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Reggae Inna Dance Hall Style - vol.5

Burro Banton (2/4)

イェス!イェス!イェス!Volcanoが一番!
我々はBurroの非凡なDeeJayの才能についてたくさん調べた。Burroはインタビューとか写真を撮られるのが好きじゃないし、自身のことについて誰かに説明するってことが嫌いなんだ。彼のボスであるJunjoは、必ず彼はインタビューすると約束してくれてはいたが、我々はあまり期待していなかった。しかしBurro Bantonは明らかに紳士的で魅力と知性にあふれていた。よく祖父母に言われていたことがある、”練習すればきっと上手くなる”。
これは本当だった、毎晩毎晩そのことについて話し続ければ、きっと自分の個性やスタイルを磨くことができる。それ故、我々はBurro Bantonとリリックについてディスカッションを始めた。
著者『あなたは、他のアーティストにあなたのリリックを歌ってもらう必要はありますか?』
Burro『あぁ、歌ってるやつはたくさんいるさ、それは誰も止められないしな。彼ら一人一人がやってくれてるから俺はそれについて特に何も言わないのさ。時々他のDeeJayが、さも正しいようにやってるのを聴くが、俺はもっと上手くそれをできるさ。徐々にレゲエビジネスは広がっている。俺が上手く歌えば、それを聞いた次のDeeJayたちが広めてくれる。
俺は知っての通り8、9年のキャリアがある、俺の歌い方はごく自然に人を虜にするんだ。聴衆が居ればいるほど俺のバイブスは上がる。人は説教を聞きにいったり、女の所に行ったり、日々それぞれ行きたいところに行くだろう、だから人々は一つのファッションに留まることができない、ダンスを避けるのもそれが理由だ。もし一つのファッションに留まれるなら、なんの面白味もない。誰もそいつを欲しがらない。だからいろいろなスタイルを試す。わかってると思うが、俺はDeeJayだ、世界のことをもっと色々知り、色々なところに飛び回りたいがそれは俺にとってかなりハードだ、ジャマイカを離れるのはタフすぎる。ジャマイカにおいて他国のスタイルが流行り出したりはしないか、俺は常に気をつけている。もし俺がジャマイカを離れたりすれば海外のファンクやソウルを聴くことができるだろうが、俺はそんなバイブスはない、俺はジャマイカに居続けるのさ、旅は好きだけどな。そしてDeeJayスキルを磨き続けるのさ。』


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