日記とエッセイの織り交ぜ_2023.07.09 「気にしい」のマナーとモラルの感じ方

今週は、金曜日と土曜日にライブ一本ずつ。
日曜日の今日はゴロゴロしながらこれを書いた。
少し行動的な日と、1日何にもせずに過ごす日…週休2日制で最大限贅沢な過ごし方。


私は現場でお笑いを観るのが好きだ。
だけど元々『気にしい』なところがあるので、ライブに行く度、何かしら思うところがあるというのが正直な話。

でもここで言いたいのは、本当にちょっとしたことだ。
『気にしい』あるある。

例えば、
・電車で、足を広げて隣に座ってくるおじさんとぶつかること
・側で扇子を使って仰ぐ人の風が地味に当たること

「なんか嫌だなぁ」って思う、そんな程度のことだ。

昨今、目につく話題があったり、
私自身がライブに足を運ぶ機会も増えたことで、
お笑いライブに行って思うこと。

「マナーとモラルの違いってなんだろう。」

どちらも根本は気遣いだと思う。

そもそも私自身、100%守れているかと言われると自信はない。
私も人間なので、自分中心の物事の考え方というのは少なからずしてしまうし、それが観劇中に出ていないとも限らず、私自身も誰かの地雷なのかもしれない。

話を戻して、マナーとモラルの違いについて。

マナーは比較的わかりやすい。守らなければいけないものだけど、知っていれば守れるものだ。

観劇マナーとしてお笑いライブで直接呼びかけられているのは、
①携帯の電源を消すか音のない設定にする
②ネタ中の撮影や録音は禁止
(撮影OKなパートでも、動画撮影は禁止)
③劇場内の飲食は禁止
(会場によっては、水分補給はOK)
④帽子を脱ぐ
その他、劇場によってはマスク着用…これくらいだろうか。

あとは基本温かい姿勢でいること…これもマナーに当てはめたい。
私自身、特定の芸人さん目当てで現場に行くというのが正直なところだが、知らない芸人さんと出会えるのはラッキーだと思っている。
初見で観るネタって純粋に楽しいし、思いもよらないネタに出会えて、自分の笑いのツボにガッチリハマった時なんかは感動だ。
きっかけが特定の芸人さんであれ、私は単純にライブそのものを楽しみたい。


マナーに準じて実際気になったことで言えば、
後ろの人に座席を何度も蹴られてしまったことくらいだ。
こちらはストレートに嫌。要は集中させてほしい。

次にモラル。
観劇のモラルを守るとは、気持ちよく見れるように配慮するっていうことらしいけど、その基準がまず難しい。
多分、人によって気になる点が違うからだ。

私の場合も、少し小うるさい話になってしまう。

とある会場で、後ろの席が手を叩いて笑うタイプの人だった。
私の頭の後ろでバチバチと鳴り続ける音で、笑いが引っ込んでしまうことがあった。

手を叩いて笑うこと自体は悪くないと思う。
ただちょっぴり、目の前に人の頭があることを気にしてくれないかな…というのが私視点の正直なところ。少し腕を下げてくれるだけでも違うのかも。

他にも、リアクションが笑うではなく、何か呟く(喋る?)人の隣に座った時とか。

笑い方も、楽しいというリアクションの取り方も人それぞれで、そこに正しいも間違いもない。
『気にしい』な私こそ、ライブに行くことが向いていないのかもと感じる。

それでもお笑いが大好きになってしまった。

幸いにも、芸人さん自身が「なんか嫌だなぁ」を声に出してくれる機会は少なくない。
そこまで来たら、もうマナーとして知って守るスタンスでいたいと思う。

これからも芸人さんへのリスペクトと、
人対人としての気遣いの心は忘れずに、気持ちよく過ごしたい。

お互いにそう思えていたらいいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?