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いつまで子ども。ずっと子ども。

知的障がいのある息子は、22歳になりましたが、頭の中は3,4歳ぐらいかな・・・おそらくずっと子どものままです。それでも少しは成長していくので、終わりのない子育てだと思います。

健常である娘は、就職し独立しています。コロナ禍の就職、一人暮らしは思いの外、強いストレスだったようで、身体のあちこちの不調があります。コロナの流行中は社命もあり、行き来はできませんでした。

引越しの次に訪ねたのは、1年近く過ぎた頃だったでしょうか。訪ねてみると、ゴミ屋敷1歩前の凄まじく荒れた部屋になっていました。わたしは黙々と片付け、掃除をしました。6時間15分かかって、ようやく元通りの部屋になりました。娘は会社に通うだけで精一杯だったようです。

そのあとも海外出張に行ったりと、コロナ禍の会社員生活は、側で見ているとかなり過酷なものでした。しかしすべてにおいて社会人である娘自身の選択なので、体調管理に関することだけは、意見しましたが、基本的には見守る姿勢を通してきました。

なんとか無事に帰国しましたが、そのあとも体調が芳しくないようでした。GWで久しぶりに帰宅しましたが、満身創痍の状態でした。昨日、夜中にひらめく、という表現はおかしいかもしれませんが、「地元に帰すべきだ。」いう考えが唐突に浮かんできました。

長い人生、何においても身体が資本です。旅行で不在の娘が帰宅するまでに、考えをまとめておきましょう。むかしは「いつまで子どもな。早く大人になってちょうだい!」と育児をしてきましたが、結局わたしにとって子どもは、ずっと子どもなのです。親の義務と責任は永遠に続きます。娘とじっくり話し合って、より良い打開策を見つけていこうと思います。


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