FF比にこだわるのをやめたい話
凄い人だらけのインターネット。
でも、有名になれるのは本当に「凄い人」だけなのだろうか。
凄い人は、発信するだけで人が集まってくる。
当然、FF比だって、フォローしている人の数は少なくて、フォロワーさんは〇万と莫大な数だ。
だけど、インフルエンサーは、そういう人だけなのだろうか。
私は「身近な人」として有名になりたい。
今回はFF比について思うことを書いた。
インターネットで有名になるということについて
まずは、こちらの二つの記事を紹介する。
私はこれらを読んで、SNSで感じていることを形にしてみようと思った。
これらは「何者かになりたいインターネット」と「フォロワー数」、それぞれ違うテーマの話だが、共通する部分もあるだろう。
FF比って何?
まず、FF比とは、SNSのフォロー・フォロワー比のことを指す。
FF比とは、フォロー数に対するフォロワー数の割合、つまりフォロワー数÷フォロー数の値となります。
引用元:SociarDog-「FF比」とはなんですか
http://cheetah-help.appspot.com/43
要するに、フォローしている人の数に対して、どれぐらいフォローされている人がいるかという比率だ。
今のインターネットでは一般的に、「フォローしている人率・フォローされている人率が高い=凄い人」と言われている。
やはり、私もFF比が高い人を見ると、「影響力がある人」だなぁと思ってしまう。
だが、ちょっと待って欲しい。
本当にFF比が高い人だけが「影響力がある」のだろうか。
「すごい人」と「すごい人」を目指す人だらけのインターネット
インターネットは凄い人で溢れている。
そして、今の世の中は凄い人たちの影響力を利用したビジネスに溢れている。
フォロワー〇人以上の人優遇、なんて飲食店やライター募集が現れて久しい。
きっと、今日も「凄い人」の力によって多額のお金が動いている。
口コミの力は偉大だ。
そうした「凄い人」にあこがれて、世の中は「フォロワー数の増やし方!」なんて記事に溢れている。
noteでも、おそらくそれを読んで、「本当に私のnote、読んだの?」という人からフォローが来たりする。(後で読む派ならすみません)
また、私がnoteを始めたての頃、何件もの記事を欠かさず「スキ」してくれた人が、フォローしたら嘘みたいにスキしてくれなくなった、なんて人もいた。
詐欺みたいでなんだか嫌だ。
以来、その人の発信をあまり信頼していない。
だが、私も「書籍を出せるような影響力のある人」になりたくて、その人を真似ていた時期がある……非常に申し訳ない。
実を言うと、私も「FF比が高い方がすごい」という考え方で凝り固まっていたのだ。
多分、インフルエンサーを目指す人たちは、そういう考え方の方が多数派だ。
インターネットの高みを目指す人たちは「たくさんのフォロワーのいる凄い人」を目指している。
だが、一度待ってほしい。
そんな虚しい方法でフォロワーを増やしていいのだろうか。
「奇抜なことじゃないからいいでしょう」と思うかもしれないが、その方法が本当に「影響力のある人物」作りに効果的なのだろうか。
そして、影響力のある人物になってどうしたいのだろうか。
■「凄い人」じゃなくて「身近な人」になりたい
私はnoteで、このFF比をそこまで気にしない事にしている。(Twitterでは結構気にする。)
今、私はnoteで「身近な人」を目指している。
握手会とか、会いに行けるアイドルとか、そういう類の「身近さ」ではない。
いきなり多額のサポートを貰って「会おう」とか言われても普通にノーだ。
また、いつもクソリプに笑顔で対応するとかはしない。
クソリプやセクハラリプライとか「人との付き合いでやってはいけない人」は普通にブロックする。
これを自称するのは本当に嫌なのだが、残念ながら私は繊細だから潰れてしまう可能性がある。
身近な人というのは、「気になった記事は読みに行く」や、気になった記事は積極的にTwitterで宣伝するとか、そういったフットワークの軽い人になりたいのだ。
申し訳ないことに、気分にムラがあるせいで、毎日沢山の記事を読むことはできないし、毎日フォロワーさんの作品全部を読むことは難しい。
私は、このnoteで「私をフォローすると記事で楽しくなれるし、気に入った記事は拡散してくれる人」になりたいのだ。
なので、まずいつも読んでくれている人のフォロワー数をひとつ増やせればと思う。私がフォローするのだ。
深津さんの記事でフォロワー数は戦闘力ではないと言っているが、多ければ心が安心するのだって事実だ。
逆に、全部の記事は読めないため、それぐらいしかできなくて申し訳ない。
これは大切なことなのだが、「いつも読んでるのにフォローしてないじゃん!」という人は遠慮なくコメント欄に書いてほしい。
文面を考えるのが苦手な人は、(^o^)丿みたいな、手を挙げる顔文字で言い。
残念ながら、私生活がだらしなかったり、酷くずぼらのため、なかなかチェックの目が届かない。
フォローバックを目的とした、フォロワー数を増やすためだけに私をフォローしている人もいるはずなので、無暗にフォロー返しに行けないのが実情なのだ。
目標フォロワー数を達成した先に、「目的」はあるのか
また、私が上に挙げた二つの記事に重なる部分はあるが、とても重要なので繰り返していく。
インターネットの高みを目指す人には、例の裸足でアメリカ中学生のように、有名になることが目標だったり、「とりあえず有名になってから考える」という人が少なくないと思う。
それの何が危険なの? と思うかもしれない。
だが、有名になったところで誰かを元気づけられるどころか、周りが真似してしまう悪い影響になる可能性が高いからだ。
ちょうど、SNSには某寿司チェーンの動画のように、「明らかに会社に迷惑をかける悪い行動」を真似する人は後を絶たない。
その行動によって、そういう困った人を量産するような人になってしまう可能性があるのだ。
私は「有名になれるなんて無理だ」とは言わない。
世の中は効率的に有名になる方法に溢れているからだ。
なので、目標・有名になるための目的を選んで、それに繋がる道筋を立てるべきだと思う。
あなたにとっての発信が、あなたにとって最良のものでありますように。
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