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開催レポート NPOとの交流で考える「今できる社会人の地域活動・ボランティア」

こんにちは!横浜アクションプランナー、略してYAP(ヤップ)です。

2020年11月29日(日)にYAP10周年企画『NPOとの交流で考える「今できる社会人の地域活動・ボランティア」』と題した交流会・意見交換会を開催しました。

参加者は、YAPがこれまでお世話になってきたNPO・地域団体(7団体)の方々と、YAP社会人メンバー7名。

※団体名:WE21 天王町店、ミニシティプラス、大倉山おへそ、地球学校、ほどがや市民活動センターアワーズ、草の根援助運動(団体概要は記事末尾を参照)

地域、活動領域、活動の対象者も異なるため、団体さんにより状況も課題も様々でした。

・コロナ禍で今どのように活動しているのか?
・活動を継続する上での課題や取り組み
・新しく始めたことは?
・社会人の活動希望者やボランティアは何ができる?
                        
のテーマで、生の声を直接伺うことで、YAPメンバーも活動へのヒントをいただきました。

この記事で、当日の模様をお届けします!

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▼制約の中で『できること』を!

どの団体もそれぞれ工夫をこらしながら、利用時間を制限、3蜜を避けた活動、オンラインでの活動、感染症予防に注意を払った活動etc...で活動を再開させているようです。

《再開して出来るようになったこと》
・地域に根付いている拠点だからこそ、リアルに人と人とがつながりにくい中での懸け橋になることができる。
・オンラインを使用することで遠くの人と交流することができるようになる。時間や場所に縛られることなく、活動することができる。
 オンラインに消極的だった人も、オンラインに慣れることができた。
・部活の中止や外出自粛で、参加したいというニーズは増えている。

《困難さを感じること》
・歌や英会話、シニア中心の活動など、再開しにくいものも多い。
・相手の気持ちが読み取りにくく、交流が深めづらい。
 →お年寄りや、子どもなど、機会を用意できない場合がある。
・大々的に広報ができない。

そして、どの活動においても挙がったのは、
『新しい人が活動や団体に参加したり、新しい利用者が増えたりすることへのハードルが上がった。』ということ。

さて、初めての『コロナ禍』を、それぞれの方法でくぐりぬけてきた団体の皆さん。
今後はどのように考えているのでしょう。

▼新しいやり方を探っていく

今の状況が改善されようとしまいと、「戻るというよりは新しいやり方を探っていく」と話された参加者の言葉に、どの団体からの参加者の方もうなずいてらっしゃいました。

「オンラインとオフラインをどうやってうまくミックスさせていくかが大事」
そう話す団体さんたちを、私たちYAPはどうやってお手伝いしていけるのでしょう。
私たちも新しいやり方を探っていかなければいけません。

今回、YAP10周年を記念して開催したこの会でしたが、状況を共有することで団体さん同士の横のつながりを作ることができました。

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参加者感想

ここで、参加者の感想を紹介します。
平良くん
今回の交流会はコロナの影響で、オンラインでの開催でした。他の地域の方々の近況報告を聞いたところ、今年はコロナ禍でイベント等が中止や縮小したという事で、僕自身も参加したかったのですが、参加できない事があったりと、人と会う機会が殆どありませんでした。このご時世人と会う手段としてはほぼオンライン(リモート)だけで正直物足りない感はありました。しかし横浜から遠く、中々顔出せない人でも気軽に参加出来るというオンラインのメリットに気付くのに時間がかかった自分がいました。その中で近況報告等が聞けたりして、楽しかったです。
やはりオンラインも良いのですが、僕としてはリアルに活動の参加等の交流がしたいと思ってるので事態が落ち着くのを願うばかりです。


梅里さん
今回YAPの10周年同窓会第2段を開催しまして、参加者の方から多かったのはやはり、コロナの事。
コロナのなか、イベントを思うように開催できなくなったり、会って話をすることさえ難しく、Zoom等を使った会議中心の集まりが殆どで早くリアルで集まれるようになったらいいね。というのが大半だったように思います。しかし、その中でもZoomを使うことによって遠くにいる人でも参加できるようになったりと、Zoomだからこその利点も上がっていました。ただ、このようなインターネットはそもそも使い方が分からないと毛嫌いされるかたもいらっしゃることも事実としてあるのも現状です。
と、色々な意見交換が出来たのではないかと思います。
なのでこれからのYAPとしてこの繋がりを活かしてZoomのようなツールを教えてくれる方と分からない方を繋げるような地道ですがその様な活動が出来ていけたらいいのでは?と、今回の会ではそんな感想を持ちました。

参加団体概要

● WE21 天王町店
環境破壊・貧困の解決に向けて考え・行動する市民を広げていくため、リユース・リサイクル、民際協力、共育・政策提言を柱に活動
http://test2.we21japan.org/shoplist/tennocho.html

● ミニシティプラス
子どもによる街づくりのイベントを中心に、子どもたちが地域の魅力に気づいたり、地域について考えたりできる活動を行っている。
https://minicity-plus.jp/

● 大倉山おへそ
商店街・大倉山地域のインフォメーションセンター
https://www.ok-oheso.com/

● 地球学校
さまざまな国の皆さんに日本語学習を通じて、豊かな未来を描くための多文化交流事業
https://chikyu-gakko.org/

● ほどがや市民活動センターアワーズ
市民活動・生涯学習が地域に根付き、だれもが心豊かに暮らせる社会を実現するための施設
http://hodogaya-ours.jp/

● 草の根援助運動
インド・インドネシア・フィリピンの人々の支援とともに、スタディツアーや国内におけるセミナーなどの開発教育活動、政策提言活動など様々な活動を行っている。
http://p2aid.com/

● NPO法人アクションポート横浜
若者とNPOをつないでまちを盛り上げるNPO。
「まちにたくさんの主人公を!」を合言葉に、
まちにたくさんのコミュニケーションとコラボレーションを生み出し、
新しい価値を創り出すための活動を推進します。
https://actionport-yokohama.org/

● 横浜アクションプランナー(YAP)
わたしたち。私たちは、社会人にとって関わりやすい「地域参加の入り口」をつくりながら、20~40代の社会人が、それぞれのペースと興味で活動中!
https://yap.actionport-yokohama.org/

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