鉄印帳旅(平泉から花巻へ) #283
前回からの続きです。
平泉文化遺産センター
牛の博物館から中尊寺の辺りに戻ってきました。
レンタサイクルの返却時間が迫ってきており、悠長に観光している場合ではありません。
とは言え、平泉ってどうだった？と聞かれて、中尊寺に行っただけ。
というのも寂しい。
なので平泉文化遺産センターにやってきました。
ですが、こちらの展示は入り口のものだけ写真撮影可となっており、中の展示は撮影不可でした。うーん、残念。まぁ、芭蕉の姿を見れただけでもよいか。
毛越寺
平泉文化遺産センターから気持ちよく坂を下っていくと右手に広い敷地。
伝普賢堂跡と書かれてある場所がありました。この敷地の向こうに毛越寺という有名なお寺があるようなので行ってみます。
「行ってみます」そう言いつつ、もうレンタサイクルを返却する時間。
700円も払って、十分に回れるのか？いや、絶対に無理。
返却まであと30分。
普通は中尊寺と毛越寺を見学するので4時間なんだろうね。
2kmはなれた坂の上にある牛の博物館が遠すぎた。（後悔はしていない）
ということで毛越寺のお参りは諦めます。
弁慶力餅
駅に戻ると弁慶力餅の競技が終了して結果発表をやっていました。
まずは自転車を返却して、それから周囲を散策。
スタートして、ゴールの文字。
駅前のロータリーを使っての競技だったんですね。
左にあるのは前年より前の記録。
女性の結果発表が聞こえて200mを超えたとか言ってた。
いったい何kgの餅を運んだのだろう？
男性の記録が50mぐらいだけど。
どんな競技なのか眼の前で見たかった。😁
なんとなくこれを運ぶのかな？って思うけど。
駅前にわんこそばのお店があったので入りたかったのですが、当然のごとく関係者、見学者でいっぱい。
空腹がガマンの限界を超えたので、駅のコンビニでおにぎり１つとお土産の弁慶力餅をゲット。
おにぎりだけ食べてガマンですけどね。
平泉駅から花巻駅を目指して出発。
行きに人が多すぎて撮れなかった顔はめも撮っておこう。
花巻駅
花巻駅に着きました。
どこか見学できる場所がないかなと周囲を散策。
賢治は温泉にも浸かってたの？
確かにお金を持っている家で、病気になったら温泉治療には行きそうだけど。どこの温泉に行ってたんですかね？
花巻駅周辺地域再発見マップなるものを発見。
地元の小学生が書いたのかな？
この中で気になるのは・・・。ようし、行ってみよう。
馬面電車と市民の家
観光案内所で
「馬面電車を見たいんです」
と尋ねると、とても丁寧に教えてくれました。
駅の東口に行った方がいいらしい。
駅の西側には花巻電鉄「花巻駅」の跡地についての説明がありました。
ちなみに宮沢賢治が亡くなったのは昭和８年
最初に開通したのは赤い線の方。東北で初めての電車が通ったらしい。
道路の端っこを利用して走っていたらしく1.6mの幅しか使えなかったから狭い電車となったらしい。
その後、花巻温泉が開発されて、そちらにも鉄道が開通したんだって。
鉛温泉って鉛が入ってるのかな？
体に悪くないの？一度、行ってみたい。😁
まぁ、そんなわけで歩いて電車のある方に向かいます。
この道も昔は線路だな。
しばらく進むと公園が見えました。
馬面電車とは？
どれほどのものか見せてもらおうか？
向かい合った乗客の膝と膝が当たるんだって！
マッチ箱電車、ハーモニカ電車も分かる気がする。
ハーモニカは銀色のイメージあるけど。
網はない方がいいなぁ。
これでも９トンあるの？
トンと読んだけど、たぶんトンだよね？
思いっきり、腕を伸ばして車内を撮ろうと試みるけどまぁ、キレイには撮れませんね。中が暗くて反射が邪魔してしまう。
趣のある市民の家。
旧花巻町の庁舎だったらしい。
見学できると良かったんですけどね。
さぁ、晩ごはんを食べるぞ！
今日は弁慶餅とおにぎり１つしか口にしていないので腹ペコです。
とりあえず、駅前に戻ろう。
続く
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